その店は、左京区吉田牛ノ宮町という路地のわかりづらい場所にある。昭和45年創業の「東京ラーメン」である。

この店を訪れるのは2回目で、最初はおそらく2年前か3年前のことだったと思う。昼時に行ったのでお客はいっぱいだった。

改めて訪れて気付いたことだが、カウンターのところにすぐ鍋が用意されていて、麺を茹でるのもスープをあわせるのも、お客も目の前でおこなわれているのである。こうした店は、ちょっと他では見たことが無い気がする。

ある京都のラーメンのサイトでは、

「そのスープはトンコツと鶏がらをじっくり煮込んだものをベースに昆布と椎茸を細かく刻んで炊いた和風だしをミックス。 さらにニンニク・生妾・玉ねぎをミキサーにかけたうまみのエキスを香りが飛ばないように1時間ごとに加えて作る極上の味。」

と説明がされている。作りかたを見ていると、確かに2種類の鍋からスープを混ぜたりと、凝った作りをしているようだ。そして実際、味は非常に良い。そして値段が並ラーメンで400円である。平成6年以来の値段なので、10年間そのままということである。

ご主人、長生きしてください。

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