この2週間ほどはきちんとした休みが取れていないせいか、最近はあまりCDを聴く気が起きない。こないだ買った渡辺美里のミニ・アルバム「うたの木 seasons“夏”」も一度すら聴かない。いや、もしかしたらもう聴かないかもしれない。それには自分なりの理由がある。

「うたの木 seasons“夏”」の1曲目が彼女のオリジナルの”夏が来た！”の再録というのがいけない。”夏が来た！”は自分にとって最も愛着のある曲である。それゆえオリジナルの曲に対する思い入れが強いのである。

いま出ている「ミュージックマガジン」で保母大三郎というライター がこの作品について、根拠も何もない「3点」という点数をつける悪趣味なことをしている。私はそんな無意味ことをする気はさらさらない。

ただ、この「うたの木 seasons“夏”」に入っている”夏が来た！”のヴァージョンでこれから先はずっとライブでも演奏すると言われたら、それを良しとするファンがどれほどいるだろうか。おそらく誰もいないのでないか。私の言いたいのはそんなことである。

7月13日に発売される渡辺美里のウルトラ・ベストアルバムの、ファン投票による中間発表第2弾が発表された。上位20曲は次の通りである。

○青空　
○いつかきっと　
○悲しいね　
○きみに会えて 　
○君の弱さ　
○さくらの花の咲くころに　
○サマータイムブルース　
○サンキュ　
○すき　
○夏が来た！　
○Believe　
○eyes　
○I’m Free　
○JUMP　
○Love Is Magic　
○Lovin’ You　
○My Revolution　
○Promise　
○Teenage Walk　
○10 Years　

第1弾の時は、

●青空
●いつかきっと
●悲しいね
●きみに会えて
●君の弱さ
●サマータイムブルース
●サンキュ
●シャララ
●すき
●夏が来た！
●Believe
●I Wish
●I’m Free
●JUMP
●Love Is Magic
●Lovin’ You
●My Revolution
●Promise
●Teenage Walk
●10 Years

となっている。”シャララ””I Wish”が消えて、”さくらの花の咲くころに”eyes”が上位に出てきた。隠れた名曲が消えて、代わって定番の人気曲が現れたというところだろうか。

これで終わりではなく、次の締め切りは6月15日である。それから集計しても発売に間に合うのだろうか。

今日の午後9時に渡辺美里の公式サイトで、ファン投票で決めるベスト・アルバムの中間発表が出た。以下が上位20曲である。まだ順位は発表されていない。

青空
いつかきっと
悲しいね
きみに会えて
君の弱さ
サマータイムブルース
サンキュ
シャララ
すき
夏が来た！
Believe
I Wish
I’m Free
JUMP
Love Is Magic
Lovin’ You
My Revolution
Promise
Teenage Walk
10 Years

”My Revolution”、”10 Years”といった定番曲の中に、アルバム未収録の”君の弱さ””I’m Free””Love Is Magic”なども含まれているのは、熱心なファンが「アルバム未収録曲を再び世に出したい」という思いが表れているような気がする。

また、”サンキュ””I Wish””シャララ”など隠れた名曲が入っている点もファン投票ならではである。ベスト・アルバムはレコード会社の企画盤を含めて3枚あるけれど、こんなアルバムなら買おうかなと思ってしまう内容に、現時点ではなっている気がする。

第2弾の締め切りは5月20日で、発表は25日である。しかし、第2弾は最後ではないのだろうか。

Sony Musicよりメールが届いた。

8/6インボイスSEIBUドームまでの直行バス運行！特典付き！日帰りバスプラン・飛行機(宿泊付き)プラン申込受付中！！！

というものである。ライブまであと100日余りとなった。もう交通手段を考える時期なのである。しかし、今回はもう決めている。東京までは新幹線で、あとは「MISATOトレイン」に乗ってインボイス西武ドームまで行きたいと考えている。

「MISATOトレイン」は池袋からドームまで行く西武線の臨時列車である。ただ、この列車に乗る方法がわからない。抽選か予約かみたいだが、ファンクラブでの優先などは記憶にない。そんなものあったならば、去年の時に利用していただろうから。事前から注意して臨時列車の情報を集めよう。

本日の正午、渡辺美里の公式サイトにて「V20 SPECIAL企画」の投票が始まった。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/misato/v20/index.html

楽曲を投票するページでは、彼女の発表した曲のすべて（シングル曲のカップリングやリミックスまで載っている）が並んでおり、20年という活動期間の長さを実感する。

1曲しか選べないということで、日記に書いた通り”いつかきっと”を投票した。あとは結果を待つだけである。

SONY MUSICよりメールが届く。京都の公開ラジオで渡辺美里本人が話していた通り、ファン投票によるベスト・アルバムの企画が始動するのである。SONYのサイトに書いてあったのは以下の通り。

お待たせ致しました！V20 SPECIAL企画、いよいよ始動します。　

1985年「I’m Free」から2005年「うたの木seasons“春”」まで、20年間の歩みの中で、一曲一曲、一枚一枚のアルバムに大切な想いを込めて　みなさんに発信し続けてきた、そんな全てのMisatoソングの中から、あなたにとっての「これぞ一曲！！」をセレクトして頂いて、ファンの皆さんとMisatoが一緒になって、すごいアルバムをつくりたいと思っています。リクエスト・スタートは4月15日正午！！リクエスト方法は、当オフィシャルサイト（PC版のみ、すみません！）と、ハガキによる郵送の2通り！あなたにとっての これぞ一曲！を 、熱いメッセージを添えて、ぜひリクエストしてください！

□リクエスト：2005年4月15日正午、スタート！
★第一弾締め切り→4月30日
★第一弾結果発表→Misatoデビュー記念日の5月2日。当オフィシャルサイトにてリクエスト上位曲を発表！

☆詳細は、4/15正午以降、当オフィシャルサイト「V20 SPECIAL」をご覧下さい。
☆当サイト「DISCO.」にて、Misatoソングの試聴が出来ます。ぜひお聴き下さい。

「これぞ1曲！」ということは、1曲だけしか選べないということか。難しいな。1曲挙げるならば”My Revolution”か”10years”かな。私は”いつかきっと”を投票するつもりである。

この投票の結果は8月の最後のライブで反映されるのだろうか。そのあたりは期待したい。

渡辺美里の公式サイトをのぞくたびに、西武ドームのライブまでのカウントダウンがされる。今日は「MISATO V20 スタジアム伝説〜最終章〜NO SIDEまで、あと120日」となっていた。8月6日まで、あと4ヶ月ほどである。

掲示板を見てみれば、今年は20代最後の夏になる、というような書き込みが目に入った。そういえば、自分もこの書き込みをした人と同じ立場である。20代の最後に西武ドームでのライブが幕引きになるというのはなんだか象徴的な気がする。

SONY MUSICのメールより渡辺美里の情報が送られてきた。昨年の冬からリリースされている「うたの木」シリーズの「夏」が5月25日に発売されるというのだ。

収録曲は以下の5曲である。

1．夏が来た！
2．メドレー（茶摘み/夏は来ぬ/たなばたさま/我は海の子）
3．ムーンライト・サーファー
4．椰子の実 　　
5．メドレー〜夏のウルトラビキニ大作戦〜
　 （涙の太陽/ビキニスタイルのお嬢さん/渚のシンドバッド）

夏の曲が多いイメージを持ったけれど、自身の曲は”夏が来た！”の1曲のみである。あとは日本の童謡とか歌謡曲のカバーである。”ムーンライト・サーファー”という曲は聞いたことのない名前だったのでネットで検索してみたら、どうやら70年代に石川セリという人が最初に歌っていたようだ。

曲目だけを見ていては内容が全く理解できない。ただ、いままでの「冬」や「春」のことを考えれば、それほどめちゃくちゃな出来にはならないだろう。いまのところ「冬」が個人的には一番鬼入りだが、果たして「夏」や「秋」はどうなるだろうか。

渡辺美里が京都の「新風館」でおこなわれる公開ラジオに出演する。それを知ったのは3月11日にSONY MUSICから届いたメールからである。土曜日の午後という都合のよい日時だったので、観に行くことにした。

しかし、ラジオの放送時間が午後2時から7時ということしか記されていなかったので、美里がいつ出てくるのかわからない。とりあえず2時の放送開始直前に新風館に行った。なぜか人材派遣会社のブースがたくさん並んでいた。公開ラジオとのタイアップらしい。DJの谷口キヨコが、5時台に「大御所」の渡辺美里さんが登場します、と言ったのでいったん部屋に戻ることにした。しかし「大御所」という表現が気になった。今年でデビュー20周年なのだから、そう言われても仕方ないのだが。

午後5時、新風館に再びやって来た。見物人の数は、寂しくない程度というくらいだろうか。ウルフルズの「暴れだす」がかかったあと美里が登場する。話す内容は予想通りどうということはなかった。興味深い内容といえば、公式サイトが移転することと、ファンの投票によるベスト・アルバムを出すということくらいである。

そしてラジオが終わったら、次の予定があるのか、美里はとっとと新風館を出て行ってしまった。それにつられてファンもゾロゾロと席を立っていく。谷口キヨコが「帰っちゃうんですか？気持ちはわかるけど・・・」と言っていたのが観ていて気の毒だった。あんなに露骨に帰らずに、私のようにそっと帰ったら良いのに。

渡辺美里の公式サイトをのぞくと、彼女の曲の「さくらの花のさくころに」が流れてきた。もともとは88年のアルバム「ribbon」の中の曲で、この2月23日に発売される「うたの木 seasons"春"」で新たに録音されている。

公式サイトでは「うたの木 seasons"春"」の試聴も始まっていたので聴いてみた。あと3日で店頭に並ぶので、感想はその時にでも書こうと思う。

届くかどうか不安だったけれど、渡辺美里のファンクラブ”Do!”から封書が無事に届いた。もちろん、西武ドームライブの先行予約の案内も入っている。

今回の先行予約は、良い席が取れるという他にもなかなか凄い特典が用意されている。”Do!”でチケットを取った人の名前がパンフレットに掲載されるというのだ。最後のライブならではの、一生の思い出になる企画である。

まずはチケット代を入金しよう。それから、”Do!”の年会費も。

そういえば渡辺美里のファンクラブの会員期限は1月いっぱいだったような気がする。。その前に年会費を振り込まなければ自動的に退会になるのが常である。

いつもならば、振り替え用紙が事前に届くのだが、それを見かけた記憶がない。元日には年賀状が届いたけれど、それ以外の郵便は来ていないはずである。

西武ドームの先行予約はもう始まるらしい。いまからあわてて更新してもファンクラブの恩恵を受けられないかもしれない。

スポーツ報知に渡辺美里の記事が載っていることを、SONY MUSICからのメールで知る。もちろん、西武ドームでのライブの話である。タイトルは、「渡辺美里　西武ドームギネスで幕引き 今年で20回目！女性ソロアーティスト単独スタジアムライブ申請」

「“西武”を卒業する最終章となる今年のステージ。ぜひともたくさんの方たちに見てほしいです」と本人は発言している。8月6日のライブ前には、女性ソロアーティストによる単独スタジアムライブ連続記録としてギネスブックに申請するという。

思えば、最初の西武ドームでのライブを観たのは2000年、15回目の時である。あの時、この場所でのライブは終わると、個人的には思っていた。あれから5年、最後のタイトルは「MISATO V20 スタジアム伝説〜最終章〜 NO SIDE」である。

「スタジアム伝説」か。私が生まれて初めて観た92年のスタジアム・ライブのツアーと同じ名前なのは何かの偶然だろうか。

午後7時、三条河原町の近くを通ったら何か聞き覚えのある音楽が流れてきた。どこの建物からなのかわからないけれど、7時など一定の時間になると音楽が流れるらしい。そして、その音楽は「冬の星座」だった。

ずいぶん昔の歌なのだけれど、この曲を知ったのは昨年の11月のことである。渡辺美里がミニ・アルバム「うたの木 Seasons”冬”」に収録されていることがきっかけだった。

歌詞カードに作詞・作曲が「WILLIAM HAYS SHAKESPEARE」と表記されていたので、これはシェイクスピアの作品だったのかと勘違いしていた。しかし、この作者はアメリカの人で、曲も南北戦争の頃に出来たと言われている。また、ネットで「冬の星座」を検索すると作曲者は「ヘイス」と表記されていることが多かった。

ちなみにシェイクスピアは16〜17世紀のイギリスの人である。国も時代もまるっきり違う。

日本にかつてボ・ガンボスというバンドがいた。89年にデビューし、95年まで活動を続ける。解散以降も評価が上がり、中心人物であった「どんと」は00年に亡くなってからは半ば伝説になったような感がある。

そのボ・ガンボスのデビュー15周年を記念してトリビュート盤「CollaBo GumBos Vol.1」が本日発売された。しかし、ボ・ガンボスのファンどころかアルバム1枚すら聴いたことがない。それにもかかわらず何故こんなアルバムを買ったのかといえば、渡辺美里が1曲参加しているからである。トリビュート盤などの企画盤に彼女が参加したのはこれが初めてのことである。

美里はボ・ガンボスの「魚ごっこ」という曲が好きだったという。そういえばNHK-FMの「ミュージック・スクエア」でその曲をかけていたのを覚えている。アルバム解説の中で両者は同じレコード会社だったことを知る。ボ・ガンボスもエピック・ソニーに所属していたのか。

他にもトータス松本や奥田民生、甲本ヒロトにUAなどかなり豪華なメンツが参加している。以下に曲目と参加アーティストを記す。

泥んこ道を二人 / Leyona ＆ 東京スカパラダイスオーケストラ
魚ごっこ / 渡辺美里 ＆ 東京60Watts
夜のドライブ / 甲本ヒロト ＆ Rock’n Roll Gypsies
助けて！フラワーマン / トータス松本 ＆ Black Bottom Brass Band
絶体絶命 / うつみようこ ＆ マチルダロドリゲス
もしもし！OK!! / 奥田民生 ＆ Sparks Go Go 全11曲予定
トンネル抜けて / UA ＆ リトルクリーチャーズ
ポケットの中 / Soul Flowr Union ＆ The Groovers
夢の中 / YUKI ＆ 麗蘭
ダイナマイトに火をつけろ /
あこがれの地へ / 今野英明 ＆ 吾妻光良＆The Swinging Boppers

先日、「西武ドーム」の名前が変わる話をした。そして、具体的な話が決まってしまったようだ。

肝心の球場名は「インボイス西武ドーム」という名前になる。今年の開幕前までには名前が変わる。さらに、最寄りの駅名は「西武球場前」のままになる。新名称もあくまでも「西武」という企業名は外さない形となった。

チケットや広告に入る球場名はすべて「インボイス西武ドーム」となる。

ネーミングライツ（命名権）というものが自分に影響することになるとは夢にも思わなかった。

西武が、本拠地である西武ドーム（埼玉県所沢市）の命名権を情報通信サービス「インボイス」に売却する方向であるということをニュースで知る。

ライオンズ・ファンでもない自分に何が関係あるのかといえば、それが思いっきりあるのだ。今年の8月におこなわれる渡辺美里の最後のスタジアム・ライブである。もしもインボイスに命名権が譲渡されるとすれば、球場の名前も「インボイスドーム」と変わるのが有力だというのだ。しかも今季から変わる可能性が大きい。

色々なところで書いているけれど、もう次が無いライブである。この20年の間に球場に屋根がついて「西武球場」が「西武ドーム」になったこともあった。しかし、せめて最後は「西武」のままでいってほしい。幕引きが「インボイスドーム・ライブ」というのは締まりがない。

今日という日に抜けられない仕事が入ったことが悔しくてしかたなくなった。

その夜、祇園甲部歌舞練場にて「環の音楽」というイベントが行われた。女性シンガーが4人登場し、その中の一人が渡辺美里だった。もちろんチケットすら取っていない。また、イベントなので曲数も少ないし観なくてもそれほど痛くはない。そう思っていた、その演奏曲目を知るまでは。

美里が歌ったのはたったの5曲である。しかし、

（1）My Revolution
（2）Blue Butterfly
（3）ランナー
（4）卒業
（5）10years

「卒業」を披露しただと！！！！！

「卒業」といえば彼女が明治生命のイメージキャラクターに起用されていた91年の曲であり、彼女の代表曲の一つといってもよい。一度は生で聴いてみたい曲である。だが、10年以上ライブに立ち会っているのに、いまだに生で聴く場に立ち会えていない。京都のイベントにもかかわらず聴くチャンスを逃し、つくづく運が悪い。悔しくて仕方ない。

間もなく発売されるミニ・アルバムに再録される「卒業」である。せっかくの機会だから、どこかでまた披露するところを作ってほしいと切に願う。

渡辺美里のミニ・アルバム「うたの木」シリーズの第2弾が2月23日に発売される。タイトルは「うたの木 seasons"春"」だ。昨年11月に発表された、冬の童謡や唱歌または彼女のオリジナル作を収録した「うたの木 seasons"冬"」と連動する作品で、曲目は以下の通りである。

（1）さくらの花の咲くころに
（2）早春賦
（3）メドレー(さくら〜花)
（4）春一番
（5）卒業

（1）と（5）は彼女のオリジナル再録、他は童謡やカバー曲である。春一番はキャンディーズで、02年の「じゃじゃ馬ならしツアー」でも披露したことがある。「花」は喜納昌吉の曲だろう。

今年はデビュー20周年ということで、昨年以上の活動があると期待している。その時は「卒業」をぜひ披露してほしい。せっかく再録されて再び世に出るのだから。

カウントダウンを迎えた後、15分くらい花火が上がりつづけたから、渡辺美里のライブが再び始まった。演奏曲目は以下の通り。

（7）My Revolution
（8）蝶のように花のように
（9）スピリッツ
（10）恋するパンクス
（11）10years
（12）サマータイムブルース
＜アンコール＞
（13）My Love Your Love（たった一人しかいないあなたへ）

「蝶のように花のように」ではお客に振り付けを指導してから演奏していた。全13曲で、すべての演奏が終わったのは午前0時57分。カウントダウンや花火の時間をのぞけば、正味1時間半くらいで、イベントとしては長い方のライブであった。終わってからすぐ眠る。

そのまま昼まで眠り、起きてからもお参りなどに出ることもなくずっと部屋の中で過ごした。いくら元日だからといって、昨日に劣らず寒い日に出かける人の気が知れない。