「ストレンジ・デイズ」という、昔のミュージシャンや再発CDを主に紹介する音楽誌がある。音楽雑誌はとんと買わないし、しかも価格は980円と高めの設定となっている。

にもかかわらず、今回はこれを買ってしまった。理由は、あえて書かなくても想像はつくだろうが、ヴァン・モリソンの特集が組まれているからだ。

ヴァンの作品を辿る時は彼の自伝「魂の道のり」をいつも参照していたけれど、今日からこれを使おうと思う。「魂の道のり」は分厚いしハードカバーだし、手に取るには少し面倒だからだ。

特集だけあって、公式のアルバムなどは全て取り上げられている。そして、その大半を持っている人間がここにいたりして。

しかし、今回の特集で執筆している大鷹俊一氏が、

「これほどのクォリティの作品を出し続けながら日本での知名度、評価が数十年前から一向に変化することがないように感じてしまうヴァン・モリソン」(68P)

と冒頭から書いているのは、納得はいくが、悪い意味で泣けてきた。

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