朝食をとるべきか、という愚問
2015年3月13日 日常清々しい朝、というものを経験した記憶が自分にはない。20代半ばまでは上の血圧が100を切るほどの低血圧で、とにかく朝起きるのが苦痛でしかたなかった。
社会人になってから血圧だけは正常値に近づいていったものの、目が覚めたときの苦しさや気持ち悪さは基本的に変わっていないと思う。
目が覚めて頭がそれなりに動くまで2時間くらいは必要だろうか。そんな人間だから朝食も美味しいと感じたことはない。ただ、朝食は取ったほうがいい、という強固な思い込みもあってか、よほど寝坊などしない限りは食べるようにしている。
しかし、なんとなく自分の生活スタイルに合わないなあ、と事あるごとに違和感を抱いていた。
先日Facebookか何かに流れていた情報だったが、一流アスリートといえる人でもきちんと朝食をとってない人が多いという話を見かけた。朝食をとるのが体に良いか悪いか、という問題は現在も結論が出ていないようである。
しかし、よく考えてみると上の命題の統一見解を出すというのはほとんど意味がないことに気づいた。人の身体は千差万別であり、体調の良し悪しだってそれぞれ違うからだ。
アスリートが実践している健康法を特に大きな運動をしないサラリーマンが真似することが適切なのか。日野原重明さんのような人と同じようなことを10代20代の若い人たちが手本にするのもナンセンスだと思う。
そんなことを考えて、自分の朝食についても見直してみることにした。
まず、起きたときのお腹の状態を分析してみる。だいたいの場合、胃のあたりが重く感じて食事をしたい気持ちになることはない。一方、何も食べなかったら午前中の早い段階で空腹感がおとずれる(そこそこ食べても正午にはお腹が鳴ってくる)。だから、朝食を全くなくすという選択もしたくない。
そこでここしばらくは、朝はカップで売っているスープや雑炊、あとは緑茶やココアなどにしている。要するに、液状で胃腸に負担があまりかからないようにした食事に切り替えたのである。
そうしてからの体調はおおむね良好といえる。お腹が重たく感じないし頭も以前よりはスッキリした気がする。
もちろん、良いことばかりでもない。空腹感が始まる時間が以前より1時間くらい早くなってもきたのだ。しかし、まあ昼前は腹が減るものだ、と言い聞かせれば切り抜けられる気がする。
別にこの方法は他人に勧めたいわけではない。朝食を全く食べない人もいれば、しっかり食べないと午前中を乗り切れないという人だって存在するに決まっている。そうではなくて、自分の体調にとって何がベストか、ということを見究められることが大事なのだ。
誰になんと言われようと私はこのやり方で何年も調子良く生活してるんだ、と自信をもって言えることが一番であり、またそれが本当の「自己管理」というものだろう。
もうしばらく、自分の身体と相談しながら、朝の生活のあり方を模索していきたい。
社会人になってから血圧だけは正常値に近づいていったものの、目が覚めたときの苦しさや気持ち悪さは基本的に変わっていないと思う。
目が覚めて頭がそれなりに動くまで2時間くらいは必要だろうか。そんな人間だから朝食も美味しいと感じたことはない。ただ、朝食は取ったほうがいい、という強固な思い込みもあってか、よほど寝坊などしない限りは食べるようにしている。
しかし、なんとなく自分の生活スタイルに合わないなあ、と事あるごとに違和感を抱いていた。
先日Facebookか何かに流れていた情報だったが、一流アスリートといえる人でもきちんと朝食をとってない人が多いという話を見かけた。朝食をとるのが体に良いか悪いか、という問題は現在も結論が出ていないようである。
しかし、よく考えてみると上の命題の統一見解を出すというのはほとんど意味がないことに気づいた。人の身体は千差万別であり、体調の良し悪しだってそれぞれ違うからだ。
アスリートが実践している健康法を特に大きな運動をしないサラリーマンが真似することが適切なのか。日野原重明さんのような人と同じようなことを10代20代の若い人たちが手本にするのもナンセンスだと思う。
そんなことを考えて、自分の朝食についても見直してみることにした。
まず、起きたときのお腹の状態を分析してみる。だいたいの場合、胃のあたりが重く感じて食事をしたい気持ちになることはない。一方、何も食べなかったら午前中の早い段階で空腹感がおとずれる(そこそこ食べても正午にはお腹が鳴ってくる)。だから、朝食を全くなくすという選択もしたくない。
そこでここしばらくは、朝はカップで売っているスープや雑炊、あとは緑茶やココアなどにしている。要するに、液状で胃腸に負担があまりかからないようにした食事に切り替えたのである。
そうしてからの体調はおおむね良好といえる。お腹が重たく感じないし頭も以前よりはスッキリした気がする。
もちろん、良いことばかりでもない。空腹感が始まる時間が以前より1時間くらい早くなってもきたのだ。しかし、まあ昼前は腹が減るものだ、と言い聞かせれば切り抜けられる気がする。
別にこの方法は他人に勧めたいわけではない。朝食を全く食べない人もいれば、しっかり食べないと午前中を乗り切れないという人だって存在するに決まっている。そうではなくて、自分の体調にとって何がベストか、ということを見究められることが大事なのだ。
誰になんと言われようと私はこのやり方で何年も調子良く生活してるんだ、と自信をもって言えることが一番であり、またそれが本当の「自己管理」というものだろう。
もうしばらく、自分の身体と相談しながら、朝の生活のあり方を模索していきたい。
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