下鴨神社とホタルの光
2006年10月27日 渡辺美里京都に移ってから10年ほどになるが、下鴨神社の中に入るのは今日が初めてである。入って見てわかったのは、入口から鳥居まで100メートル以上歩く必要があることだ。そこを通りすぎると人がたくさん集まっている。
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
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