部屋に戻るとポストに見覚えのない郵便物が入っている。内側にプチプチの入った正方形の封筒だ。送り先は「Epic Records Japan Inc.販売促進部」となっている。CDでも入っていそうな雰囲気だ。
すぐその場で開けてみると、写真のようなものが5枚入っていた。これは何かといえばハガキである。同封された文書には、
「ご当選おめでとうございます!
拝啓
日頃より渡辺美里を応援していただき、ありがとうございます。またこの度は渡辺美里のアルバムCD『ココロ銀河』、ライブDVD「Voice1」をお買い求めいただき、重ねてお礼申し上げます。
『「ココロ銀河」、「Voice1」ダブル購入者プレゼント』に当選されましたので、ここに賞品をお送り致します。
今後も渡辺美里へのご支援よろしくお願い致します。
敬具
(株)EPICレコードジャパン」
そういえば、CDとDVDを買った時の懸賞に応募していたのをすっかり忘れていた。確か3人にプラネタリウムが当たるんだったな。
しかし、こういうハガキをもらっても使う気が起きないし、どうしようか悩んでしまう。
すぐその場で開けてみると、写真のようなものが5枚入っていた。これは何かといえばハガキである。同封された文書には、
「ご当選おめでとうございます!
拝啓
日頃より渡辺美里を応援していただき、ありがとうございます。またこの度は渡辺美里のアルバムCD『ココロ銀河』、ライブDVD「Voice1」をお買い求めいただき、重ねてお礼申し上げます。
『「ココロ銀河」、「Voice1」ダブル購入者プレゼント』に当選されましたので、ここに賞品をお送り致します。
今後も渡辺美里へのご支援よろしくお願い致します。
敬具
(株)EPICレコードジャパン」
そういえば、CDとDVDを買った時の懸賞に応募していたのをすっかり忘れていた。確か3人にプラネタリウムが当たるんだったな。
しかし、こういうハガキをもらっても使う気が起きないし、どうしようか悩んでしまう。
「FC会員の方にどこよりも良い席をご用意いたします。」
2007年9月29日 渡辺美里渡辺美里のファンクラブ「DO!」から封書が届いた。時期からして予想はついたが、内容は横浜と熊本でのライブの様子を紹介したものだった。しかし、他にいくつか気になる情報も入っている。
一つは、
「2008年1月1日よりFCが生まれ変わってOPEN!!」
というものである。いろいろ変更があるが列挙すれば、
(1)ファンクラブ限定WEB・モバイルOPEN!!
(2)入会金が無料
(3)ファミリ−会員割引START
(4)ファンクラブの集い開催
(5)会場でのファンクラブ会員優先入場
(6)ポイント付の新会員カード発行
(7)ファンクラブ継続特典プレゼント
(8)BIRTHDAY CARD・年賀状のプレゼント
となっている。パッと書いて分だけでは意味不明なものもあるけれど、色々と特典が増えるのは歓迎したい。ただ、今ごろになってここまでファンクラブに力を入れだす理由がよくわからない。ファンの減少に歯止めをかけるため危機感を募らせているのだろうか。
そしてもう一つは、来年の元日にライブをおこなうという知らせだ。会場は渋谷C.C.Lemonホール(かつての渋谷公会堂)である。開演時間はなんと午後3時半!日帰りも可能だ。
元日ライブは唐突だが、それよりも衝撃的だったのは、
「FC会員の方にどこよりも良い席をご用意いたします。」
という一文だった。
日記でも何度か書いているけれど、FCでチケットを先行予約してもあまり良い席に当たらないことが多い。さまざまな特典も良いかもしれない。しかしFCに入る特典というのはこういうことが最も大事なことではないか。
この一文を信じて、送金締め切りの10月14日(日)までにチケット代を入金したいと思う。
一つは、
「2008年1月1日よりFCが生まれ変わってOPEN!!」
というものである。いろいろ変更があるが列挙すれば、
(1)ファンクラブ限定WEB・モバイルOPEN!!
(2)入会金が無料
(3)ファミリ−会員割引START
(4)ファンクラブの集い開催
(5)会場でのファンクラブ会員優先入場
(6)ポイント付の新会員カード発行
(7)ファンクラブ継続特典プレゼント
(8)BIRTHDAY CARD・年賀状のプレゼント
となっている。パッと書いて分だけでは意味不明なものもあるけれど、色々と特典が増えるのは歓迎したい。ただ、今ごろになってここまでファンクラブに力を入れだす理由がよくわからない。ファンの減少に歯止めをかけるため危機感を募らせているのだろうか。
そしてもう一つは、来年の元日にライブをおこなうという知らせだ。会場は渋谷C.C.Lemonホール(かつての渋谷公会堂)である。開演時間はなんと午後3時半!日帰りも可能だ。
元日ライブは唐突だが、それよりも衝撃的だったのは、
「FC会員の方にどこよりも良い席をご用意いたします。」
という一文だった。
日記でも何度か書いているけれど、FCでチケットを先行予約してもあまり良い席に当たらないことが多い。さまざまな特典も良いかもしれない。しかしFCに入る特典というのはこういうことが最も大事なことではないか。
この一文を信じて、送金締め切りの10月14日(日)までにチケット代を入金したいと思う。
渡辺美里「ココロ銀河」(07年)
2007年9月27日 渡辺美里 コメント (2)
(1)その手をつないで
(2)KISS & CRY
(3)私のカルテ
(4)ココロ銀河
(5)熱情
(6)青い鳥
(7)輝く道
(8)夏だより
(9)Cosmic Girl
(10)風待草 〜かぜまちぐさ〜
(11)また、明日
(12)おねがい太陽 〜夏のキセキ〜(album mix)
「ココロ銀河」は19枚目のオリジナル・アルバム(ベスト・アルバム、ミニ・アルバム、ライブ・アルバムは除いた数。カバー・アルバム「Cafe mocha 〜うたの木〜」は含めた)だ。まもなくアルバムをともなった「ココロ銀河ツアー」が始まる。この時期を逃したら作品の感想を書けそうもないし、この日の日記に載せようと思う。
その前に私が渡辺美里のどのような聴き手なのかを長々と述べさせてほしい。「渡辺美里のどこが好きなの?」という質問をされたら、迷わず「声」と答えている。私としてはその声を聴いて気持ちよくなっていればそれで十分なのだ。それ以外は特に求めるものはない。そんな人間だから現在にいたるまでファンを続けていられてきたのだろうと自分なりに分析している。今回はその彼女の「声」についての思いを色々書きながら「ココロ銀河」の感想につなげることを試みる。
本音を言うと、彼女の声で最も好きな時期はアルバム「BREATH」(87年)あたりからシングル”いつかきっと”(93年2月)までである。単に力強いだけでなくしなやかな部分も兼ね備えた当時の彼女を超える表現者は、誰に何と言われようと、自分の中には存在しない。あれは92年8月18日(当時の私は高校1年だった)、北海道は真駒内アイスアリーナで初めて体験した彼女のステージは、100以上のライブを観た現在でも最高のものである。当時の映像作品でも確認できるけれど、会場全体に生の声を響き渡らせるパフォーマンスなど、その表現力に圧倒されたことはいまでも生々しく記憶に残っている。この時の私は自他ともに認める彼女の「信者」であったのは間違いない。もしかしたら音楽ファンとして最も「幸せ」(あくまでカッコつき)だった頃かもしれない。
そんな思いが変わったのは、忘れもしない93年6月30日、シングル”BIG WAVEやってきた”の出荷日だった。高校から帰る途中のCDショップでシングルを買い、家に戻ってすぐ聴いてみたのは言うまでもない。これまでの作品は聴いた瞬間から引き込まれるような状態だったけれど、今回は具合が違っていた。曲が自分の中にスッと入ってこないのである。カップリング曲の”素直に泣ける日笑える日”についても同様の印象だった。結局その日は10回ほど繰り返し聴いたけれど、その思いは消えることがない。
彼女の声が変わったのでは?、という認識をもったのは実にこの時からである。しかし、実際のところ何がどうなったのか自分には説明ができない。録音の仕方なのか、歌い方なのか、それとも歌声が衰えてきたのか。とにかく、一言でいえば「彼女らしさ」が薄れていった、というのが率直な印象である。
理由はどうあれ、翌年のアルバム「Baby Faith」(94年)が、”BIG WAVEやってきた”を含む前作「BIG WAVE」(93年)の半分ほどのセールスになってしまったから、私と同じような思いを持った人も少なくなかったといえよう。この時、ファンというのはそんなにバカでもないんだな、とセールスが落ちたのを妙に納得したものである。
それから95年のベスト盤「She loves you」をはさみ、「Spirits」(96年)、「ハダカノココロ」(98年)とアルバムを出すも、売り上げもスケールも着実に落ちていく。私ですら、新作を聴くのも嫌になっていた時期があった。
ともかく転機は93年だった。「BIG WAVE」において無理に自分のスタイルを破壊して「彼女らしさ」を失い、それが原因で売り上げが落ちていく。売り上げの低下を受けて、また無理に試行錯誤をしてますます「彼女らしさ」を失い、さらなる売り上げの低下・・・という繰り返しが渡辺美里の現在までにいたる10数年間だった、というのが私の中での仮説である。
この文章を書くにあたり、過去10年のオリジナル・アルバム(「ハダカノココロ」から「ココロ銀河」まで)をダーッと聴いてみた(こんなことをしているのは日本で自分だけだろうな)。この期間で私のベストは00年の「Love GO! GO!」という思いは今でも変わらない。この「Love GO! GO!」は、失いつつあった彼女の力強さや可愛らしさ、さきほど述べた「彼女らしさ」がいくぶん回復したように思えたからである。
しかし、続く「ソレイユ」(01年)、「ORANGE」(03年)、「Blue Butterfly」(04年)は、また低迷したような感がある。けっこう気に入っている前作「Sing and Roses」(05年)にしても、いま聴き返してみれば歌声はこれまでと顕著な差はない。
「Love GO! GO!」のところで「力強さ」という表現を使ってしまったが、、別に「Love GO! GO!」も、いま聴いてみた限りでは、”BIG WAVEやってきた”以前の「力強さ」があるわけではない。では、何が違うのだろうか。そう考えながらCDを聴いているうちに、今度は彼女の声の「伸び」が気になってきた。
この10年ほどの彼女は自分らしい歌い方ができてなかったと感じる。それが結果として「彼女らしさ」を失わせたのではないか。時には、自信がなさそうに歌っているような印象を受けることもあった。端的に言えば、萎縮して歌っている、とでも言えば良いだろうか。「Love GO! GO!」はそうした声の「伸び」が、ここ数年の作品と比べればの話だが、よく出ているように思える。
大きく回り道をしてしまったけれど、では今回の「ココロ銀河」はどうかといえば、この10年の作品ではもっとも彼女らしく歌えた作品といえるのではないだろうか。力強さはやはり求めるべくもないが、自分の持ち味を出すような歌い方にはなっている気がする。平たく言えば、のびのびと歌っているのだ。聴いている側にもそれが伝わって気持ちが良い。ここ最近の作品では珍しいくらいにCDを繰り返し聴いているのはそうした理由からだと自分では思っている。
また、本作の楽曲はこの10数年で最も充実している作品ではないだろうか。「名曲だらけ!」とまでは言うつもりもないが(そんなことは、ちっとも思ってない)、そこそこの水準の曲は揃っている。アルバム全体を評価する場合にこういう点は重要だ。
ただ個人的に川村結花の楽曲はあまり好きではない。タイトル曲”ココロ銀河”は奈良の薬師寺ライブで聴いた時にもピンとこなかったが、CDでも同じ印象である。邦楽どころか演歌のようなニオイまでもするこの曲を気に入る日はこないような気がする。美里本人は、川村との相性がバッチリ!と言っているようだが、私は同意しかねる。
ではどの曲が好きかといえば、桑村達人の提供した2曲”KISS & CRY””輝く道”がパッと挙がる。”KISS & CRY”は流れるようなストリングスが”サマータイムブルース”を連想させる。個人的にはアルバムのベスト・トラックだ。”輝く道”はサビで”Catch!”とか”GO!”とか歌う部分が可愛らしい。
それ以外も、地味かもしれないが”夏だより””Cosmic Girl””風待草 〜かぜまちぐさ〜”などなかなか良い曲が並んでいる。しかしこの辺は楽曲の水準の問題ではなく、彼女の歌の状態が良いためかもしれない。
冷静になってこのアルバムを評価すれば、最近のものではかなりマシな作品、というくらいが妥当だろうか。”サンキュ”のような極めつけの名曲は無いものの、トータルなアルバムとしてはそこそこ充実した内容といえる。ライブでも永く歌い継がれるスタンダードがこのアルバムから出てくることを願う。
アルバムがこの出来なら秋のツアーもそれなりの内容になるのではないだろうか。それくらいの淡い期待だけは持って神戸と大阪の会場に足を運びたい。
(2)KISS & CRY
(3)私のカルテ
(4)ココロ銀河
(5)熱情
(6)青い鳥
(7)輝く道
(8)夏だより
(9)Cosmic Girl
(10)風待草 〜かぜまちぐさ〜
(11)また、明日
(12)おねがい太陽 〜夏のキセキ〜(album mix)
「ココロ銀河」は19枚目のオリジナル・アルバム(ベスト・アルバム、ミニ・アルバム、ライブ・アルバムは除いた数。カバー・アルバム「Cafe mocha 〜うたの木〜」は含めた)だ。まもなくアルバムをともなった「ココロ銀河ツアー」が始まる。この時期を逃したら作品の感想を書けそうもないし、この日の日記に載せようと思う。
その前に私が渡辺美里のどのような聴き手なのかを長々と述べさせてほしい。「渡辺美里のどこが好きなの?」という質問をされたら、迷わず「声」と答えている。私としてはその声を聴いて気持ちよくなっていればそれで十分なのだ。それ以外は特に求めるものはない。そんな人間だから現在にいたるまでファンを続けていられてきたのだろうと自分なりに分析している。今回はその彼女の「声」についての思いを色々書きながら「ココロ銀河」の感想につなげることを試みる。
本音を言うと、彼女の声で最も好きな時期はアルバム「BREATH」(87年)あたりからシングル”いつかきっと”(93年2月)までである。単に力強いだけでなくしなやかな部分も兼ね備えた当時の彼女を超える表現者は、誰に何と言われようと、自分の中には存在しない。あれは92年8月18日(当時の私は高校1年だった)、北海道は真駒内アイスアリーナで初めて体験した彼女のステージは、100以上のライブを観た現在でも最高のものである。当時の映像作品でも確認できるけれど、会場全体に生の声を響き渡らせるパフォーマンスなど、その表現力に圧倒されたことはいまでも生々しく記憶に残っている。この時の私は自他ともに認める彼女の「信者」であったのは間違いない。もしかしたら音楽ファンとして最も「幸せ」(あくまでカッコつき)だった頃かもしれない。
そんな思いが変わったのは、忘れもしない93年6月30日、シングル”BIG WAVEやってきた”の出荷日だった。高校から帰る途中のCDショップでシングルを買い、家に戻ってすぐ聴いてみたのは言うまでもない。これまでの作品は聴いた瞬間から引き込まれるような状態だったけれど、今回は具合が違っていた。曲が自分の中にスッと入ってこないのである。カップリング曲の”素直に泣ける日笑える日”についても同様の印象だった。結局その日は10回ほど繰り返し聴いたけれど、その思いは消えることがない。
彼女の声が変わったのでは?、という認識をもったのは実にこの時からである。しかし、実際のところ何がどうなったのか自分には説明ができない。録音の仕方なのか、歌い方なのか、それとも歌声が衰えてきたのか。とにかく、一言でいえば「彼女らしさ」が薄れていった、というのが率直な印象である。
理由はどうあれ、翌年のアルバム「Baby Faith」(94年)が、”BIG WAVEやってきた”を含む前作「BIG WAVE」(93年)の半分ほどのセールスになってしまったから、私と同じような思いを持った人も少なくなかったといえよう。この時、ファンというのはそんなにバカでもないんだな、とセールスが落ちたのを妙に納得したものである。
それから95年のベスト盤「She loves you」をはさみ、「Spirits」(96年)、「ハダカノココロ」(98年)とアルバムを出すも、売り上げもスケールも着実に落ちていく。私ですら、新作を聴くのも嫌になっていた時期があった。
ともかく転機は93年だった。「BIG WAVE」において無理に自分のスタイルを破壊して「彼女らしさ」を失い、それが原因で売り上げが落ちていく。売り上げの低下を受けて、また無理に試行錯誤をしてますます「彼女らしさ」を失い、さらなる売り上げの低下・・・という繰り返しが渡辺美里の現在までにいたる10数年間だった、というのが私の中での仮説である。
この文章を書くにあたり、過去10年のオリジナル・アルバム(「ハダカノココロ」から「ココロ銀河」まで)をダーッと聴いてみた(こんなことをしているのは日本で自分だけだろうな)。この期間で私のベストは00年の「Love GO! GO!」という思いは今でも変わらない。この「Love GO! GO!」は、失いつつあった彼女の力強さや可愛らしさ、さきほど述べた「彼女らしさ」がいくぶん回復したように思えたからである。
しかし、続く「ソレイユ」(01年)、「ORANGE」(03年)、「Blue Butterfly」(04年)は、また低迷したような感がある。けっこう気に入っている前作「Sing and Roses」(05年)にしても、いま聴き返してみれば歌声はこれまでと顕著な差はない。
「Love GO! GO!」のところで「力強さ」という表現を使ってしまったが、、別に「Love GO! GO!」も、いま聴いてみた限りでは、”BIG WAVEやってきた”以前の「力強さ」があるわけではない。では、何が違うのだろうか。そう考えながらCDを聴いているうちに、今度は彼女の声の「伸び」が気になってきた。
この10年ほどの彼女は自分らしい歌い方ができてなかったと感じる。それが結果として「彼女らしさ」を失わせたのではないか。時には、自信がなさそうに歌っているような印象を受けることもあった。端的に言えば、萎縮して歌っている、とでも言えば良いだろうか。「Love GO! GO!」はそうした声の「伸び」が、ここ数年の作品と比べればの話だが、よく出ているように思える。
大きく回り道をしてしまったけれど、では今回の「ココロ銀河」はどうかといえば、この10年の作品ではもっとも彼女らしく歌えた作品といえるのではないだろうか。力強さはやはり求めるべくもないが、自分の持ち味を出すような歌い方にはなっている気がする。平たく言えば、のびのびと歌っているのだ。聴いている側にもそれが伝わって気持ちが良い。ここ最近の作品では珍しいくらいにCDを繰り返し聴いているのはそうした理由からだと自分では思っている。
また、本作の楽曲はこの10数年で最も充実している作品ではないだろうか。「名曲だらけ!」とまでは言うつもりもないが(そんなことは、ちっとも思ってない)、そこそこの水準の曲は揃っている。アルバム全体を評価する場合にこういう点は重要だ。
ただ個人的に川村結花の楽曲はあまり好きではない。タイトル曲”ココロ銀河”は奈良の薬師寺ライブで聴いた時にもピンとこなかったが、CDでも同じ印象である。邦楽どころか演歌のようなニオイまでもするこの曲を気に入る日はこないような気がする。美里本人は、川村との相性がバッチリ!と言っているようだが、私は同意しかねる。
ではどの曲が好きかといえば、桑村達人の提供した2曲”KISS & CRY””輝く道”がパッと挙がる。”KISS & CRY”は流れるようなストリングスが”サマータイムブルース”を連想させる。個人的にはアルバムのベスト・トラックだ。”輝く道”はサビで”Catch!”とか”GO!”とか歌う部分が可愛らしい。
それ以外も、地味かもしれないが”夏だより””Cosmic Girl””風待草 〜かぜまちぐさ〜”などなかなか良い曲が並んでいる。しかしこの辺は楽曲の水準の問題ではなく、彼女の歌の状態が良いためかもしれない。
冷静になってこのアルバムを評価すれば、最近のものではかなりマシな作品、というくらいが妥当だろうか。”サンキュ”のような極めつけの名曲は無いものの、トータルなアルバムとしてはそこそこ充実した内容といえる。ライブでも永く歌い継がれるスタンダードがこのアルバムから出てくることを願う。
アルバムがこの出来なら秋のツアーもそれなりの内容になるのではないだろうか。それくらいの淡い期待だけは持って神戸と大阪の会場に足を運びたい。
渡辺美里横浜公演(07年7月29日、横浜みなとみらい・新港埠頭)
2007年7月29日 渡辺美里午後5時半、深夜バスでJR新宿駅前に到着した。東京は快晴である。今日は渡辺美里のライブ「渡辺美里Cosmic Night 2007」を観るためにこれから横浜へ行く。昨年の会場は山梨県の山中湖だった。それに比べれば移動に苦労しなくていい。
バスを降りてすぐ新宿駅東口のカプセルホテルへ向かい風呂に入る。深夜バスの受付の時にホテルの割引券がもらえるからだ。深夜バスからカプセルホテルという流れは私の中でパターンになりつつある。朝食を済ませるとすぐJRで新横浜駅まで向かう。せっかく横浜に行くのだからライブの前にどうしても寄りたいところがあった。新横浜ラーメン博物館である。今日の機会を逃せば、また横浜に行く機会はまずないからだ。
新横浜駅に着いた時点で携帯の電池が切れかかっていることに気づく。そこで近くのauショップでいったん充電した。博物館を見て戻る頃には完了しているだろう。
「どうせ携帯なんて使わないけど、電池切れも具合がわるいからな」
その程度の軽い気持ちだったけれど、実はこの充電がのちの私を救うことになるのである。この時はまったく予想もつかなかったが。
auショップから歩いて5分くらいの場所にラーメン博物館が建っていた。すでに入口の前で何人か待っている。興味のない人は驚くだろうが、このラーメン博物館は入場料300円(小学生は100円、それ以下は無料)が取られる。「博物館」とわざわざ名付けられているのは有料にしているからだろうか。
http://www.raumen.co.jp/home/
実際、展示といえば麺の製造工程の写真や原料の麦くらいで、あとはラーメン屋、そしておみやげが売っているだけである。ちっとも博物館という感じではない。
ただ、大多数の人にとってはここに出店している8軒のラーメン屋が目的であろう。私ももちろんその一人だ。しかし、このラーメンも実にひどかった。店の名前は伏せるけれど3軒を試してみるも、もう十分である。やはり複合施設という条件では限界があるのだろう。それはここに限った話ではなく、京都、大阪、埼玉、品川の似たような場所でも同じ結論である。ちっとも満足できぬまま博物館をあとにした。
auショップでさっきの携帯を受け取ってから、駅の周辺をしばらくブラブラした。昨年はU2の来日公演をするはずだった日産スタジアム、そして横浜アリーナの前を通る。やたら女の子が目につくと思ったら「嵐」のライブがあるらしい。それにしてもさすがジャニーズ系である。本当に女性しか見当たらない。
地下鉄で桜木町駅まで移動し会場の埠頭まで歩く。徒歩20分だから道に迷うかもしれないと不安だったが、建物が多くなかったこともあり目的地に簡単に着くことができた。この時点で12時50分、開場までまだ2時間以上もある。埠頭からはバンドの演奏が流れていた。ちょうどリハーサルしている最中だ。何の曲が演奏されているかはっきりわかる。音が聴こえる場所にあった「横浜赤レンガ倉庫」というところでカレーやかき氷を食べてボーッと会場の方を眺めていた。
http://www.yokohama-akarenga.jp/
すると、聴き慣れない曲が耳に入ってくる。しばらくたってから、それが何か思い出すことができた。そして少し驚く。この曲を歌うのか?だったらそれだけでも横浜に来た甲斐があるが・・・。それについてはあとで記す。
周辺を散策していて、ふと岸壁の光景を観ると大昔の記憶がよみがえってきた。
「この場所、前にも来たことがある」
勘違いとかではない。実際、過去にも横浜を訪れたことがある。それは93年、高校2年の修学旅行においてだった。もう日時も季節も覚えていないが、確かにこの横浜の海岸を観ている。美里はアルバム「BIG WAVE」を出した年だ。もう14年も前の話である。
年の流れをしみじみと感じているうちに午後3時、開演の時間となった。席が決まっているから急ぐ必要もないけれど、他にすることもないし入場する。席は「C1ブロック 55番」いちばん左端で、横はもう海である。真ん中よりはいくぶん前ではあるが、ステージからはけっこう遠い。ファンクラブで取る必然性があるのかと疑問が出てくる。
開演が5時なのでまだ2時間もある。退屈だったろうと思うかもしれない。しかしそれほどでもなかった。ステージの左側にブースが作られていて、着物姿のきれいな女性がずっとDJをしていたからだ。そこに2人の男性DJが美里の曲などをかけつづけていた。携帯からリクエストをしてくれと女性DJが言ってくる。私も送ったが採用されないで終わる。”Promise”をかけてください、と書いても取り上げてくれるわけないか。
そして午後5時を過ぎてバンドが登場しやっと開演だ。花火がバンバン鳴ってからの1曲目は、個人的にあまり好きではない”Spirits”だった。この曲の中盤に美空ひばりの”お祭りマンボ”を挟むのが恒例になっている。歌詞の「神田の生まれ」のところを「横浜生まれの浜ッ子で」と変えて歌う。
2曲目は初めて聴く”ムーンライトピクニック”、そして、続くは”恋したっていいじゃない”が飛び出す。さらに”やるじゃん女の子””センチメンタル カンガルー””すき”と、これでもかという曲ばかりが並ぶ。聴いているこっちも気分がよくなりテンションも上がっていく。序盤の選曲は文句なしだ。
だが本当に驚くのはここからであった。”その手をつないで”を終えてから、B面の曲です、などと前置きで始まったのは”夏のカーブ”である。89年のシングル”ムーンライトダンス”のカップリング曲だ。こんな曲も飛び出すのは夏のライブならではだ、などと呑気に構えていたら、曲の途中でいきなり学校のチャイムの音が鳴り出した。なんだ?と思ったら、”一瞬の夏”(同じく89年のアルバム「Flowerbed」に収録されている曲)のイントロである。さらに、これまた初めて聴く”真夏のサンタクロース”がメドレーで続く。
驚きはこれで終わらない。2曲をはさんで歌われたのは、なんと”Tokyo Calling”である。88年の「ribbon」に収録されている、どちらかといえば地味な曲である。さきほどリハーサル時に聴いたのがこの曲だった。まさか21世紀になってこの曲をライブで聴けるとは・・・。
ここに集まった人でこれらの曲を予測した人がいただろうか。たぶん一人もいなかったに違いない。当の私も聴いた時には、目の前で何が起きたのかわからなくなったほどである。まさに夢見心地という表現をつかいたくなる。
こうした選曲をどうやって思いついたのだろう。横浜でライブをすることに思い入れもあったようだが、それだけでは説明がつかない。もしかしたら、この日のために全国から訪れた人たち、特に長年のファンに対しての彼女なりのサービスのつもりだったのか。そうだとしたら、これほどファン冥利に尽きることもないのだが。結局これはもう渡辺美里本人しかわからない話である。
本編最後の”チェリーが3つ並ばない”では「ブートキャンプ」の真似をさせられたりした時に、ふと海の向こうを見れば、岸壁にポツポツと人がいる。音は思いっきり漏れているから聴こえてはいるだろう。しかし、あんな場所にいて楽しいのだろうか。
アンコールでは最新アルバム「ココロ銀河」の曲が目立つ。この辺は評価が分かれるところだろうが、アルバムをそれなりに気に入っている私としては満足だった。しかし「ココロ銀河」を買わずこのライブに臨んだ人もかなりいるのは間違いない。今回も1万人が横浜に集まったと言われている。どうして夏のライブだけはこんなに人が参加するのだろうか。参加している身としても不思議でならない。
夜も更けて辺りは暗くなり、浜風も強くなってきた。7時半ごろになって雨もぽつりぽつりと降り出す。観てるこっちも不安になってきた。しかしライブは終わりそうもない。2回目のアンコールは実に6曲が歌われた。”My Revolution”から最後の”サンキュ”はもう間髪いれずに演奏していて、焦っていたのは明らかだった。ネットで調べたところによると、スタッフから途中で打ち切るよう言われたが強行してしまったらしい。ファンとしては1曲でも多く聴けるのはありがたいが、危なっかしい話でもある。終演するころには午後8時近くになっていた。実に3時間のライブである。
会場から駅に向かう途中、待ちかねたように大雨が降りだし雷も鳴る。念のため用意した雨ガッパがここで役に立った。雨の勢いはすさまじい。短時間で地面に水たまりができていた。ライブが無事に終わったのは幸運というしかない。去年の山中湖ライブの時を連想する。
雨もさることながら、帰りもけっこう大変だった。地下鉄からJRに乗り継ぎ、深夜バスの待つ東京駅に着いたのが9時30分だった。受付が10時だからあと30分しかない。しかし東京駅のどこでバスがとまっているのかわからず、雨の中をかけずり回る。携帯のサイトで地図を見たり係員の携帯に電話して、やっとたどり着いたのが10時15分、実に出発の5分前だった。危なかった。もし横浜で携帯を充電してなかったら、バスに乗り遅れたかもしれない。
こんな具合で0泊2日という慌ただしい横浜の旅は終わった。
それにしても、内容が実に素晴らしかった。やはり序盤から中盤にかけての選曲に尽きる。久しぶりに素直な気持ちで「良い」と言えるライブだった。続く熊本でもこのままの状態でいてほしい。最後に演奏曲目を記す。
【演奏曲目】
(1) スピリッツ/お祭りマンボ
(2)ムーンライト ピクニック
(3)恋したっていいじゃない
(4)やるじゃん女の子
(5)センチメンタル カンガルー
(6)すき
(7)その手をつないで
(8)メドレー(夏のカーブ/一瞬の夏/真夏のサンタクロース)
(9)青い鳥
(10) Blue Butterfly
(11)Tokyo Calling
(12) ムーンライト ダンス
(13) 夏が来た!
(14)BIG WAVE やってきた
(15) チェリーが3つ並ばない
<アンコール1>
(16) 夏だより
(17)ココロ銀河
(18)10 years
<アンコール2>
(19) Cosmic Girl
(20) 輝く道
(21) 恋するパンクス/ブルーライトヨコハマ
(22)サマータイム ブルース
(23) My Revolution
(24)サンキュ
バスを降りてすぐ新宿駅東口のカプセルホテルへ向かい風呂に入る。深夜バスの受付の時にホテルの割引券がもらえるからだ。深夜バスからカプセルホテルという流れは私の中でパターンになりつつある。朝食を済ませるとすぐJRで新横浜駅まで向かう。せっかく横浜に行くのだからライブの前にどうしても寄りたいところがあった。新横浜ラーメン博物館である。今日の機会を逃せば、また横浜に行く機会はまずないからだ。
新横浜駅に着いた時点で携帯の電池が切れかかっていることに気づく。そこで近くのauショップでいったん充電した。博物館を見て戻る頃には完了しているだろう。
「どうせ携帯なんて使わないけど、電池切れも具合がわるいからな」
その程度の軽い気持ちだったけれど、実はこの充電がのちの私を救うことになるのである。この時はまったく予想もつかなかったが。
auショップから歩いて5分くらいの場所にラーメン博物館が建っていた。すでに入口の前で何人か待っている。興味のない人は驚くだろうが、このラーメン博物館は入場料300円(小学生は100円、それ以下は無料)が取られる。「博物館」とわざわざ名付けられているのは有料にしているからだろうか。
http://www.raumen.co.jp/home/
実際、展示といえば麺の製造工程の写真や原料の麦くらいで、あとはラーメン屋、そしておみやげが売っているだけである。ちっとも博物館という感じではない。
ただ、大多数の人にとってはここに出店している8軒のラーメン屋が目的であろう。私ももちろんその一人だ。しかし、このラーメンも実にひどかった。店の名前は伏せるけれど3軒を試してみるも、もう十分である。やはり複合施設という条件では限界があるのだろう。それはここに限った話ではなく、京都、大阪、埼玉、品川の似たような場所でも同じ結論である。ちっとも満足できぬまま博物館をあとにした。
auショップでさっきの携帯を受け取ってから、駅の周辺をしばらくブラブラした。昨年はU2の来日公演をするはずだった日産スタジアム、そして横浜アリーナの前を通る。やたら女の子が目につくと思ったら「嵐」のライブがあるらしい。それにしてもさすがジャニーズ系である。本当に女性しか見当たらない。
地下鉄で桜木町駅まで移動し会場の埠頭まで歩く。徒歩20分だから道に迷うかもしれないと不安だったが、建物が多くなかったこともあり目的地に簡単に着くことができた。この時点で12時50分、開場までまだ2時間以上もある。埠頭からはバンドの演奏が流れていた。ちょうどリハーサルしている最中だ。何の曲が演奏されているかはっきりわかる。音が聴こえる場所にあった「横浜赤レンガ倉庫」というところでカレーやかき氷を食べてボーッと会場の方を眺めていた。
http://www.yokohama-akarenga.jp/
すると、聴き慣れない曲が耳に入ってくる。しばらくたってから、それが何か思い出すことができた。そして少し驚く。この曲を歌うのか?だったらそれだけでも横浜に来た甲斐があるが・・・。それについてはあとで記す。
周辺を散策していて、ふと岸壁の光景を観ると大昔の記憶がよみがえってきた。
「この場所、前にも来たことがある」
勘違いとかではない。実際、過去にも横浜を訪れたことがある。それは93年、高校2年の修学旅行においてだった。もう日時も季節も覚えていないが、確かにこの横浜の海岸を観ている。美里はアルバム「BIG WAVE」を出した年だ。もう14年も前の話である。
年の流れをしみじみと感じているうちに午後3時、開演の時間となった。席が決まっているから急ぐ必要もないけれど、他にすることもないし入場する。席は「C1ブロック 55番」いちばん左端で、横はもう海である。真ん中よりはいくぶん前ではあるが、ステージからはけっこう遠い。ファンクラブで取る必然性があるのかと疑問が出てくる。
開演が5時なのでまだ2時間もある。退屈だったろうと思うかもしれない。しかしそれほどでもなかった。ステージの左側にブースが作られていて、着物姿のきれいな女性がずっとDJをしていたからだ。そこに2人の男性DJが美里の曲などをかけつづけていた。携帯からリクエストをしてくれと女性DJが言ってくる。私も送ったが採用されないで終わる。”Promise”をかけてください、と書いても取り上げてくれるわけないか。
そして午後5時を過ぎてバンドが登場しやっと開演だ。花火がバンバン鳴ってからの1曲目は、個人的にあまり好きではない”Spirits”だった。この曲の中盤に美空ひばりの”お祭りマンボ”を挟むのが恒例になっている。歌詞の「神田の生まれ」のところを「横浜生まれの浜ッ子で」と変えて歌う。
2曲目は初めて聴く”ムーンライトピクニック”、そして、続くは”恋したっていいじゃない”が飛び出す。さらに”やるじゃん女の子””センチメンタル カンガルー””すき”と、これでもかという曲ばかりが並ぶ。聴いているこっちも気分がよくなりテンションも上がっていく。序盤の選曲は文句なしだ。
だが本当に驚くのはここからであった。”その手をつないで”を終えてから、B面の曲です、などと前置きで始まったのは”夏のカーブ”である。89年のシングル”ムーンライトダンス”のカップリング曲だ。こんな曲も飛び出すのは夏のライブならではだ、などと呑気に構えていたら、曲の途中でいきなり学校のチャイムの音が鳴り出した。なんだ?と思ったら、”一瞬の夏”(同じく89年のアルバム「Flowerbed」に収録されている曲)のイントロである。さらに、これまた初めて聴く”真夏のサンタクロース”がメドレーで続く。
驚きはこれで終わらない。2曲をはさんで歌われたのは、なんと”Tokyo Calling”である。88年の「ribbon」に収録されている、どちらかといえば地味な曲である。さきほどリハーサル時に聴いたのがこの曲だった。まさか21世紀になってこの曲をライブで聴けるとは・・・。
ここに集まった人でこれらの曲を予測した人がいただろうか。たぶん一人もいなかったに違いない。当の私も聴いた時には、目の前で何が起きたのかわからなくなったほどである。まさに夢見心地という表現をつかいたくなる。
こうした選曲をどうやって思いついたのだろう。横浜でライブをすることに思い入れもあったようだが、それだけでは説明がつかない。もしかしたら、この日のために全国から訪れた人たち、特に長年のファンに対しての彼女なりのサービスのつもりだったのか。そうだとしたら、これほどファン冥利に尽きることもないのだが。結局これはもう渡辺美里本人しかわからない話である。
本編最後の”チェリーが3つ並ばない”では「ブートキャンプ」の真似をさせられたりした時に、ふと海の向こうを見れば、岸壁にポツポツと人がいる。音は思いっきり漏れているから聴こえてはいるだろう。しかし、あんな場所にいて楽しいのだろうか。
アンコールでは最新アルバム「ココロ銀河」の曲が目立つ。この辺は評価が分かれるところだろうが、アルバムをそれなりに気に入っている私としては満足だった。しかし「ココロ銀河」を買わずこのライブに臨んだ人もかなりいるのは間違いない。今回も1万人が横浜に集まったと言われている。どうして夏のライブだけはこんなに人が参加するのだろうか。参加している身としても不思議でならない。
夜も更けて辺りは暗くなり、浜風も強くなってきた。7時半ごろになって雨もぽつりぽつりと降り出す。観てるこっちも不安になってきた。しかしライブは終わりそうもない。2回目のアンコールは実に6曲が歌われた。”My Revolution”から最後の”サンキュ”はもう間髪いれずに演奏していて、焦っていたのは明らかだった。ネットで調べたところによると、スタッフから途中で打ち切るよう言われたが強行してしまったらしい。ファンとしては1曲でも多く聴けるのはありがたいが、危なっかしい話でもある。終演するころには午後8時近くになっていた。実に3時間のライブである。
会場から駅に向かう途中、待ちかねたように大雨が降りだし雷も鳴る。念のため用意した雨ガッパがここで役に立った。雨の勢いはすさまじい。短時間で地面に水たまりができていた。ライブが無事に終わったのは幸運というしかない。去年の山中湖ライブの時を連想する。
雨もさることながら、帰りもけっこう大変だった。地下鉄からJRに乗り継ぎ、深夜バスの待つ東京駅に着いたのが9時30分だった。受付が10時だからあと30分しかない。しかし東京駅のどこでバスがとまっているのかわからず、雨の中をかけずり回る。携帯のサイトで地図を見たり係員の携帯に電話して、やっとたどり着いたのが10時15分、実に出発の5分前だった。危なかった。もし横浜で携帯を充電してなかったら、バスに乗り遅れたかもしれない。
こんな具合で0泊2日という慌ただしい横浜の旅は終わった。
それにしても、内容が実に素晴らしかった。やはり序盤から中盤にかけての選曲に尽きる。久しぶりに素直な気持ちで「良い」と言えるライブだった。続く熊本でもこのままの状態でいてほしい。最後に演奏曲目を記す。
【演奏曲目】
(1) スピリッツ/お祭りマンボ
(2)ムーンライト ピクニック
(3)恋したっていいじゃない
(4)やるじゃん女の子
(5)センチメンタル カンガルー
(6)すき
(7)その手をつないで
(8)メドレー(夏のカーブ/一瞬の夏/真夏のサンタクロース)
(9)青い鳥
(10) Blue Butterfly
(11)Tokyo Calling
(12) ムーンライト ダンス
(13) 夏が来た!
(14)BIG WAVE やってきた
(15) チェリーが3つ並ばない
<アンコール1>
(16) 夏だより
(17)ココロ銀河
(18)10 years
<アンコール2>
(19) Cosmic Girl
(20) 輝く道
(21) 恋するパンクス/ブルーライトヨコハマ
(22)サマータイム ブルース
(23) My Revolution
(24)サンキュ
ファンクラブの恩恵はあった?
2007年7月16日 渡辺美里昨日の夜、郵便局で「渡辺美里Cosmic Night 2007」横浜ライブのチケットを引き取りに行った。すぐに袋を開けてみると座席は、
「C1ブロック 55番」
となっている。これだけではさっぱりわからないので、座席表を検索してみると、これがあった。
http://yuzu.aikotoba.jp/kaijo/sinkouhutou.htm
うーん、これってどうなのだろう。Jブロック席まであるから、前の方ではある。しかしC1だから、一番端っこということか。「1ブロック側が海側に面しています。」とも書いてあるが・・・。ファンクラブ先行で取る価値のある席なのかどうか。
相変わらず微妙な場所だな、というのが率直な感想である。素直に喜べるような場所でもないんだな。いずれにしてもライブまであと2週間だ。交通手段とかちゃんと調べておかなければならない時期にきた。
「C1ブロック 55番」
となっている。これだけではさっぱりわからないので、座席表を検索してみると、これがあった。
http://yuzu.aikotoba.jp/kaijo/sinkouhutou.htm
うーん、これってどうなのだろう。Jブロック席まであるから、前の方ではある。しかしC1だから、一番端っこということか。「1ブロック側が海側に面しています。」とも書いてあるが・・・。ファンクラブ先行で取る価値のある席なのかどうか。
相変わらず微妙な場所だな、というのが率直な感想である。素直に喜べるような場所でもないんだな。いずれにしてもライブまであと2週間だ。交通手段とかちゃんと調べておかなければならない時期にきた。
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新作アルバム「ココロ銀河」の出荷日
2007年7月3日 渡辺美里まだまだ蒸し暑い午後6時半、会社を出てもまっすぐ帰らずに部屋とは逆の方向へ進む。そしてJEUGIA三条本店に入りCD棚を調べると、渡辺美里の新作アルバム「ココロ銀河」が1枚だけ置いてあった。
しかし、買ってすぐに帰ったわけでもなく、ゆっくり晩ごはんにトンカツを食べて、ブラブラ時間をつぶして、バスで部屋に戻る。
正直いって、奈良は東大寺のライブでタイトル曲”ココロ銀河”を聴いてから、あまり新作に期待を持てないままだった。だから、それほど聴きたいという気持ちにはなれない。
服を着替えて汗をぬぐってから、CDをかけてみる。しかし1曲目を聴いて、ここ最近とは少し印象が違うかな?と感じた。
もう少し繰り返し聴いて(現時点ではまだ1周りもしてない)、少しずつ感想を述べたい。そんな気持ちくらいにはさせる内容ではある。
しかし、買ってすぐに帰ったわけでもなく、ゆっくり晩ごはんにトンカツを食べて、ブラブラ時間をつぶして、バスで部屋に戻る。
正直いって、奈良は東大寺のライブでタイトル曲”ココロ銀河”を聴いてから、あまり新作に期待を持てないままだった。だから、それほど聴きたいという気持ちにはなれない。
服を着替えて汗をぬぐってから、CDをかけてみる。しかし1曲目を聴いて、ここ最近とは少し印象が違うかな?と感じた。
もう少し繰り返し聴いて(現時点ではまだ1周りもしてない)、少しずつ感想を述べたい。そんな気持ちくらいにはさせる内容ではある。
今朝、渡辺美里の秋のツアー「ココロ銀河ツアー」の大阪および神戸公演を郵便振替で申し込んだ。いずれも平日以外だから足は運べるだろう。ちなみにチケット代は2公演で1万4800円、そして手数料が150円である。
あと、今月の横浜ライブのために深夜バスもネットで確保する。ロンドン行きとかでお金が無いから、こういう形でやりくりするしかない。久しぶりに、行きも帰りもバスの0泊旅行だ。
いよいよ明日は新作「ココロ銀河」の出荷日である。が、テンションはなかなか上がらない。
あと、今月の横浜ライブのために深夜バスもネットで確保する。ロンドン行きとかでお金が無いから、こういう形でやりくりするしかない。久しぶりに、行きも帰りもバスの0泊旅行だ。
いよいよ明日は新作「ココロ銀河」の出荷日である。が、テンションはなかなか上がらない。
渡辺美里「言の葉コンサート」(07年1月27日、銀河劇場)
2007年1月27日 渡辺美里午後11時過ぎに京都駅八条口から深夜バスに乗り、新宿西口に着いたのは翌朝の午前6時10分ごろだった。まだ外は暗く、しかも寒い。考えてみると、この冬の時期に深夜バスで移動したことはいままで無かった。今日は渡辺美里の「詩の朗読会」を観るためにここまで来た。関西公演はないので、やむをえずの上京である。開演は午後5時なのでまだ10時間以上もある。それまでどうやって過ごそうか。
深夜バスを乗った時に、新宿駅近くにある「カプセルホテル&サウナ」のサービス券を付いていた。ここで2時間ほど時間をつぶし、それから「ロッテリア・プラス」で朝食を取る。その後JRで池袋へ移動し、駅近くのネット・カフェにしばらくいてから「ラーメン二郎 池袋東口店」で昼食をする。そこからさらに六本木に行き、こないだ開館した「国立新美術館」、さらには六本木ヒルズの森タワーまで登る。すっかり観光を楽しんでしまった。
しかし、深夜バスの移動で疲れが残っているにもかかわらず遊んでしまったのは大失敗だった。会場の銀河劇場(品川区)に着くころには、ひどい眠気に襲われる。しかも、繰り返すまでもないが、今日はライブではなく朗読会なのだ。案内板には、第1部55分、休憩15分、第2部60分となっている。2時間10分も付き合えるだろうか。
ところで、「言の葉コンサート」についてネットで調べると、これはずっとシリーズでおこなわれている朗読会だった。これまでには江守徹が芥川龍之介、古谷一行が司馬遼太郎の作品に挑戦している。おそらく企画の段階で美里の名前が挙がり、その申し出に彼女が乗ったということだろう。与謝野晶子と美里を結ぶ接点がどうにも浮かんでこないので「なぜ朗読なんてしようと思ったんだ?」とずっと疑問だったのだが、別に彼女が率先して企画したわけでもなさそうだとわかり、正直いって少し安心した。席はファンクラブ予約にかかわらず3階とひどいものだったが、会場自体はそれほど大きくないので彼女の表情も確認はできそうだ。
午後5時を8分ほど過ぎた頃、幕が開いて開演である。与謝野晶子という昔の人の作品を取り上げるためか、美里は赤い着物を着ての登場だ。バックはピアノとヴァイオリンというシンプルな編成である。朗読会の題名が、
「うたの木 朗読会 2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
という名の通り、ただ作品を朗読するだけでなく、与謝野晶子の生い立ちや作品について解説を交えながら進めていくという形を取っていた。作品の中身を知らない人間には親切な内容であったといえる。演奏は”Song of the Asking””十六夜の月〜izayoino tsuki〜””37.2℃(夢みるように うたいたい)””egoism”と彼女のオリジナル曲などが朗読にかぶさるというものである。どこかのブログで演奏曲目を拾ったが、 ”黒い瞳””巴里の空の下に”と聞いたことのない曲も入っている。調べたかぎりでは、昔の映画で使われていた曲だと思われる。
休憩が入っていたものの、座ったままでずっと朗読に付き合うのが苦痛だったことは否めない。私の左側にいた男性は30分ほどでイビキをかいていた。私も1部が終わるまではなんとか頑張っていたが、2部の前半では眠ってしまう場面も多かった。よって2部の内容はほとんど覚えていない。
構成についていえば、1部では与謝野晶子の生い立ち、そして与謝野鉄幹と結婚し「みだれ髪」を刊行するまでの話、2部は晶子が鉄幹を追ってフランスに飛び出してから以降のことが語られていたと、おぼろげに記憶している。他に覚えていることといえば、「みだれ髪」について美里が「晶子のデビュー・アルバム」と形容していたこと、それから「みだれ髪」には「愛」という言葉が一度も出てこないということを触れていたことくらいである。作品や作者の基礎知識が無いというのは、テキストも無く「ただ聴くだけ」の朗読会では致命的だとつくづく感じた。
ファンが気になっていたであろう歌については2曲だけである。1部の最後に”37.2℃(夢みるように うたいたい)”を、2部の最後に”My Love Your Love 〜たったひとりしかいないあなたへ〜”を披露した。この最後の曲は日ごとに違っていて、初日は”My Revolution”、最終日は”10 years”を歌ったらしい。これはこれで良かったと思う。歌と朗読が混じって中途半端になるよりこうした形のほうがスッキリする。
朗読についての感想は正直いって書きにくい。通常のライブならいままで彼女を含めて100本以上も観てきたので比較の対象になるものはいくらでもある。しかし私はこうした「朗読会」というものを一度も体験していない人間である。他の人と比較してどうとか、これまでと比較してどうとかは私にはいえない。わからないものはわからないとしか言えない。通常のライブと同じくらい素晴らしいと思う瞬間はなかった。しかし、朗読会と冠したコンサートに対して「歌が聴きたかった」と言うの見当違いな話ではあるし、適当な言葉が見つからなくて苦しい。
ネットで他の人の感想をみると、褒める人と批判する人が半々くらいだろうか。しかし、褒めている人も、朗読は今回で最後だろうな、などと書いてあるし、批判する人は、ファンが求めているのはボーカリストとしての美里だ、というようなものである。どちらにしても、続けてほしいという声は皆無だったと思う。それがファンのおおむね一致した意見ではないだろうか。私もまさか開演中に寝てしまうほどテンションが低くなるとは思わなかった。
全てが終了したのは午後7時20分ごろである。開演が遅れたことを思えばほぼ時間通りだった。とっとと電車で新宿に行き、トンカツを食べてから、深夜バスに乗り京都へ帰る。最後に演奏曲目を記す。それにしても、本当に書くのに苦しんだ今回の感想である。
(演奏曲目)(注なしは伴奏のみ)
【第一部】
(1)Song of the Asking
(2)十六夜の月〜izayoino tsuki〜
(3)37.2℃(夢みるように うたいたい)
(4)egoism
(5)37.2℃(夢みるように うたいたい)(※歌あり)
(15分間の休憩)
【第2部】
(6) 黒い瞳
(7)巴里の空の下に
(8)10years
(9) 悲しいね
(10)すき
(11)ランナー
(12) 夢のあいだ
(13)My Love Your Love 〜たったひとりしかいないあなたへ〜(※歌あり)
深夜バスを乗った時に、新宿駅近くにある「カプセルホテル&サウナ」のサービス券を付いていた。ここで2時間ほど時間をつぶし、それから「ロッテリア・プラス」で朝食を取る。その後JRで池袋へ移動し、駅近くのネット・カフェにしばらくいてから「ラーメン二郎 池袋東口店」で昼食をする。そこからさらに六本木に行き、こないだ開館した「国立新美術館」、さらには六本木ヒルズの森タワーまで登る。すっかり観光を楽しんでしまった。
しかし、深夜バスの移動で疲れが残っているにもかかわらず遊んでしまったのは大失敗だった。会場の銀河劇場(品川区)に着くころには、ひどい眠気に襲われる。しかも、繰り返すまでもないが、今日はライブではなく朗読会なのだ。案内板には、第1部55分、休憩15分、第2部60分となっている。2時間10分も付き合えるだろうか。
ところで、「言の葉コンサート」についてネットで調べると、これはずっとシリーズでおこなわれている朗読会だった。これまでには江守徹が芥川龍之介、古谷一行が司馬遼太郎の作品に挑戦している。おそらく企画の段階で美里の名前が挙がり、その申し出に彼女が乗ったということだろう。与謝野晶子と美里を結ぶ接点がどうにも浮かんでこないので「なぜ朗読なんてしようと思ったんだ?」とずっと疑問だったのだが、別に彼女が率先して企画したわけでもなさそうだとわかり、正直いって少し安心した。席はファンクラブ予約にかかわらず3階とひどいものだったが、会場自体はそれほど大きくないので彼女の表情も確認はできそうだ。
午後5時を8分ほど過ぎた頃、幕が開いて開演である。与謝野晶子という昔の人の作品を取り上げるためか、美里は赤い着物を着ての登場だ。バックはピアノとヴァイオリンというシンプルな編成である。朗読会の題名が、
「うたの木 朗読会 2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
という名の通り、ただ作品を朗読するだけでなく、与謝野晶子の生い立ちや作品について解説を交えながら進めていくという形を取っていた。作品の中身を知らない人間には親切な内容であったといえる。演奏は”Song of the Asking””十六夜の月〜izayoino tsuki〜””37.2℃(夢みるように うたいたい)””egoism”と彼女のオリジナル曲などが朗読にかぶさるというものである。どこかのブログで演奏曲目を拾ったが、 ”黒い瞳””巴里の空の下に”と聞いたことのない曲も入っている。調べたかぎりでは、昔の映画で使われていた曲だと思われる。
休憩が入っていたものの、座ったままでずっと朗読に付き合うのが苦痛だったことは否めない。私の左側にいた男性は30分ほどでイビキをかいていた。私も1部が終わるまではなんとか頑張っていたが、2部の前半では眠ってしまう場面も多かった。よって2部の内容はほとんど覚えていない。
構成についていえば、1部では与謝野晶子の生い立ち、そして与謝野鉄幹と結婚し「みだれ髪」を刊行するまでの話、2部は晶子が鉄幹を追ってフランスに飛び出してから以降のことが語られていたと、おぼろげに記憶している。他に覚えていることといえば、「みだれ髪」について美里が「晶子のデビュー・アルバム」と形容していたこと、それから「みだれ髪」には「愛」という言葉が一度も出てこないということを触れていたことくらいである。作品や作者の基礎知識が無いというのは、テキストも無く「ただ聴くだけ」の朗読会では致命的だとつくづく感じた。
ファンが気になっていたであろう歌については2曲だけである。1部の最後に”37.2℃(夢みるように うたいたい)”を、2部の最後に”My Love Your Love 〜たったひとりしかいないあなたへ〜”を披露した。この最後の曲は日ごとに違っていて、初日は”My Revolution”、最終日は”10 years”を歌ったらしい。これはこれで良かったと思う。歌と朗読が混じって中途半端になるよりこうした形のほうがスッキリする。
朗読についての感想は正直いって書きにくい。通常のライブならいままで彼女を含めて100本以上も観てきたので比較の対象になるものはいくらでもある。しかし私はこうした「朗読会」というものを一度も体験していない人間である。他の人と比較してどうとか、これまでと比較してどうとかは私にはいえない。わからないものはわからないとしか言えない。通常のライブと同じくらい素晴らしいと思う瞬間はなかった。しかし、朗読会と冠したコンサートに対して「歌が聴きたかった」と言うの見当違いな話ではあるし、適当な言葉が見つからなくて苦しい。
ネットで他の人の感想をみると、褒める人と批判する人が半々くらいだろうか。しかし、褒めている人も、朗読は今回で最後だろうな、などと書いてあるし、批判する人は、ファンが求めているのはボーカリストとしての美里だ、というようなものである。どちらにしても、続けてほしいという声は皆無だったと思う。それがファンのおおむね一致した意見ではないだろうか。私もまさか開演中に寝てしまうほどテンションが低くなるとは思わなかった。
全てが終了したのは午後7時20分ごろである。開演が遅れたことを思えばほぼ時間通りだった。とっとと電車で新宿に行き、トンカツを食べてから、深夜バスに乗り京都へ帰る。最後に演奏曲目を記す。それにしても、本当に書くのに苦しんだ今回の感想である。
(演奏曲目)(注なしは伴奏のみ)
【第一部】
(1)Song of the Asking
(2)十六夜の月〜izayoino tsuki〜
(3)37.2℃(夢みるように うたいたい)
(4)egoism
(5)37.2℃(夢みるように うたいたい)(※歌あり)
(15分間の休憩)
【第2部】
(6) 黒い瞳
(7)巴里の空の下に
(8)10years
(9) 悲しいね
(10)すき
(11)ランナー
(12) 夢のあいだ
(13)My Love Your Love 〜たったひとりしかいないあなたへ〜(※歌あり)
結局、チケット代を入金
2006年11月9日 渡辺美里昨日の午後、郵便局に行き「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート」のチケットを振り込んだ。7000円のチケットと送料600円、あわせて7600円である。公演日は1月27日(土)を選んだ。
少し迷ったけれど、1月の最終週ならば休めるだろうと見込んでの決断である。そのまま1泊するのも良いかもしれないが、開演時間は午後5時なので日帰りの選択もできるだろう。
内容については期待しない。1点でも良いこと(ライブで初めて聴く曲があった、とか)があれば満足という気持ちで会場に臨むつもりだ。
少し迷ったけれど、1月の最終週ならば休めるだろうと見込んでの決断である。そのまま1泊するのも良いかもしれないが、開演時間は午後5時なので日帰りの選択もできるだろう。
内容については期待しない。1点でも良いこと(ライブで初めて聴く曲があった、とか)があれば満足という気持ちで会場に臨むつもりだ。
部屋に帰ったらポストに1通のハガキが入っていた。何かの案内だと思い見てみれば、
「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
と書いてある。こないだ朗読会の話を知った時には、日時や会場が未定となっていた。だから、せいぜい来春くらいの話と構えていた時にこの通知である。1月26(金)、27日(土)、28日(日)と3日間にわたっておこなわれるそうだ。
会場は「天王洲 銀河劇場」となっている。「天王洲」という地名は知らなかったので検索したら東京は品川区だった。
http://www.gingeki.jp/index.html
「天王寺」(大阪)だったら近かったのに、などとバカなことを思う。
客席数は746席とけっこう大きい。果たして3公演のチケットは売れてくれるのか。始まる前から心配である。
それにしても、来年の一発目のイベントが朗読とは・・・07年は初めからつまづいたような気がしてならない
「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
と書いてある。こないだ朗読会の話を知った時には、日時や会場が未定となっていた。だから、せいぜい来春くらいの話と構えていた時にこの通知である。1月26(金)、27日(土)、28日(日)と3日間にわたっておこなわれるそうだ。
会場は「天王洲 銀河劇場」となっている。「天王洲」という地名は知らなかったので検索したら東京は品川区だった。
http://www.gingeki.jp/index.html
「天王寺」(大阪)だったら近かったのに、などとバカなことを思う。
客席数は746席とけっこう大きい。果たして3公演のチケットは売れてくれるのか。始まる前から心配である。
それにしても、来年の一発目のイベントが朗読とは・・・07年は初めからつまづいたような気がしてならない
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「みだれ髪」を朗読ですって?
2006年10月29日 渡辺美里渡辺美里の公式サイトの掲示板を覗いたら、理解不能の書き込みを見つける。10月28日付の「スポーツ報知」にて渡辺美里の下鴨神社における記事が掲載されているという。ここまでは良い。さらに、与謝野晶子の「みだれ髪」の朗読、とかなんとかが書かれていたのだ。
あまりにも意味がわからないので「スポーツ報知」のサイトに飛んで記事を読んでみた。直接記事を引用するのも具合が悪いので要約してみる。
渡辺美里は来春、与謝野晶子の「みだれ髪」をテーマに朗読コンサートに挑戦するという。「強く生きた与謝野晶子という人の作品に触れることは楽しみ」というのが本人の弁である。もちろん、朗読というのは初挑戦である。記事によれば、かつては桃井かおりが00年に同じような試みをしているらしい。ちなみに日時や会場は未定だが、朗読だけでなく歌も交えたステージを予定しているという。
本人は以前から朗読だけの舞台もやってみたかったらしいが、ファンとしては唐突な話でパッと受け入れられるような内容ではない。「スポーツ報知」の記事には、
「20年間のスタジアム公演を終え、7月に山梨・山中湖で新たな夏をスタートさせるなど新しい試みを続ける美里が、次なるチャレンジとして朗読コンサートを開催する。」
と書かれている。確かに新しい試みを求めるのはけっこうなことである。しかし、彼女のファンがそうした「新しい試み」を受け入れるかどうかといえば、全く別の次元の話である。彼女はこうした試みをすることを是とする人間がどれほどいるか。おそらく、ほとんどいないと思う。「全身歌手」の彼女に朗読を期待するはずがないではないか。
99年の「うたの木」というシリーズのツアーが始まって、もう7年になる。これまでの彼女の試みが受け入れられたかといえば、正直いって疑問と言わざるを得ない内容が多かった。そして、現在の彼女の活動に「うたの木」の成果が反映されているとも思えない。そこに追い打ちをかけてくるような今回の話である。
いま進行中の「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が割と評判が良いのは何故か。それは「うたの木」らしからぬ内容だから、というのが私の結論である。「アコースティック」という言葉を抜きにすれば、選曲など優れた内容だといいたい。ファンの心理とか期待とかはその辺りにあると思っている。
「朗読などするな」と否定するつもりはない。できるうちに挑戦したいことはしたらいい。しかし、その前に本業である「歌手」としての活動を充実させるのが先決ではないか。ツアーの集客も下落の一途をたどる状況を見ていると、そんな立場でもないけれど、彼女の将来が心配になってくる。
あまりにも意味がわからないので「スポーツ報知」のサイトに飛んで記事を読んでみた。直接記事を引用するのも具合が悪いので要約してみる。
渡辺美里は来春、与謝野晶子の「みだれ髪」をテーマに朗読コンサートに挑戦するという。「強く生きた与謝野晶子という人の作品に触れることは楽しみ」というのが本人の弁である。もちろん、朗読というのは初挑戦である。記事によれば、かつては桃井かおりが00年に同じような試みをしているらしい。ちなみに日時や会場は未定だが、朗読だけでなく歌も交えたステージを予定しているという。
本人は以前から朗読だけの舞台もやってみたかったらしいが、ファンとしては唐突な話でパッと受け入れられるような内容ではない。「スポーツ報知」の記事には、
「20年間のスタジアム公演を終え、7月に山梨・山中湖で新たな夏をスタートさせるなど新しい試みを続ける美里が、次なるチャレンジとして朗読コンサートを開催する。」
と書かれている。確かに新しい試みを求めるのはけっこうなことである。しかし、彼女のファンがそうした「新しい試み」を受け入れるかどうかといえば、全く別の次元の話である。彼女はこうした試みをすることを是とする人間がどれほどいるか。おそらく、ほとんどいないと思う。「全身歌手」の彼女に朗読を期待するはずがないではないか。
99年の「うたの木」というシリーズのツアーが始まって、もう7年になる。これまでの彼女の試みが受け入れられたかといえば、正直いって疑問と言わざるを得ない内容が多かった。そして、現在の彼女の活動に「うたの木」の成果が反映されているとも思えない。そこに追い打ちをかけてくるような今回の話である。
いま進行中の「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が割と評判が良いのは何故か。それは「うたの木」らしからぬ内容だから、というのが私の結論である。「アコースティック」という言葉を抜きにすれば、選曲など優れた内容だといいたい。ファンの心理とか期待とかはその辺りにあると思っている。
「朗読などするな」と否定するつもりはない。できるうちに挑戦したいことはしたらいい。しかし、その前に本業である「歌手」としての活動を充実させるのが先決ではないか。ツアーの集客も下落の一途をたどる状況を見ていると、そんな立場でもないけれど、彼女の将来が心配になってくる。
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下鴨神社とホタルの光
2006年10月27日 渡辺美里京都に移ってから10年ほどになるが、下鴨神社の中に入るのは今日が初めてである。入って見てわかったのは、入口から鳥居まで100メートル以上歩く必要があることだ。そこを通りすぎると人がたくさん集まっている。
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
大入り袋@摂津市民文化ホール
2006年10月19日 渡辺美里
明日の朝に新幹線で東京に行かなければならないという不安を抱きながら、会社を昼で切り上げて大阪は摂津市へ向かった。「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が行われる摂津市民文化ホールに行くためである。
河原町から阪急電車の特急に乗り、高槻から普通電車に乗り換えて南茨木で降りて、そこからモノレールに乗り換えて摂津までは無事に着く。ここまでは良かった。しかし、初めての土地ではいつものことだが、迷子になってしまい会場にたどり着けない。最後の手段で、チケットに書いてある問い合わせ先に携帯で電話してみた。
わ「すいません。モノレールから来たんですけど、どうやっていったら良いでしょうか?」
ホールの人「川沿いをずっと北へ歩くと警察署があって、そこから1分くらいです」
その時、私は川から離れるようにずっと歩いていた。あわてて川の方に戻ったのは言うまでもない。
ホールの人の言うことを聞いて歩くこと5分、なんとか会場にたどり着いたのは開場時間ちょうどの午後6時半ほどだった。会場前のポスターには「完売御礼」というシールが貼ってあり、入場する時にはなんと大入り袋までもらった。開けると、五円玉が入っていた。
肝心の内容は、また別のところで記したい。といいながら、もう1年も更新などしていないので、曲目をずっと下に記そうと思う。
<演奏曲目>
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)I wish
(6)シンシアリー
(7)悲しいね
(8)Born To Skip
(9)秋の気配
(10)10years
(11)悲しくてやりきれない
(12)蘇州夜曲
(13)ムーンライトダンス
(14)ジャングルチャイルド
(15)世界で一番遠い場所
(16)青い鳥
(17)いつかきっと
<アンコール>
(18)すき
(19))My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
河原町から阪急電車の特急に乗り、高槻から普通電車に乗り換えて南茨木で降りて、そこからモノレールに乗り換えて摂津までは無事に着く。ここまでは良かった。しかし、初めての土地ではいつものことだが、迷子になってしまい会場にたどり着けない。最後の手段で、チケットに書いてある問い合わせ先に携帯で電話してみた。
わ「すいません。モノレールから来たんですけど、どうやっていったら良いでしょうか?」
ホールの人「川沿いをずっと北へ歩くと警察署があって、そこから1分くらいです」
その時、私は川から離れるようにずっと歩いていた。あわてて川の方に戻ったのは言うまでもない。
ホールの人の言うことを聞いて歩くこと5分、なんとか会場にたどり着いたのは開場時間ちょうどの午後6時半ほどだった。会場前のポスターには「完売御礼」というシールが貼ってあり、入場する時にはなんと大入り袋までもらった。開けると、五円玉が入っていた。
肝心の内容は、また別のところで記したい。といいながら、もう1年も更新などしていないので、曲目をずっと下に記そうと思う。
<演奏曲目>
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)I wish
(6)シンシアリー
(7)悲しいね
(8)Born To Skip
(9)秋の気配
(10)10years
(11)悲しくてやりきれない
(12)蘇州夜曲
(13)ムーンライトダンス
(14)ジャングルチャイルド
(15)世界で一番遠い場所
(16)青い鳥
(17)いつかきっと
<アンコール>
(18)すき
(19))My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
渡辺美里のツアー「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」のうち、大阪は摂津で行われる分のチケットが届く。封筒を開けると出てきたのがタイトルの番号である。
「き列」ということは、前から7列目である。「前から7列目」とだけきけば、けっこう前の席ではないかと思うかもしれない。しかし500人収容の摂津市民文化ホールは「た列」(16列)までしか列は無い。同封していた座席図を見ても、真ん中より少しだけ前方という感じである。しかも右端だ。ちなみに、チケットは完売していない。私の後ろには人が座ってなかった、という事態だけは勘弁してほしい。
まもなく届くであろう下鴨神社のチケットはもう少し良い席になるだろうか。
「き列」ということは、前から7列目である。「前から7列目」とだけきけば、けっこう前の席ではないかと思うかもしれない。しかし500人収容の摂津市民文化ホールは「た列」(16列)までしか列は無い。同封していた座席図を見ても、真ん中より少しだけ前方という感じである。しかも右端だ。ちなみに、チケットは完売していない。私の後ろには人が座ってなかった、という事態だけは勘弁してほしい。
まもなく届くであろう下鴨神社のチケットはもう少し良い席になるだろうか。
渡辺美里「青い鳥」(06年)
2006年9月26日 渡辺美里
1.青い鳥
2.おねがい太陽 〜夏のキセキ〜(Live version)
部屋に帰ってから今日がシングルの出荷日であることに気づいた。すでに午後8時と過ぎていて雨も少し降っている。しかし、自転車を30分ほどこいで、遅くまで開いている白川通ぞいのCDショップまで行ってこのCDを買ってきた。別にそこまでする必要もないのだが。
”青い鳥”の作曲は川村結花が担当している。川村の代表作といえばやはりSMAPの”夜空ノムコウ”だろうか。東京芸術大学卒業で、大学時代は早稲田大学モダンジャズ研究会でバンド活動をしていた人である。二人の共演は初めてだ。そのためか、これまでの美里に無い曲に感じる。
7月22日の山名湖ライブで”青い鳥”を一度聴いた時は、それほど良い印象を受けなかった。いまもその思いを拭えないでいる。何が気に入らないかといえば、出だしの2行である。ここの歌詞はどうにかならなかったのだろうか。他に思いつくフレーズは無いのか。聴くたびにそう思ってしまう。全体的には気に入っているので、余計に2行の歌詞が気になって仕方ない。
彼女の語彙の乏しさは昔からなので、自分の中では大して気にしていないつもりだった。しかし今回は良い曲なだけに残念でならないのだ。
カップリングにしても、7月に出たシングル曲”おねがい太陽 〜夏のキセキ〜”の山中湖ライブにおける音源だ。これについても、もっと他に入れるべき曲はあった気がする。クレヨンで書いたような青い鳥のジャケットもいまいちで、焦点が絞れていないとしか言いようがない。
いままでは彼女についてそれほど文句や不満を述べてこなかったつもりだ。出てくる作品が過去の再生産であろうと、西武ライブが無くなろうと、彼女が活動を続けてくれればそれで良いと思っていたからである。しかし、春のツアーのチケット売れ行きなどを見ているうちに、このままでは彼女の活動自体が閉ざされてしまうのではないかという危機感が高まってきた。別にすぐ引退しても良いというのなら仕方ない。しかし、少しでも長く音楽活動を続けるつもりならば、いまの状態ではまずいだろう。
今後はいろいろな形で、現在の彼女に対する自分の思いを表明していこうと思う。
2.おねがい太陽 〜夏のキセキ〜(Live version)
部屋に帰ってから今日がシングルの出荷日であることに気づいた。すでに午後8時と過ぎていて雨も少し降っている。しかし、自転車を30分ほどこいで、遅くまで開いている白川通ぞいのCDショップまで行ってこのCDを買ってきた。別にそこまでする必要もないのだが。
”青い鳥”の作曲は川村結花が担当している。川村の代表作といえばやはりSMAPの”夜空ノムコウ”だろうか。東京芸術大学卒業で、大学時代は早稲田大学モダンジャズ研究会でバンド活動をしていた人である。二人の共演は初めてだ。そのためか、これまでの美里に無い曲に感じる。
7月22日の山名湖ライブで”青い鳥”を一度聴いた時は、それほど良い印象を受けなかった。いまもその思いを拭えないでいる。何が気に入らないかといえば、出だしの2行である。ここの歌詞はどうにかならなかったのだろうか。他に思いつくフレーズは無いのか。聴くたびにそう思ってしまう。全体的には気に入っているので、余計に2行の歌詞が気になって仕方ない。
彼女の語彙の乏しさは昔からなので、自分の中では大して気にしていないつもりだった。しかし今回は良い曲なだけに残念でならないのだ。
カップリングにしても、7月に出たシングル曲”おねがい太陽 〜夏のキセキ〜”の山中湖ライブにおける音源だ。これについても、もっと他に入れるべき曲はあった気がする。クレヨンで書いたような青い鳥のジャケットもいまいちで、焦点が絞れていないとしか言いようがない。
いままでは彼女についてそれほど文句や不満を述べてこなかったつもりだ。出てくる作品が過去の再生産であろうと、西武ライブが無くなろうと、彼女が活動を続けてくれればそれで良いと思っていたからである。しかし、春のツアーのチケット売れ行きなどを見ているうちに、このままでは彼女の活動自体が閉ざされてしまうのではないかという危機感が高まってきた。別にすぐ引退しても良いというのなら仕方ない。しかし、少しでも長く音楽活動を続けるつもりならば、いまの状態ではまずいだろう。
今後はいろいろな形で、現在の彼女に対する自分の思いを表明していこうと思う。
「うたの木」ライブのDVDが出る
2006年9月5日 渡辺美里sony musicからメールが届く。11月に渡辺美里がDVDを出すという内容だった。昨年は西武ライブ終了ということで集大成のDVDボックスが発売されたので、他にいま出す映像があるのだろうか。不思議に思いながら公式サイトを覗くと、
渡辺美里が1999年から取り組んできた「うたの木」ライヴ。
その第2弾DVDの発売がついに決定しました!!
前回はオーケストラをバックに堂々と歌う美里さんの歌唱力に驚かされました。
今回の作品では、2000年から2005年の行われた「うたの木」ライヴ4つを凝縮して収録したその名も「うたの木 Gift Box」!!
ライヴハウスで歌ってる美里さん。教会で歌ってる美里さん。などなど、いろんなスタイルのライヴがみられるまさに玉手箱のようなライヴDVD!!
つまり、この5年間におこなった「うたの木」シリーズのライブをまとめたものだという。収録されるライブは、
・2000年10月 『うたの木2000 fragile』 @Zepp Tokyo
・2003年5月 『うたの木2003 CAFE VOYAGE』 @大宮ソニックシティ
・2004年11月 『Misatoうたの木 SEED』 @キリスト品川教会グローリアチャペル
・2005年10月 『うたの木 seasons "オーケストラ"』 @ミューザ川崎シンフォニーホール
「うたの木」とは、99年から渡辺美里が続けている少し趣向の変えたライブのことである。00年の『うたの木2000 fragile』はライブ・ハウスでのツアー、03年の『うたの木2003 CAFE VOYAGE』と05年の『うたの木 seasons "オーケストラ"』はオーケストラとの共演、04年の『Misatoうたの木 SEED』は小さな会場でのアコースティック・ライブ、という内容だった。また、2年前から12月に行っているディナーショーも「うたの木」と冠している。
デビューから10年ほどは毎年のように映像作品が出ていたけれど、最近はあまり無い。そんな状態なのでライブDVDが出ること事態は喜ばしくはある。
ただ、私はこれまでの「うたの木」ライブは大阪・京都で観たけれど、DVDに入るもので個人的に感心したライブは05年のオーケストラくらいで、あとは焦点の絞れていない中途半端な印象しか持っていない。ひと言でいえば、選曲がいま一つのものが多いのだ。この点は多かれ少なかれ、ライブを観た人ならば同意していただけると思う。ネットを見ても「うたの木」が良かったという意見を読んだ記憶はない。
そんな「うたの木」を要約してどんな映像が出来上がるのだろうか。出来上がりについて多少不安ではある。
渡辺美里が1999年から取り組んできた「うたの木」ライヴ。
その第2弾DVDの発売がついに決定しました!!
前回はオーケストラをバックに堂々と歌う美里さんの歌唱力に驚かされました。
今回の作品では、2000年から2005年の行われた「うたの木」ライヴ4つを凝縮して収録したその名も「うたの木 Gift Box」!!
ライヴハウスで歌ってる美里さん。教会で歌ってる美里さん。などなど、いろんなスタイルのライヴがみられるまさに玉手箱のようなライヴDVD!!
つまり、この5年間におこなった「うたの木」シリーズのライブをまとめたものだという。収録されるライブは、
・2000年10月 『うたの木2000 fragile』 @Zepp Tokyo
・2003年5月 『うたの木2003 CAFE VOYAGE』 @大宮ソニックシティ
・2004年11月 『Misatoうたの木 SEED』 @キリスト品川教会グローリアチャペル
・2005年10月 『うたの木 seasons "オーケストラ"』 @ミューザ川崎シンフォニーホール
「うたの木」とは、99年から渡辺美里が続けている少し趣向の変えたライブのことである。00年の『うたの木2000 fragile』はライブ・ハウスでのツアー、03年の『うたの木2003 CAFE VOYAGE』と05年の『うたの木 seasons "オーケストラ"』はオーケストラとの共演、04年の『Misatoうたの木 SEED』は小さな会場でのアコースティック・ライブ、という内容だった。また、2年前から12月に行っているディナーショーも「うたの木」と冠している。
デビューから10年ほどは毎年のように映像作品が出ていたけれど、最近はあまり無い。そんな状態なのでライブDVDが出ること事態は喜ばしくはある。
ただ、私はこれまでの「うたの木」ライブは大阪・京都で観たけれど、DVDに入るもので個人的に感心したライブは05年のオーケストラくらいで、あとは焦点の絞れていない中途半端な印象しか持っていない。ひと言でいえば、選曲がいま一つのものが多いのだ。この点は多かれ少なかれ、ライブを観た人ならば同意していただけると思う。ネットを見ても「うたの木」が良かったという意見を読んだ記憶はない。
そんな「うたの木」を要約してどんな映像が出来上がるのだろうか。出来上がりについて多少不安ではある。
部屋にいたにもかかわらず
2006年8月14日 渡辺美里今日と明日の2日間にわたりNHK-FMで「ジャパニーズ ゴールデン ポップス」という番組が放送される。明日は米米クラブ、そして今日は渡辺美里だった。1時間半の枠だから多くの曲がかかるし、本人も出演する。
にもかかわらず、である。ラジオのことをすっかり忘れてしまった人間がここにいる。しかも、別に外出していたわけでもなく部屋でパソコンをいじっていたのだから救いがない。
思えば、ラジオ番組というものを聴いた記憶がずっとない。忘れるくらいなので執着があるわけではないが、少し惜しいことをした。
にもかかわらず、である。ラジオのことをすっかり忘れてしまった人間がここにいる。しかも、別に外出していたわけでもなく部屋でパソコンをいじっていたのだから救いがない。
思えば、ラジオ番組というものを聴いた記憶がずっとない。忘れるくらいなので執着があるわけではないが、少し惜しいことをした。
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山中湖ライブ、それぞれの思い
2006年7月24日 渡辺美里「渡辺美里」や「山中湖」で検索してここに来られる方が毎日のようにある。その人たちのサービスになるかわからないが、7月22日の日記に当日の演奏曲目を載せた。何かの参考になればと思う。
一方の私も、他の人のライブの感想をネットで見ていたりする。その中で、少なからず心が動かされた文章が一つあった。それはライブ自体の感想ではなく、このライブが終わったらしばらく渡辺美里のライブが見られなくなるだろう、という内容のものである。
その人は、この夏にアメリカへ転勤してしまう。たまには日本に戻ることはあってもその時に彼女がライブをしているとは限らない、などと書いてあった。
山中湖に行くのは大変だとブツブツ書いたのが数日前の話である。しかし考えてみればしょせん国内における移動に過ぎない。どうにかすれば都合のつく可能性も大いにある。しかし、海外だったら日本に行くことだけでも大変だ。そんなところに転勤することは自分の職場ではあり得ないので、あまり関係のある話ではないといえる。しかしこうした理由で好きなミュージシャンが観られなくなるファンもいるのだということを知って、なんともいえない気持ちにさせられた。はたしてこの人はどんな心境で山中湖ライブを観たのだろうか。それはおそらく彼のブログでも書かれるに違いない。
一方の私も、他の人のライブの感想をネットで見ていたりする。その中で、少なからず心が動かされた文章が一つあった。それはライブ自体の感想ではなく、このライブが終わったらしばらく渡辺美里のライブが見られなくなるだろう、という内容のものである。
その人は、この夏にアメリカへ転勤してしまう。たまには日本に戻ることはあってもその時に彼女がライブをしているとは限らない、などと書いてあった。
山中湖に行くのは大変だとブツブツ書いたのが数日前の話である。しかし考えてみればしょせん国内における移動に過ぎない。どうにかすれば都合のつく可能性も大いにある。しかし、海外だったら日本に行くことだけでも大変だ。そんなところに転勤することは自分の職場ではあり得ないので、あまり関係のある話ではないといえる。しかしこうした理由で好きなミュージシャンが観られなくなるファンもいるのだということを知って、なんともいえない気持ちにさせられた。はたしてこの人はどんな心境で山中湖ライブを観たのだろうか。それはおそらく彼のブログでも書かれるに違いない。
おそらく最初で最後の山中湖
2006年7月22日 渡辺美里
大阪南港、名古屋、渋谷とこの1週間で移動ばっかりしていたけれど、今日がもっとも大変になるだろう。山梨県の山中湖村である。渡辺美里の野外ライブ「『山中湖“きらら”オープニング・フェスタ』美里祭り2006!in 山中湖〜初富士・美里・夏が来た!〜」に行くためだ。
ざっと交通手段を列挙すると、
(1)京都駅から新幹線「ひかり」で三島(静岡県)まで(所要時間2時間)
(2)JRに乗り換え「沼津」、さらに乗り換えて「御殿場駅」まで(所要時間45分)
(3)今度はバスに乗りバス停「旭日丘」(あさひがおか)まで(所要時間45分)
(4)そこから湖畔を歩いて会場まで「山中湖交流プラザ きらら」(所要時間30分)
と、このような乗り継ぎに乗り継ぎを重ねてたどり着いたのが午後3時少し前、開演1時間前だった。画像は会場近くの風景である。こんな山奥に何千人もの人がいて驚いた。
一番の誤算は「旭日丘」から会場までのバスが無かったことである。パソコンで調べると山中湖を巡回している「ぐるりんバス」が走っていて、それを乗って10分で会場に着くとなっていた。しかし、実際にバスが来るのは1時間に1本ほどしかない。待っていたら開演時間も過ぎてしまう可能性もあったので、「旭日丘」からは歩いて行くことにしたわけだ。しかしバスや車にしても、道がものすごく混んでいたため、歩くスピードと大差が無いようにみえるほどだった。
午後7時前にライブが終わると、また歩いてバス停まで向かう。バス停に着いてから10分ほどで三島行きのバスに来たので、それに乗って帰ることができた。しかし、もしこのバスを乗り過ごしたとしたら1時間くらい待たなければならなかったのではないか。いや、下手をしたら三島に帰ることができず、湖畔に取り残されたかもしれない。
振り返ってみれば、とても危うい旅だった気がする。
(演奏曲目)
(1)ラブ ゴーゴー!
(2)元気だしなよ
(3)夏が来た!
(4)彼女の彼
(5)みんないた夏
(6)童謡メドレー(赤とんぼ〜故郷〜椰子の実)
(7)はじめて
(8)初恋
(9)10years
(10)ランナー
<”Funky kitchen 〜スローフードのすすめ〜”をバックに、バグズ・アンダー・グルーブのパフォーマンス>
(11)POSITIVE DANCE
(12)It’s Tough
(13)歌謡曲メドレー(”渚のシンドバッド””恋のバカンス”ほか)
(14)恋したっていいじゃない
(15)おねがい太陽〜夏のキセキ〜
(16)My Revolution
(17)青空
<アンコール1>
(18)夏の歌
(19)蝶のように 花のように〜You are the only one!〜
(20)スピリッツ〜お祭りマンボ
<アンコール2>
(21)青い鳥(新曲)
(22)サマータイムブルース
ざっと交通手段を列挙すると、
(1)京都駅から新幹線「ひかり」で三島(静岡県)まで(所要時間2時間)
(2)JRに乗り換え「沼津」、さらに乗り換えて「御殿場駅」まで(所要時間45分)
(3)今度はバスに乗りバス停「旭日丘」(あさひがおか)まで(所要時間45分)
(4)そこから湖畔を歩いて会場まで「山中湖交流プラザ きらら」(所要時間30分)
と、このような乗り継ぎに乗り継ぎを重ねてたどり着いたのが午後3時少し前、開演1時間前だった。画像は会場近くの風景である。こんな山奥に何千人もの人がいて驚いた。
一番の誤算は「旭日丘」から会場までのバスが無かったことである。パソコンで調べると山中湖を巡回している「ぐるりんバス」が走っていて、それを乗って10分で会場に着くとなっていた。しかし、実際にバスが来るのは1時間に1本ほどしかない。待っていたら開演時間も過ぎてしまう可能性もあったので、「旭日丘」からは歩いて行くことにしたわけだ。しかしバスや車にしても、道がものすごく混んでいたため、歩くスピードと大差が無いようにみえるほどだった。
午後7時前にライブが終わると、また歩いてバス停まで向かう。バス停に着いてから10分ほどで三島行きのバスに来たので、それに乗って帰ることができた。しかし、もしこのバスを乗り過ごしたとしたら1時間くらい待たなければならなかったのではないか。いや、下手をしたら三島に帰ることができず、湖畔に取り残されたかもしれない。
振り返ってみれば、とても危うい旅だった気がする。
(演奏曲目)
(1)ラブ ゴーゴー!
(2)元気だしなよ
(3)夏が来た!
(4)彼女の彼
(5)みんないた夏
(6)童謡メドレー(赤とんぼ〜故郷〜椰子の実)
(7)はじめて
(8)初恋
(9)10years
(10)ランナー
<”Funky kitchen 〜スローフードのすすめ〜”をバックに、バグズ・アンダー・グルーブのパフォーマンス>
(11)POSITIVE DANCE
(12)It’s Tough
(13)歌謡曲メドレー(”渚のシンドバッド””恋のバカンス”ほか)
(14)恋したっていいじゃない
(15)おねがい太陽〜夏のキセキ〜
(16)My Revolution
(17)青空
<アンコール1>
(18)夏の歌
(19)蝶のように 花のように〜You are the only one!〜
(20)スピリッツ〜お祭りマンボ
<アンコール2>
(21)青い鳥(新曲)
(22)サマータイムブルース
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7月22日(土)に渡辺美里のライブを観るために山梨県は山中湖村まで行く。あと1ヶ月を切ったわけだが、行き方などの準備をしていない。とりあえず交通手段は、
京都→三島(新幹線「ひかり」を使って1本で行ける)
三島→御殿場(JR線)
御殿場→山中湖(富士急路線バス)
というコースで行くことに決めた。
JRのサイトで確認してみると新幹線の席はまだ空きが十分にあるので予約はしていない。しかし大事なことを忘れているのに気づいた。宿の確保である。美里ファンの掲示板かブログをざっと見ていたら、宿が取れないとかいう書き込みがあった。不安になって宿の空き具合を確認したら、御殿場ちかくの宿は満室である。あったとしても手頃な料金とはいいがたいものばかりだ。
そこで少し離れた三島駅の周辺で探したら、ビジネスホテルが2件みつかる。どちらも空いていたので一方を「じゃらんnet」で予約した。別に観光のために行くわけでもないし、温泉に入りたくもない。泊まれたら十分である。
京都→三島(新幹線「ひかり」を使って1本で行ける)
三島→御殿場(JR線)
御殿場→山中湖(富士急路線バス)
というコースで行くことに決めた。
JRのサイトで確認してみると新幹線の席はまだ空きが十分にあるので予約はしていない。しかし大事なことを忘れているのに気づいた。宿の確保である。美里ファンの掲示板かブログをざっと見ていたら、宿が取れないとかいう書き込みがあった。不安になって宿の空き具合を確認したら、御殿場ちかくの宿は満室である。あったとしても手頃な料金とはいいがたいものばかりだ。
そこで少し離れた三島駅の周辺で探したら、ビジネスホテルが2件みつかる。どちらも空いていたので一方を「じゃらんnet」で予約した。別に観光のために行くわけでもないし、温泉に入りたくもない。泊まれたら十分である。