「大御所」

2005年3月19日 渡辺美里
渡辺美里が京都の「新風館」でおこなわれる公開ラジオに出演する。それを知ったのは3月11日にSONY MUSICから届いたメールからである。土曜日の午後という都合のよい日時だったので、観に行くことにした。

しかし、ラジオの放送時間が午後2時から7時ということしか記されていなかったので、美里がいつ出てくるのかわからない。とりあえず2時の放送開始直前に新風館に行った。なぜか人材派遣会社のブースがたくさん並んでいた。公開ラジオとのタイアップらしい。DJの谷口キヨコが、5時台に「大御所」の渡辺美里さんが登場します、と言ったのでいったん部屋に戻ることにした。しかし「大御所」という表現が気になった。今年でデビュー20周年なのだから、そう言われても仕方ないのだが。

午後5時、新風館に再びやって来た。見物人の数は、寂しくない程度というくらいだろうか。ウルフルズの「暴れだす」がかかったあと美里が登場する。話す内容は予想通りどうということはなかった。興味深い内容といえば、公式サイトが移転することと、ファンの投票によるベスト・アルバムを出すということくらいである。

そしてラジオが終わったら、次の予定があるのか、美里はとっとと新風館を出て行ってしまった。それにつられてファンもゾロゾロと席を立っていく。谷口キヨコが「帰っちゃうんですか?気持ちはわかるけど・・・」と言っていたのが観ていて気の毒だった。あんなに露骨に帰らずに、私のようにそっと帰ったら良いのに。

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