ヴァン・モリソン「ムーヴィー・ヒッツ」(07年)
2007年5月30日 CD評など コメント (3)
(1)グロリア
(2)ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
(3)ジャッキー・ウィルソン・セッド
(4)ドミノ(ライブ音源)
(5)ムーンダンス(ライブ音源)
(6)クイーン・オブ・ザ・スリップストリーム
(7)ワイルド・ナイト
(8)キャラヴァン(ライブ音源)
(9)ワンダフル・リマーク
(10)ブラウン・アイド・ガール
(11)デイズ・ライク・ディス
(12)イントゥ・ザ・ミスティック(ライブ音源)
(13)愛の渇き
(14)サムワン・ライク・ユー
(15)ブライト・サイド・オブ・ザ・ロード
(16)ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー
(17)リアル・リアル・ゴーン
(18)アイリッシュ・ハートビート
(19)コンフォタブリー・ナム(ライブ音源。ロジャー・ウォーターズとのデュエット)
CDを手に入れた時に最も嬉しかったのはヴァン・モリソンのベスト「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」(90年)を買った時である。登別という片田舎では彼の作品などろくに売っていない。しかし、あれは確か94年だったと思うが、近所に「サティ」ができて、そこのCDショップにこのベスト・アルバムが1枚だけ置いてあったのである。すぐに買って帰ったのは言うまでもない。代表曲である”グロリア”や”ムーンダンス”や”ワイルド・ナイト”といった曲が一気に聴けたのだから、もうその満足感といったらなかった。
その大事な「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」であるが、ここ数年ずっと聴いていない。なぜかといえば、ある人に貸してからそれっきりだからである。もう5年くらい経つのではないだろうか。ちなみにその人は、これまた私の大好きなジョイ・ディヴィジョンのベスト・アルバムまで貸している。それも戻ってきていないのは言うまでもない。
こうなったら買い直そうと思いCDショップを回ったけれど、ベスト・アルバムは見当たらない。もしかしたら廃盤になっているのではないだろうか。オリジナル・アルバムも廃盤ばっかりだが、ベスト・アルバムすら気軽に入手できない状態なのはファンとしては嘆かわしい。
今日もCDショップを回ってみた。やはりベスト・アルバムは無い。しかしその代わりにこの画像のCDの国内盤が売っていたので買って帰った。この「ムーヴィー・ヒッツ」は名前の通り、ヴァン・モリソンの数あるアルバム(他人との共同作品や編集盤を除いても34枚ある)から映画で使用された曲ばかりを集めた作品である。収録曲は19曲だが、大半はあの「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」と重複している。かぶっていないのは、
キャラヴァン
デイズ・ライク・ディス
イントゥ・ザ・ミスティック
愛の渇き
サムワン・ライク・ユー
リアル・リアル・ゴーン
エンライトメント
アイリッシュ・ハートビート
コンフォタブリー・ナム
の9曲である。
ちなみに「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」は全20曲で、
ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
スウィート・シング
ウォーム・ラヴ
フル・フォース・ゲイル
アンド・イット・ストーンド・ミー
デッド・イェ・ゲット・ヒールド
クリーニング・ウィンドウズ
ホエンエヴァー・ゴッド・シャインズ
ドウェラー・オン・ザ・スレッショルド
が収録されている。
人によって好みが分かれるかもしれない。しかし「ムーヴィー・ヒッツ」に入っている”キャラヴァン”はザ・バンドの解散コンサート「ラスト・ワルツ」の時の音源である。また、チーフタンズとの共演の”アイリッシュ・ハートビート”、「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン2」に入っている”リアル・リアル・ゴーン”がの名曲が入っている点から、この「ムーヴィー・ヒッツ」が現時点で最も優れたヴァン・モリソンのベスト・アルバムと言えるのではないだろうか。ヴァン・モリソンを初めて聴こうと思っている人(日本にどれくらいいるのだろう・・・)はぜひこの「ムーヴィー・ヒッツ」をお勧めしたい。
「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」を持っている人にとっても、”ドミノ””ムーンダンス”そして”キャラバン”などがライブ音源となっているので、やはり見過ごすべきではない。ロジャー・ウォーターズ(元ピンク・フロイド)とのデュエット曲というのも不思議な取り合わせで貴重である。
そうこうしているうちにロンドン行きも近づいてきた。彼のライブに立ち会うまでに1曲でも多く頭の中に入れておきたい。最近はそう願うばかりの毎日だ。
(2)ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
(3)ジャッキー・ウィルソン・セッド
(4)ドミノ(ライブ音源)
(5)ムーンダンス(ライブ音源)
(6)クイーン・オブ・ザ・スリップストリーム
(7)ワイルド・ナイト
(8)キャラヴァン(ライブ音源)
(9)ワンダフル・リマーク
(10)ブラウン・アイド・ガール
(11)デイズ・ライク・ディス
(12)イントゥ・ザ・ミスティック(ライブ音源)
(13)愛の渇き
(14)サムワン・ライク・ユー
(15)ブライト・サイド・オブ・ザ・ロード
(16)ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー
(17)リアル・リアル・ゴーン
(18)アイリッシュ・ハートビート
(19)コンフォタブリー・ナム(ライブ音源。ロジャー・ウォーターズとのデュエット)
CDを手に入れた時に最も嬉しかったのはヴァン・モリソンのベスト「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」(90年)を買った時である。登別という片田舎では彼の作品などろくに売っていない。しかし、あれは確か94年だったと思うが、近所に「サティ」ができて、そこのCDショップにこのベスト・アルバムが1枚だけ置いてあったのである。すぐに買って帰ったのは言うまでもない。代表曲である”グロリア”や”ムーンダンス”や”ワイルド・ナイト”といった曲が一気に聴けたのだから、もうその満足感といったらなかった。
その大事な「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」であるが、ここ数年ずっと聴いていない。なぜかといえば、ある人に貸してからそれっきりだからである。もう5年くらい経つのではないだろうか。ちなみにその人は、これまた私の大好きなジョイ・ディヴィジョンのベスト・アルバムまで貸している。それも戻ってきていないのは言うまでもない。
こうなったら買い直そうと思いCDショップを回ったけれど、ベスト・アルバムは見当たらない。もしかしたら廃盤になっているのではないだろうか。オリジナル・アルバムも廃盤ばっかりだが、ベスト・アルバムすら気軽に入手できない状態なのはファンとしては嘆かわしい。
今日もCDショップを回ってみた。やはりベスト・アルバムは無い。しかしその代わりにこの画像のCDの国内盤が売っていたので買って帰った。この「ムーヴィー・ヒッツ」は名前の通り、ヴァン・モリソンの数あるアルバム(他人との共同作品や編集盤を除いても34枚ある)から映画で使用された曲ばかりを集めた作品である。収録曲は19曲だが、大半はあの「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」と重複している。かぶっていないのは、
キャラヴァン
デイズ・ライク・ディス
イントゥ・ザ・ミスティック
愛の渇き
サムワン・ライク・ユー
リアル・リアル・ゴーン
エンライトメント
アイリッシュ・ハートビート
コンフォタブリー・ナム
の9曲である。
ちなみに「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」は全20曲で、
ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
スウィート・シング
ウォーム・ラヴ
フル・フォース・ゲイル
アンド・イット・ストーンド・ミー
デッド・イェ・ゲット・ヒールド
クリーニング・ウィンドウズ
ホエンエヴァー・ゴッド・シャインズ
ドウェラー・オン・ザ・スレッショルド
が収録されている。
人によって好みが分かれるかもしれない。しかし「ムーヴィー・ヒッツ」に入っている”キャラヴァン”はザ・バンドの解散コンサート「ラスト・ワルツ」の時の音源である。また、チーフタンズとの共演の”アイリッシュ・ハートビート”、「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン2」に入っている”リアル・リアル・ゴーン”がの名曲が入っている点から、この「ムーヴィー・ヒッツ」が現時点で最も優れたヴァン・モリソンのベスト・アルバムと言えるのではないだろうか。ヴァン・モリソンを初めて聴こうと思っている人(日本にどれくらいいるのだろう・・・)はぜひこの「ムーヴィー・ヒッツ」をお勧めしたい。
「ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」を持っている人にとっても、”ドミノ””ムーンダンス”そして”キャラバン”などがライブ音源となっているので、やはり見過ごすべきではない。ロジャー・ウォーターズ(元ピンク・フロイド)とのデュエット曲というのも不思議な取り合わせで貴重である。
そうこうしているうちにロンドン行きも近づいてきた。彼のライブに立ち会うまでに1曲でも多く頭の中に入れておきたい。最近はそう願うばかりの毎日だ。
コメント
ラッセル・クロウとメグ・ライアンの映画「プルーフ・オブ・ライフ」の最後に流れる曲はヴァン・モリソンの曲のようですが、曲名とどのアルバムに入っているのかわかりますか?
教えてください。
私は映画を知らないのでネットで調べてみました。曲名は"アイル・ビー・ユア・ラヴァー・トゥー"といいまして、聞き覚えがないなあと思ったら、70年に出たアルバム「ストリート・クワイア」に収録されていました。私、このアルバムはあまり聴きこんでいないもので・・・。
しかし、です。昨年の6月にワーナーから「アストラル・ウイークス」や「ムーンダンス」とともにデジタル・リマスタリングされたものが再発されています。1800円なので、良かったら購入してみてはいかがでしょうか?ちなみに私は持ってます。聴いてませんが(爆)
回答、ありがとうございます。購入して聴きます。
「私は持ってます。聴いてませんが(爆)」
私も同じような状況です。あまり聞かなくても「持っていたい!」と言う気持ち
わかります。