ジョイ・ディヴィジョンが大好きと書いているものの、ここしばらく彼らの作品は聴いていなかった。しかし、いまはなんだか聴きたくてしかたない心境である。

そこでとりあえず「BBCセッションズ」というスタジオ・ライブの模様をおさめたアルバムを引っ張り出してかけてみた。久しぶりに聴いた”Transmission””Love Will Tear Us Apart””24 hours”など、すべての曲が素晴らしい。どんどん自分の中に音がしみ込んでくるような感じである。

作品に接したことのある人ならば同意してくれるだろうが、ジョイ・ディヴィジョンの音を熱望するほど現在の自分の心境は悪い。おめでたい気分だったら彼らやスミスの音楽など求める気になるわけはないのである。

しかし気分の悪い時のための音楽が手元にあるというのは、実に幸福なことだとつくづく思う。

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