朝のテレビ番組で、地上デジタル放送(地デジ)に完全移行まであと半年、とさかんに騒いでいたのは1月24日のことだったろうか。ああ、あと6ヶ月で今のテレビも映らなくなってしまうのか、と感じた。けっこう遠い未来の話だと思っていたが、それが間もなく現実となる。

地デジに移行すると従来のテレビはもちろん、パソコンでもテレビは映らなくなるし、テレビの音声だけをラジオで受信するということもできなくなる。ワンセグ放送はデジタル放送だから観られるが、現在の私の携帯は機種が古いためかほとんど映らない。つまり、このままの状態ではテレビが観られなくなるわけだ。

テレビをまるっきり観なくなってから随分とたつ。今はチャンネルを変えることもなくなってしまい、部屋のテレビに映っているのはいつも6チャンネルだ。とはいうものの、高校生までは何かテレビ番組を観て育っていたわけであり、自分に与えた影響は計り知れないだろう。テレビを観ていなかったら、渡辺美里もBONNIE PINKも知ることがなかったわけだし。

本音を言えば、今の自分にはテレビが無くても生きていけるような気はする。ただ、完全に切れてしまうのもどうなあ、と思っている自分もいることに気づいた。対策をとるなら早めに手を打たなければならないだろうか。

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