宇多田ヒカルが8月9日に自身のブログで、来年からアーティスト活動を休止すると発表した。

ブログでは「しばらくの間」とか「2年になるか、5年になるか、わからないけど」と書いており明確な期間は述べられていないから、ネットや新聞に載っているとおり「無期限の活動休止」という表現は間違っていないだろう。

私のマイミクがツイッターで、

「引退するわけじゃないんだから、活動休止しますってことをいちいち宣言する必要あるのか?」

と言っていたので、

「引退するかもしれませんよ(笑)。パチンコ店やコンビニも、改装しますとか当面休業します、とか言ってそのままのケースもありますから・・・。」

と思わず返信してしまった。

しかしながら、3年休みますとか5年間活動しませんとか期限を言っているわけではないから、私の指摘していることは可能性ゼロとは誰も断言できないだろう。それは宇多田ファンにとっては最悪な事態であるが。

実際のところ、解散してしまったバンドも突然に活動再開することも十分にある。例えばユニコーンが再結成すると思わなかったし、個人的なところではペイヴメントの今年の再来日などが記憶に新しい。それはアーティストの意思次第としかいえない。

ただ、ポピュラーミュージックが飽和状態な現在で何年も活動を休止することは実際のところ得策ではないだろう。他に聴く音楽がたくさんあるとすれば、その間に多くのファンはそっちに流れていってしまう。それでもミュージシャンの活動再開した時にまた迎えてくれるのが真のファンとか支持者なのだろう。

そういうことを考えると、いまだに大滝詠一(この人はたぶん「活動休止」とか「引退」とかは明言していないはず)の新作を25年以上待ち続けている「ナイアガラー」の皆さんは本当に凄い。

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