渡辺美里”おねがい太陽〜夏のキセキ〜”(06年)
ライブ・レポートが進まないため、日記の更新が滞っていた。そうしているうちに渡辺美里の新曲”おねがい太陽〜夏のキセキ〜”の出荷日となってしまった。せっかくだからこの曲の感想でまた日記を再開しようと思う。

それにしてもこんなシングルらしい曲は何年ぶりだろう。ざっと過去に発売したシングルを振り返ってみて、95年の”世界で一番遠い場所”以来な気がする。アップ・テンポなキーボードのイントロで始まる”おねがい太陽”を聴いた時の第一印象がそれだった。

そして、楽曲に合わせるように彼女の歌も実に軽やかなものになっている。彼女の持ち味が存分に出ているのだ。それが自分にとって一番うれしい。去年のアルバム「Sing and Roses」、そしてそれに伴ったツアーの素晴らしさなど、ここ最近の彼女の調子は上向きといってもいい。7月22日におこなわれる山中湖ライブのテーマ・ソングとCDの帯には書かれている。西武ライブを終えて新しい一歩を踏み出すのにこれ以上はない曲といえよう。

またカップリングのルイ・アームストロングのカバー”WHAT A WODERFUL WORLD"も良い。CMで曲のさわりを聴いた時にはイマイチな予感がしたけれど、抑えめなアレンジのオーケストラが彼女の歌を引き立てている。どこかでこれを生で聴く機会を作ってほしい。

いまCDを繰り返し繰り返し聴いている。彼女のファンを続けて15年以上になるけれど、こうした心境になれた時は数えるほどしかない。山中湖でこの曲を生で聴くのが楽しみになってきた。

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