ロケット・フロム・ザ・クリプトよ 永遠に
2005年9月5日「グランジ」やオルタナティブ」という用語はすでに死語になってしまったのだろうか。最近はそれほど聞かない気がする。ニルウ゛ァーナやダイナソーJrなどをリアルタイムで聴いていた人も、いまはそれなりの年齢になっているので、当然といえば当然かもしれないが。
アメリカの音楽が面白い、という情報が入ってきたのは94年ごろだったと記憶している。さきの「オルタナティブ」という言葉を知ったのはその頃だった。ただ、私は流行には鈍感な方なので、ベックが””ルーザー”でヒットを飛ばしていた時などもまるっきり関心が持てなかった。
それからしばらくして、ソニック・ユースの「Goo」やナイン・インチ・ネイルズの「ダウンワード・スパイラル」などその頃を代表する作品を聴いてみたけれど、ちっとも自分には面白くなかった。アメリカの音はすさんでいるな、くらいしか感じなかったのである。
しかし、アメリカは広い。いろいろ聴いているうちに、自分好みの音についに出会ったのである。そのきっかけとなったのが、サンディエゴ出身のバンド、ロケット・フロム・ザ・クリプト(Rocket From The Cript)の「スクリーム、ドラキュラ、スクリーム!+6」(96年に日本で発売)だった。いま部屋でかけているけれど、現在聴いても痛快な気持ちになれる名盤である。このバンドの魅力であるスピード感や疾走感もまったく色あせていない。そしてこの作品をきっかけにアメリカを見直すようになり、スーパーチャンクやペイウ゛メントなど自分にとって重要なバンドとも出会うことになった。
しかし、あれから10年ちかく経ち、こうしたバンドの音をいつの間にか探さなくなってしまった。だが、あの頃のバンドがいまも活動しているのかとふと思う時がある。
今日ロケット・フロム・ザ・クリプトが10月いっぱいで解散するというニュースを見つける。15年も活動していたのをそこで知った。
99年に単独公演が大阪でもあったけれど、躊躇して行かずじまいだった。彼らとはそのままになってしまったのが悔やまれる。ただ、「スクリーム、ドラキュラ、スクリーム!+6」や98年の「RFTC」などの作品の放つ魅力はおそらく永遠だろう。
アメリカの音楽が面白い、という情報が入ってきたのは94年ごろだったと記憶している。さきの「オルタナティブ」という言葉を知ったのはその頃だった。ただ、私は流行には鈍感な方なので、ベックが””ルーザー”でヒットを飛ばしていた時などもまるっきり関心が持てなかった。
それからしばらくして、ソニック・ユースの「Goo」やナイン・インチ・ネイルズの「ダウンワード・スパイラル」などその頃を代表する作品を聴いてみたけれど、ちっとも自分には面白くなかった。アメリカの音はすさんでいるな、くらいしか感じなかったのである。
しかし、アメリカは広い。いろいろ聴いているうちに、自分好みの音についに出会ったのである。そのきっかけとなったのが、サンディエゴ出身のバンド、ロケット・フロム・ザ・クリプト(Rocket From The Cript)の「スクリーム、ドラキュラ、スクリーム!+6」(96年に日本で発売)だった。いま部屋でかけているけれど、現在聴いても痛快な気持ちになれる名盤である。このバンドの魅力であるスピード感や疾走感もまったく色あせていない。そしてこの作品をきっかけにアメリカを見直すようになり、スーパーチャンクやペイウ゛メントなど自分にとって重要なバンドとも出会うことになった。
しかし、あれから10年ちかく経ち、こうしたバンドの音をいつの間にか探さなくなってしまった。だが、あの頃のバンドがいまも活動しているのかとふと思う時がある。
今日ロケット・フロム・ザ・クリプトが10月いっぱいで解散するというニュースを見つける。15年も活動していたのをそこで知った。
99年に単独公演が大阪でもあったけれど、躊躇して行かずじまいだった。彼らとはそのままになってしまったのが悔やまれる。ただ、「スクリーム、ドラキュラ、スクリーム!+6」や98年の「RFTC」などの作品の放つ魅力はおそらく永遠だろう。
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