午前7時半ごろ、7時間以上バスに揺られて東京駅に辿り着いた。駅で朝食を済ませて、とりあえずJRに乗って慶応大学の最寄り駅である田町(たまち)駅まで向う。慶応大学のそばにある「ラーメン二郎」の三田本店に行くためだ。店はすぐに見つかった。三角形の敷地で驚くほど狭い。12人も入れば満員だと思われる。ここに来た時点でまだ9時前、二郎の開店までまだ1時間ある。どこか時間をつぶせないかと思っていたら、駅のそばから東京タワーが近くに見えたので、そこに行こうと思った。大展望台(入場料820円)でしばらく景色を観ているうちに時間が経ったので9時55分ごろ店の前に戻ると、すでに開店していて行列もできていた。

15分ほど待ってやっと席に座る。食券制だが、できる直前にトッピングを尋ねられるので、ネットで調べた通り「野菜・辛め・ニンニク」と答える。で、溢れるほど具の入ったラーメンをすする。

麺、具、味つけ、全てが過剰だ。極太麺は平均的な店の2・5倍の量はある。チャーシューも大きくてしかも塩辛い。全部食べるつもりだったが無理だ。麺もチャーシューを残して、ハトが通りすぎる店を出る。しばらく口の中が麻痺していた。この時点で10時30分。まだまだ時間が残っている。

auショップで携帯を充電したあと、また東京タワーにまた戻る。1階にある水族館を観ようと思ったためだ。しかし、ここも凄かった。何が凄いかといえば、魚に値段がついていることである。たとえば、

ネッタイスズメダイ:500円
ハリセンボン:5、000円
ビワコオオナマズ:20万円
スーパーレッドアロワナ:250万円(!)

などなど。もう、水族館なのかペットショップなのか判断がつかない。しかも、水族館といいながら水槽が総じて小さい。その中にナマズやアロワナといった高価な魚がぎゅうぎゅう詰めにされている。魚は環境に敏感でちょっとした変化ですぐ死ぬと思っていた自分にはショックだった。こんな飼育の仕方で良いのか?いろいろ疑問を持ちながら謎の多い東京タワーを出る(ロウ人形館は入らなかった)。

帰りのバスの停車場を確認するついでに新宿近郊をうろついているうちに3時を過ぎる。地下鉄九段下駅まで行き日本武道館にたどりついた。ライブ自体については後日書くので省略する。

8時半ごろ、新宿に戻るころには雨が降っていた。しばらく駅前にしゃがみこんで11時まで待っていたが、渋滞でバスが遅れているという。そして11時30になってようやく関西方面行きのバスがやってきた。座ってからすぐ寝たかったが、近くの座席で休んでいた運転手の寝息が異常にうるさくて、あまり眠ることができなかった。
午前5時半に、京都に戻る。

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