単独公演を!

2005年6月11日
HMVのサイトで発注したコールドプレイの3枚目のアルバム「X&Y」が届いた。引き取った場所は近所のローソンである。国内盤はCCCDなので、多少は値段が高くてもCCCDでない輸入盤を買った。歌詞カードは付いていなかった。

どうせ歌詞の中身などわからないような聴き手にとって歌詞カードがあるかどうかなどはどうでも良い。肝心なのは、音そのものである。そして、期待を裏切らない音が入っていた。

騒いでいるわりには、ほとんど彼らのオリジナル・アルバムを聴いていない。よく聴いたのはもっぱらライブ・アルバムの方である。フジ・ロックでのライブを観てファンになった立場では、オリジナル・アルバムは生の彼らの音と比べて見劣りしてしまうのである。

だが、今回のアルバムは生で観た彼らの良さがいくぶん出ているような気がする。本国イギリスで記録的なヒットになっているという話題性に負けることのない、じつにスケールの大きな傑作となっている。

それでもライブで聴く方が素晴らしいに違いない。だがフジ・ロックに行けない自分は、単独公演が決定することを願うしかないのである。

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