THE ROAD AND THE SKY

2004年4月27日
天気予報の通り、朝から雨だ。しかも外へ出たくなくなりそうなほどのどしゃぶりである。近所のスーパーに行った以外は夕方までずっと部屋にいた。

夕方、そろそろ大阪へ向かおうと思う頃には雨はあがっていたけれど、依然として空には灰色の雲で覆われていた。電車の中でジャクソン・ブラウンのベスト・アルバムを聴いていると、なんだか彼の音楽がその空に似つかわしい気がしてきた。ジャクソンの音楽は暗くはないけれども楽観的な明るさがあるわけでもない。特に代表作である「レイト・フォー・ザ・スカイ」や「プリテンダー」は独特の重たい雰囲気に包まれている。単に部屋で聴いているぶんには気付かなかったが、今日の曇り空を見ているうちにそんなことを思ってしまった。

天気のせいかそれほど気分も盛り上がらないまま、大阪厚生年金会館芸術ホールのジャクソン・ブラウンのソロ・アコースティック・ライブに臨んだ。ちょうど1年ぶりに観たジャクソンのステージは、近いうちに感想をまとめるが、予想していた部分もあったし予想外の部分もかなりあった。明日も引き続き観るのは贅沢なことだと思う。しかし、すべての会場を回っている人もいるだろうな。

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