こういう日にはクラッシュを
2003年4月24日 とどめておきたこと、特記事項表立ったことは日記に書いてはいないが3月の後半から今日まで色々と大変なことがあった。具体的なことを述べるつもりもないが、とりあえず一段落がついたことだけを記しておきたい。
事が済んだ時、ふと思い浮かんだのは、去年の終わりに急に亡くなったジョー・ストラマ−についてだった。家に帰った後、寝ながらクラッシュをかける。
「ロッキング・オン」2003年3月号はジョー・ストラマ−の追悼特集だった。クラッシュの「サンディニスタ!」の解説で渋谷陽一はこんなコメントを寄せている。以下はその引用である。
「僕が編集長をやっている雑誌、『SIGHT』でクラッシュを特集した時、一曲だけ詞を掲載した。このアルバムに収められている”レベル・ワルツ”である。いわゆる代表曲ではないが、このバンド、そしてジョー・ストラマ−の優れた部分を象徴する曲だと思いピックアップした。ミディアム・テンポのバラードで、歌のテーマは”戦いに敗れること”である。自分達は負ける事が分かっていても、戦うのだ、という決意を、声高に主張するのでなく、反抗のワルツを踊るという詩的な言い回しで見事に表現したナンバーだ。戦う事を歌ったパンク・バンドは多いが、負ける事まで歌い切ったバンドはない。ジョー・ストラマ−はそれができる唯一のパンク・ロッカーだった。それが彼の素晴らしさであり、ある意味限界でもあった。それは彼の知性、そしてキャラクターから来るものだった」
(本日聴いたCD)
クラッシュ「ライブ・クラッシュ」、ジャクソン・ブラウン「プリテンダー」
事が済んだ時、ふと思い浮かんだのは、去年の終わりに急に亡くなったジョー・ストラマ−についてだった。家に帰った後、寝ながらクラッシュをかける。
「ロッキング・オン」2003年3月号はジョー・ストラマ−の追悼特集だった。クラッシュの「サンディニスタ!」の解説で渋谷陽一はこんなコメントを寄せている。以下はその引用である。
「僕が編集長をやっている雑誌、『SIGHT』でクラッシュを特集した時、一曲だけ詞を掲載した。このアルバムに収められている”レベル・ワルツ”である。いわゆる代表曲ではないが、このバンド、そしてジョー・ストラマ−の優れた部分を象徴する曲だと思いピックアップした。ミディアム・テンポのバラードで、歌のテーマは”戦いに敗れること”である。自分達は負ける事が分かっていても、戦うのだ、という決意を、声高に主張するのでなく、反抗のワルツを踊るという詩的な言い回しで見事に表現したナンバーだ。戦う事を歌ったパンク・バンドは多いが、負ける事まで歌い切ったバンドはない。ジョー・ストラマ−はそれができる唯一のパンク・ロッカーだった。それが彼の素晴らしさであり、ある意味限界でもあった。それは彼の知性、そしてキャラクターから来るものだった」
(本日聴いたCD)
クラッシュ「ライブ・クラッシュ」、ジャクソン・ブラウン「プリテンダー」
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