新京極のLOFTで体重計を買ったあと、今日もJEUGIA三条本店に入った。先日の日記でも書いたことだが、買いたいCDだったらたくさんある。フランツ・フェルディナンド、スティーヴィー・ワンダー、ポール・ウェラーなど新作が試聴器に入っている。

しかし、自分が買ってしまうのは旧作ばかりである。

レオン・ラッセル「追憶の日々 ベスト・オブ・レオン・ラッセル」(05年):来日記念で発売されたベスト・アルバム。来月大阪公演に行くのでこれくらい聴いておこうと買う。

ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター「スティル・ライフ」(76年):ピーター・ハミルの在籍していた、いわゆるプログレと分類されているバンドの6枚目のアルバム。今年、紙ジャケットで再発されたので、これを機会に買う。ちなみに、自分の生まれた年に出たアルバムである。

この2枚のCDを持ってレジに持っていこうとしたら、DVD売り場がレジの前にあった。いままでは売り場の片隅だったのが、いつのまにか移動していたのである。せっかくだから何が置いてあるのか調べていると、なんとソフト・セル(Soft Cell)のライブDVDが置いてあったのである。思わず買ってしまった。

ソフト・セル「ライブ・イン・ミラン」(05年):再結成したソフト・セルの2002年4月イタリアはミラノでおこなったライヴをおさめたDVD作品。

ソフト・セルは「ニュー・ウェーブ」とか「ニュ−・ロマンティック」とか「エレ・ポップ」とかいった言葉がもてはやされていた80年代前半に活躍していた2人組のデュオである。デイブ・ボールの演奏するピコピコ・サウンドに乗ってマーク・アーモンドが怪しく艶かしい声で歌われる世界は、時代遅れになっていても不思議ではないのだが、なぜか今も古びていない。そして、これも理由はわからないが、私は彼らのことがものすごく好きなのである。マーク・アーモンドの歌が好きなのが一番の理由だろうが、デイブ・ボールの作る暗くてくぐもったサウンドも時代に埋もれない魅力があるような気がする。

まだすべての映像を観ていないけれど、やはりマーク・アーモンドの動く姿を初めて観られたことが嬉しい。残念ながら再結成の時にソフト・セルの来日公演はなかった。マークの生の姿を一度は観てみたいのだが。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索