経営側の9割が、成果主義に「問題あり」
2005年3月20日YAHOOのニュースで上のようなタイトルが出ていた。いま日本の企業にどんどん導入されている「成果主義」であるが、労務担当者の実に9割が運用に苦しんでいるという。
もともと問題だらけの制度なので、導入されたらこんな結果になるに決まっている。ただ時流に乗っただけ、または人件費を削減したいだけ、そんな単純な理由で導入したのが運の尽きである。
私は「成果主義」について全面的に反対なわけではない。ただ、「能力」と言われるものが客観的に測れる基準を示す、というのが絶対条件である。それができなければ、公正な制度の運用などできないのだ。
おそらくこれからも5年か10年も成果主義を運用して、失敗に失敗を重ねてようやく、見直しがされるのだろう。しかし運用した愚かな経営者は、財テクをして失敗した時と同じで、これっぽっちも反省などしないに違いない。「他の企業も成果主義を導入していた。そういう時代だった」。こんな寝ぼけた台詞を言うのだろう。
安易に時流に乗るような経営者など必要ないのだ。そんな判断しかできないのならば、経営など誰にでもできるのである。
もともと問題だらけの制度なので、導入されたらこんな結果になるに決まっている。ただ時流に乗っただけ、または人件費を削減したいだけ、そんな単純な理由で導入したのが運の尽きである。
私は「成果主義」について全面的に反対なわけではない。ただ、「能力」と言われるものが客観的に測れる基準を示す、というのが絶対条件である。それができなければ、公正な制度の運用などできないのだ。
おそらくこれからも5年か10年も成果主義を運用して、失敗に失敗を重ねてようやく、見直しがされるのだろう。しかし運用した愚かな経営者は、財テクをして失敗した時と同じで、これっぽっちも反省などしないに違いない。「他の企業も成果主義を導入していた。そういう時代だった」。こんな寝ぼけた台詞を言うのだろう。
安易に時流に乗るような経営者など必要ないのだ。そんな判断しかできないのならば、経営など誰にでもできるのである。
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