風邪の時に飲酒をしてはいけないか

以前の日記でも書いたけれど、年明けは風邪にかかってしまった。薬を飲んでもなかなか良くならず、１週間くらいは何らかの症状が続いた。

そんな体調にもかかわらず、けっこう近所で酒をあおっていたりした。世間的には風邪の時に飲酒は好ましくないと考えられている。しかしネットでザッと調べたところでは（yahooで「飲酒　風邪」で検索してみた）、飲酒が駄目だという明確な根拠は見当たらない。

それどころか、

「卵酒(たまござけ)」という日本の伝統文化をご存知ですか？

という文章を「Yahoo!知恵袋」で発見したりもする。確かにこの方の言う通りである。

しかし、である。私の経験からいえば、風邪の時の飲酒は避けたほうが無難な気がする（飲んでいてこんなことを書くのもどうかと思うが。）

以前こんなことがあった。けっこう飲んだ翌朝、目を覚ますと頭が痛い。これは間違いなく二日酔いだと感じた。しかし、どうせ昼までには回復するだろう。そう思い何も対策をとらず出社した。

だが夕方になっても頭痛はおさまらない。それになんだか体がだるい。この辺りで自分の考えを訂正する余地があるのでは、と気づく。

「俺って実は風邪なんじゃないか？」

と。

私が風邪の時に飲酒を控えたほうが良いと思う根拠はそういうことだ。頭が痛くなっても、風邪のせいか二日酔いのためか、おそらく判断がつかないと思う。ただ、二日酔いなどしない強靭な体の持ち主は特に配慮する必要はないかもしれない。

個人的に風邪の時の飲酒をとがめるつもりはない。しかしながら、飲酒を本当に楽しむならば、体調が万全な時に飲むのが望ましいとは思う（飲んでいてこんなことを書くのもどうかと思うが。）