最近、自分の行くクリーニング店がやたらと高いことを知らされた。そこで、近所の安そうな店に行ってみた。そこは確かに安い。スーツ上下で600円、シャツ3枚加えても1150円である。しかも、翌日の5時以降に引き取れるというのだから凄い。

しかし、これからもここを利用したいとは思わなかった。なぜかといえば、受け付けた人の愛想があまり良く無かったからだ。「いらっしゃいませ」の言葉も無い。ぶっきらぼうにシャツやスーツを扱い伝票に記入をし、「1150円です。受け取りは明日の5時以降になります」とだけ言われる。安い分サービスが無いということだろうか。なんだかアメリカみたいだ。

安ければ良い、とは思わない。日本の物価は高いけれど、それが日本の雇用を支えている働きもあるのだ。「安物買いの銭失い」という立派な言葉が日本にあるが、最近多くの人はそんな当たり前のことも忘れているのではないだろうか。

いままで使っていたクリーニング店も満足しているわけではない。値段は安くはないし、出来上がりまで3日はかかる。期日に引き取りに行っても「すいません。まだできてません」と言われたこともある。

いまのところ、私の近所では理想のクリーニング屋は、無い。

(本日聴いたCD)
パティ・スミス「ランド」

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