日々のアクセスが微々たるものとはいえ、不特定多数の人々が見ているネット世界の中で自分の意見を述べていると、何らかの反応が返ってくることがある。そして、その反応が必ずしも好意的である保証などない。私の日記につけられたトラックバックの中身を読んだ時にふとそんなことを思った。

http://d.hatena.ne.jp/strongaxe/comment?date=20060508#c

ここで私は05年5月13日の日記、

http://diarynote.jp/d/30771/20050513.html

をトラックバックされ、BONNIE PINKの「信者」と言われ、いきりたって「勝利宣言」をしている、などと指摘されていたのである。確かに私は彼女を人並み以上に愛しているし、あの宝島社の「Jポップ批評」における一連のやり取りを見てもBONNIEの言っていることの方に分があるとしか思えないので日記に触れた。英文法や発音が正確かどうかと芸術性は同じ次元で語られるものではない、という考えは今でも変わらない。このことについては言いたいこと
は山ほどあるし、いつかはちゃんとしたページとして総括してみたいと思っている。

しかし、


まあ、多少なり英語の感覚がある人が聞いたときに、BONNIE PINK の歌詞というか歌そのものが「何だこれは」というキョーレツな違和感を抱く頭痛モノである、ということは事実である。


こんなことを書く人はBONNIE PINKの音楽が本質的に嫌いなのだから「信者」の私が何を言っても相手にしてくれないだろう。ただ彼女の歌に対して「キョーレツな違和感を抱く頭痛モノ」と感じるのは貴方の「主観」であって「事実」でも客観的でもなんでもないことだけはここで指摘しておきたい。

しょうもない内容の日記が一方的に送られてくるのはバカらしいので、この日かぎりで日記にはトラックバックを受け付けないように設定した。私の意見をリンクしてさらし者にするのは結構だがトラックバックは余計である。

ところで、驚いたことにトラックバックの内容を見て私は何も腹が立たなかった。好きなものを否定されるとすぐカッとなっていたかつての自分を思えば不思議で仕方ない。私はいつのまにか大人になり立場の違う人も受け入れられるようになったのだろうか(でも、さすがにトラックバックを放置するほどお人好しでないけどね)

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