未来志向で生きる

2011年2月10日
詳しく話をすると長くなるので割愛するが、今週から「飛び込み営業」というものをすることになった。生まれて初めての経験である。別に望んでしたわけでもないが、選択の余地がないからやるしかない。

しかし、まだ始めて間もないものの学ぶべきことは色々あった。百聞は一見にしかず、とはよく言ったものである。

私は広告のセールスをしに行ったのだが、昔から長く続いているところはほとんど話を聞いてくれず、また開業して間もないような店は割と相手をしてくれる傾向にある。これは回る件数を増やしていっても変わらないだろう。

景気が悪いと言われて久しい。しかしそんな中、企業も個人も従来のやり方にしがみついて変わろうとはしない。誰かが指摘したように、人間は困れば困るほど同じことをしたがる生き物だ。そしてそれは実に怖い性質のものである。

先ほど挙げた老舗みたいな店・企業はまさにそうだろう。従来のやり方でうまくいってるならまだ結構として、傾いているところは過去の遺産を食いつぶしてるだけだ。

一方、開業して間もない人たちはそもそも「遺産」自体が存在しない。しかしそれはものすごい強みでもある。最近はそのように考えるようになった。こんなご時世だからこそ未来志向でいきたい。

周囲から私はマイナス思考とよく言われるけれど、自分の取り巻く現状を嘆いているのであって、別に人生そのものにはまだ悲観的にはなっていない、と思う。

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