大阪城野外音楽堂

2003年8月24日
大阪城野外音楽堂に行くのは7年ぶりのことだ。京都に来て間もないころ、「琉球フェスティバル」という沖縄のミュージシャン(ネーネーズ、りんけんバンドなど)のライブのため行ったことがある。今日は大江千里、というよりもゲストに出る渡辺美里を目的でそこに向かった。7年も行ってないので、道順もすっかり忘れていた。「森ノ宮」が最寄り駅だったが間違えて「大阪城公園前」で降りてしまう。時間もあったので歩いて会場まで行くことにする。

大阪城ホールのそばでは、ストリート・ミュージシャンが暑いなか演奏をしている。下を見ればセミの死骸がごろごろ落ちている。そして木の陰には青いビニールシートの屋根がたくさんある。ここに人が暮らしているのだろう。

開演までまだ1時間近くあるので、なんとなく「ピースおおさか」(大阪国際平和センター)の中に入ってみる。原爆展のほか戦争に関する資料がずらりと並んでいた。写真に映っている景色はまさに「地獄」。こんなことに比べれば、いまの自分の損な役回りなどもののうちにも入らないだろうと思った。

肝心のライブについては後でレポートに載せるが、美里とふたりで歌った”すき”が一番素晴らしかった。今年の西武ドームでデュエットした”本降りになったら”を披露してもらえなかったのは残念である。ライブのすべてが終わってもまだ6時前だったのは不思議な感じがする。

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