イギリスで売り出し中のこのバンド

異様な蒸し暑さである。どこかで、台風が近いせいだ、という書き込みを見たが、それが原因なのだろうか。たしかにそうした理屈をつけなければ納得がいかないほど、おかしな暑さの一日だった。

なんだか気が滅入るので、CDを一枚買う。

フランツ・フェルディナンド「フランツ・フェルディナンド」（04年）

イギリスの新人バンドのデビュー作である。本国ではアルバム発売前から音楽雑誌の表紙を飾るなど破格の扱いを受け、デビュー・アルバムは初登場3位を記録する。日本のFM局やCDショップでもかなり推薦されている。

洋邦を問わず、新人に惹かれた記憶は自分にはないのだが、なんとなく試聴してみたらとても気にいってしまった。バンド形式であるが、ダンス・ミュージックの要素も見事に組み込まれているのが特徴だろうか。非常に魅力的な音を出すバンドだ。ちなみにプロデューサーは、BONNIE PINKでおなじみのトーレ・ヨハンセンである。

そういえば、このバンドもフジ・ロックに出るんだったな。