不気味な着信履歴

2010年7月25日
ことあるごとに言っているかもしれないが、私は携帯を持ちたくて持った人間ではない。学生時代はもちろんのこと、就職してからも1年以上は持たないでやり過ごしていた。緊急の時に連絡が取れなかったら困るだろう、という周囲の圧力があったことと、持たなかったらマズいと自分でも思う場面もありしぶしぶ所持することになる。

それから7年ほど経過しているわけだが、いまでも私の携帯は「受信することが専門」となっている。返信する場合を除いて自分から電話することはめったにない。

携帯をかけるような緊急事態など私にはほとんど存在しないからだ。

だいたい、やたらと携帯で電話をする人間など準備不十分のためにそのような状況に追い込まれている人間と相場が決まっている。哀れなのは私のように、そういう連中に振り回されている人である。

そんな私のところに午後10時35分、着信履歴があった。しかし電話番号はアドレス帳に登録されているものではない。しかも固定電話で「03」から始まっている。

こんな時間に東京ナンバーだと?

頭で思いつく限りでは、私の携帯を知っている者など東京にはいないはずだ。しかも固定電話とはいったいどういうことだろう。

まったく因果関係はないことだが、昨日のことも引きずっている私としては実に気持ちが悪い。無論、その番号にはかけていないことは言うまでもない。

こういう事例も含めて、可能だったら携帯を手放したい。それが心底おもっている私の本音だ。

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