電子投票

2008年2月18日
全国的に見ればたいして注目されていないだろうが、昨日は京都市長選挙の投票日だった。当選した門川大作氏と次点の中村和雄氏の差が951票という僅差である。たいして関心はなかったけれど、なんだか盛り上がりの欠ける選挙だったと感じる。いい加減なことを言う奴だと思う人もいるかもしれない。しかし投票率が過去4番目の低さなのだからそれほど的外れな意見でもないだろう。

いや、私は別に選挙の結果や京都市政の展望について書きたいわけではない。昨日は一日ずっと仕事だったため、前日の土曜日に不在者投票へ出かけた。上京区民の私は今出川通ぞいにある上京区役所へ向かう。そこで予想もしない出来事に遭遇する。それについて触れたい。

不在者投票をするためには必要書類を書いて提出する。そこまでは以前と同じだ。しかし投票の仕方が「電子投票」というものに変わっていたのである。前回の市長選では東山区で初めて実施され、そして今回は上京区でもおこなうことになったらしい。

投票方法の手続きは、

(1)投票用紙を受付に提出する。
(2)受付の人がパソコンに入力する(私の住所と名前か?)
(3)受付の人に呼ばれる。そしてカードを渡される。
(4)投票するための機械にカードを差し込む。
(5)ATMのような画面に候補者の名前が出てくるので、投票したい人を指で触る。

こんな感じで投票完了である。この方法だったら書き間違えということが無くなる。集計もパソコンでするから手作業にくらべて時間短縮も可能だ。

また、電子投票は国政選挙にも導入が検討されているため、全国から注目を浴びているらしい。上京区はその先駆けとなり、私もその実験台の一人となったわけか。確かに投票する時はけっこう違和感を持った。新しいことをするというのはいつもこんな感じなのだろう。

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