本日「ニュース・ステーション」が18年の歴史を終えた。賛否の多い番組だった。その主な理由は、久米宏という人のキャラクターによるものだろう。彼が他のキャスターと一番違う点は、発言が不用意なところが多々あったことだ。

報道番組というのはほとんど原稿の棒読みである。最高裁の判決の状況などもすべてチェック済み原稿を読み上げるだけなのだ。よく、あのキャスターはニュースを読むのが上手いだの下手だのという話を聞くけれど、自らの言葉で話していないという点ではまったく差異はない。

個人的に久米宏という人にはそれほど好意は持っていなかった。特に悪意も持ってはいないけれど、たとえば隣に座って一緒に仕事をしたいかといわれたら、絶対に遠慮したい。ただ、世の中からだんだんと、言いたいこと言う度胸のある人が減っていくのは残念な気がする。

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