「ドラえもん」を観なくなってどれくらい経っただろうか。中学までは毎週欠かさず観ていた。高校に入ってからはテレビ自体を観なくなったので、いきおい「ドラえもん」からも離れていった。テレビから遠ざかった一番の理由はといえば、音楽を聴くことにのめりこむようになったことだろう。

しかし、今日はどうしても最初の主題歌を聴くためにテレビをつけておかなければならない。4月18日の回から主題歌の歌手が渡辺美里になったからだ。7時50分くらいからABCチャンネルにして始まるのを待つ。ちょっとドキドキというかビクビクした気持ちになった。おそらく、内心では歌の出来が不安だったのだろう。だが、肝心の出来はそれほど違和感はない。バックは彼女の歌らしくない編曲かなという印象もあるが、歌自体は本人が楽しんでいる雰囲気が伝わってきて悪くはない。CDにもなるそうで、発売日は6月18日、価格は840円と抑え目の価格だ。1曲のみ収録、もしくはカラオケ付きということだろうか。

ただ、久しぶりに観たドラえもんの映像にはかなり違和感を覚えた。映像がかなり綺麗になってる、というか他のアニメの雰囲気と大差が無くなっているのだ。作者が亡くなってからも無理矢理アニメは存続しているが、その頃から「ドラえもん」はおかしな方向に進んでしまった。私は「ドラえもん」で育ったような人間だし、この作品には最大の敬意を持っているのでアニメ自体をもう成仏させてほしいのだが、まだまだ人気が根強いためかそうはなってくれない。ついでにいえば、「サザエさん」もめちゃくちゃにされている。

もちろん、アニメの本編自体は全く観なかった。主題歌を観てすぐテレビを切った。

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