Vertigo
Miracle Drug
Sometimes You Can’t Make It On Your Own
Love And Peace Or Else
City Of Blinding Lights
All Because Of You
A Man And A Woman
Crumbs From Your Table
One Step Closer
Original Of The Species
Yahweh
Fast Cars (ボーナス・トラック)

U2のアルバムで一番好きなアルバムは00年の「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド 」だ。売り上げではかの「ヨシュア・トゥリー」に次ぐ好成績をあげた作品ではあるものの、彼らのファンでこのアルバムをベストに挙げる人は少数派に違いない。そしてこの最新作(といっても、もう1年以上前に出ているのだが)を聴いたあともその思いは変わらない。

自分にとって彼らの印象は一貫している。とにかく、ぎこちないバンドだということだ。それは、ダニエル・ラノワやブライアン・イーノと作品を作りはじめた時代だろうが、テクノ・ポップなどのダンス・ミュージックに接近して賛否両論だった時代だろうが、変わらない。そして、そのぎこちなさこそがU2の独自性とか魅力なのかもしれないと思う一方、自分がいまいち彼らにのめり込めなかった要因もそこにあるような気がする。

「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド 」は彼らの作品の中で最も力の抜けた感じのある作品である。だから自分にとって一番好きなアルバムになった。だが、彼ららしいアルバムなのかどうかはわからない。また、私は彼らの熱心なファンでもないし、これこそ最高傑作だ!という自信もない。

さて、では本作の感想はとなるが、ぎこちないU2が戻ってきたなというのがザッと聴いた印象である。前作のようにはスッと自分の体に入ってきそうにはない。それは逆にいえば、U2らしいアルバムになっているということかもしれない。

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