気になっていた店

2003年1月24日
今日と明日は一日中休みである。午前中はCDを部屋に流しながら洗濯をし、午後から外に出た。

まず大丸のミュージアムに行き「白州正子の世界」展を見る。名前すら聞いたこともなかったが、貴族の娘として生まれ、吉田茂のブレーンだった白州次郎と結婚、そうした人脈から小林秀雄、北大路魯山人などと交流をしていたとかなんとか。周囲を見渡せば年輩の女性ばかりだった。ざっと見てからすぐに外に出て伊勢丹のミュージアムに向かい、続いて「寺島紫明展」を見る。きれいだが女性の絵ばかりで、しかも絵の中の女性はみんな横か下を向いているのが単調に感じた。

そのまま京都駅の地下に行きJEUGIAでCDを見る。数日探しているラモーンズのトリビュート・アルバムは見つからない。発売延期になったとしか考えられない。といっても買わねばならないものは他にもあるので、

ローリング・ストーンズ「フォーティー・リックス」(02年)

結成40年を記念して発表された2枚組40曲入りのベスト・アルバム。3月の大阪公演を前にして、にわか仕込みの予習のために買う。

午後5時すぎ、伊勢丹から自転車で葛野大路御池下るという目立たない場所にあるラーメン屋「杉千代」に初めて行く。山ノ内浄水場の北にあるその店は本当に辺鄙な場所にあった。開店の5時半まで少し時間があったので、近くにあった「古本市場」という店入る。

ジャクソン・ブラウン「孤独なランナー」(77年)

が中古で売っていたので購入(980円)

5時半過ぎになって、さてラーメン食べようと思って入ったら、すでに席の大半は埋まっていて驚いた。いつのまにこの人たちは来ていたのだろう。座ってからも続々と人が入ってくる。よくこんな場所に来るなあと、自分のことを棚にあげるが思ってしまった。ともかくチャーシュー麺(750円)を注文する。ラーメンを運んでくるお姉さんは無表情なのがちょっと気になった。

肝心のラーメンの味だが、柔らかいがボロボロ崩れるチャーシューが特徴なくらいで、醤油がベースのスープなど取り立てて変わったところもなかったが、塩辛すぎず自分には丁度良い味で完食してしまった。だが家からはけっこう遠い場所だし、開店直後からあの調子では並ばないと食べられなさそうで、また訪れることはそうそうないだろう。ただこれで自転車で行ける場所でめぼしいラーメン屋はだいたい回ったと思う。

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