ロン・セクスミス CD 東芝EMI 2004/04/28 ¥2,548

ハード・バーゲン
イマジナリー・フレンズ
ノット・アボウト・トゥ・ルーズ
トモロウ・イン・ハー・アイズ
フロム・ナウ・オン
フォー・ザ・ドライヴァー
ウィッシング・ウェルズ
ホワットエヴァー・イット・テイクス
ダンデライオン・ワイン
ハピネス
ハウ・オン・アース
アイ・ノウ・イット・ウェル
オール・トゥー・マッチ

ここしばらくはあまり積極的に音楽を聴こうという気が起きない日々が続いていた。自転車で会社に行く途中でiPodを取り出した時、何を聴こうかと悩むことも多い。聴きたいと思うものが浮かんでこないのだ。

そんな状態の中、部屋のCDを整理していたらロン・セクスミスの2年前のアルバム「リトリーヴァー」が目に付いた。かつてはもの凄く好きだったロンのCDもこの作品くらいから全く聴かなくなっていたことを思い出す。正直いって彼の音楽に飽きていたのである。

しかしこの機会に久しぶりに「リトリーヴァー」を聴いてみると、やっぱりこの人は素晴らしいと再確認することになった。21世紀になってから作られたのにどの曲も昔からの名曲のような普遍性を感じさせる。また、”フロム・ナウ・オン””ウィッシング・ウェルズ”など、どうやったらこんな曲が思いつくのかと素人ながら不思議に感じる。さすが、ポール・マッカートニー、エルヴィス・コステロ、クリス・マーティン(コールドプレイ)などから絶賛され、ロッド・スチュワートやニック・ロウにカバーされるソングライターである。

ロンはまもなく新作アルバムを発表する。迷うことなく買うだろう。彼は自分にとって忘れてはいけないミュージシャンの一人なのだ、04年の大阪公演でアンコールが終わっても拍手を送り続けていた観衆と同じように。

ところでこの「リトリーヴァー」の国内盤はCCCDである。しかしiPodになんなく取り込むことができた。なんのためのCCCDなのだろうか?

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