80年代前半からアメリカのインディ・シーンで活動していたガイデッド・バイ・ヴォイシズというバンドのニュースをYAHOOで見かけた。と思ったら、8月に出る新作がラスト・アルバムという話である。特に熱心なファンでもなかったけれど、クセのあるバンドばかりの中にあって彼らのストレートというかヒネリの無い音楽に接した時には、広いアメリカには実に色々なバンドがいるのだなと驚きを感じたものである。

彼らは少なくとも一度は来日している。記憶が間違っていなければ、大阪公演は00年3月1日の心斎橋クラブクアトロだ。足を運びたかったのだけれど、その時期は大学院受験を失敗した直後など身辺がゴタゴタした時期などもあって、結局は行かなかったのである。50曲以上も演奏し、客席にビールを振る舞ったりと前代未聞のパフォーマンスだったというライブ・レポートを音楽雑誌で読み、行っておけば良かったなあと後悔したものである。今日は久しぶりに99年に発売された「ドゥ・ザ・コラプス」というアルバムを聴いてみたが、メロディやポップさはいまだに色褪せていない。傑作である。

アルバムを出した後のツアーがバンドとしての最後のものとなる。せめて最後くらいまた日本に来ないだろうか。今度は絶対に足を運ぶのだけどなあ。

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