菜食主義

2006年3月29日
毎年32万5000頭のアザラシを殺していることに抗議してモリッシーがカナダ公演を行わないと表明したというニュースをネットで知る。ポール・マッカートニーも同じような抗議の声明をこないだ出していた。

モリッシーもポールもベジタリアン(菜食主義者)であることはよく知られている。ポールなど、ツアーで同行するメンバーにも肉食を禁止するほどである(この決まりはあまりにも辛いということで牛乳と卵は許可されたらしいが)

しかし、野菜も果物も生きていることは事実である。動物とは成長のスピードが違うから動いているようにも見えないだけで、生命であることに違いはない。そもそも何か生物を食べなければこっちも生きていけないのだ。しかし菜食主義者はその辺のことがまるっきり頭にない。ところで「菜食主義」とはうまい表現だとつくづく感心する。共産主義や翼賛主義と同じですでに崩壊してしまった価値観なのだろう。

ただ、抗議のためにカナダのツアーは回らないというのはモリッシーらしい悪趣味な選択であるともいえる。なかなか日本に来ないのはクジラを食べるためだろうか。

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