完全復旧

2009年6月6日 日常
ついに土曜日を迎えてしまった。今日も朝起きてから、整理整頓をひたすら続ける。換気のあまり良くない部屋で作業をするため汗が止まらない。それでも午後3時までにはメドを立たせなければならない。そうして、これくらい片付ければ恥ずかしくないかな、という状態にようやくできたのは午後2時半ごろである。

午後3時すこし前に、私の携帯が鳴った。NTT西日本の人である。もう近くに来たらしい。携帯を切ってから2、3分ほどで玄関にやってきた。入り口には、半年ほど前に故障したテレビが置いたままだ。これをまたいで中に入ってもらう。こればっかりは隠せなかった。とっとと処分しなければいけないのだが。

それはともかく、NTT西日本も無事に部屋に訪れたわけでネットもすぐ復旧するだろう。机の上のパソコンを見て、

NTT西日本「ADSLランプがついてないということは・・・モデムを交換すれば大丈夫だと思いますよ」

そう言って、新品のきれいなモデムを取り出した。いままで使っていたものと形が違う。私が部屋にネットをつないだのは2002年だから、その間にモデムも変化したということか。

モデムも交換して再び電源を入れてめでたく復旧、と思ったら大間違いだった。ADSLランプが点灯しないのである。NTT西日本の人は首をかしげる。

NTT西日本「うーん、スプリッタが原因かなあ。交換してみます」

私のパソコンからモジュラージャックまでは、

(1)パソコン本体
(2)ケーブル
(3)ADSLモデム
(4)ケーブル
(5)スプリッタ
(6)ケーブル
(7)モジュラージャック

と経由している。この7か所のどこかに異常があるためネットが接続できなくなっているわけだ。NTT西日本の人は、モデムが正常ならスプリッタがおかしいと判断し、今度はスプリッタを交換したわけだ。これでやっと復旧するのだろうか。

しかし、しかしである。それでもADSLランプは点灯しなかった。NTT西日本の人は再び悩み、

NTT西日本「ちょっと待っててください」

と言って外に出てしまう。車から道具を取りにいったようだ。戻ってきたNTT西日本の人はドライバーか何かでモジュラージャックをパカッと開いて、ガチャガチャと作業をする。そして数分後、電源を入れるとついにADSLランプが点灯した。ネットが再び接続した瞬間である。

モジュラージャック周辺の接触不良が原因だったようだ。モデムなどに異常を感じなかったので、私は当初からこの辺りが問題だと思っていたけれど。

それにしても、たかだが15分くらいのことだったが、色々なことがあったものだ。作業が終わったあと、

私「経費とかはかかるんですか」

と尋ねたら、

NTT西日本「ありません」

と言って、NTT西日本の人は帰っていった。

めでたくネットも修復しADSLモデムも新しくなった。そんなわけだから、これからしばらく光回線に変更する必要もなさそうである。

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