業績が低迷し経営破綻したアメリカのタワーレコードが廃業する。財政再建をめざしたけれど結局は断念せざるをえなくなったという。

iPodをはじめとするネット音楽配信が売り上げに影響されていると、ニュース記事などでは指摘されている。確かにパソコンや携帯で音楽を買う人が増えていることは否定できない。しかしCDが売れていないのは世界的な現象であり、ネットだけで片付けられる話でもないだろう。

ちなみに日本のタワレコはすでに独立しているので、アメリカの廃業への影響は無い。それどころか、グループ会社である「ナップスタージャパン」が定額制音楽配信サービス「ナップスター」を開始すると発表し、ネット配信にも積極的に関わる姿勢を見せている。

「音楽は人生を変える。定額制150万曲聴き放題という音楽環境」

というテーマは確かに魅力的である。アメリカの惨状をよそに、日本のタワレコは新たな展開を見せようとしている。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索