「ぴあ」の休刊

2011年7月22日
先日の7月21日をもってエンタテインメント情報誌「ぴあ」(首都圏版)が休刊となった。創刊が1972年、39年の歴史が終わったことになる。

今朝の「モーニングバード」(テレビ朝日系列)でもこのことが紹介され、出演者の長島一茂ほかが、映画情報などは「ぴあ」を読んで手に入れていた、というように昔を振り返っていた。

ネット以前の時代は映画や音楽などサブカルチャーの情報源は雑誌が一番だったのが間違いない。しかし現在もそのようなことをしているのはマニアと呼ばれるような人たちだけだろう。簡単な情報はパソコンや携帯で拾える時代になってしまったことが、この「ぴあ」の休刊が如実に表している。

ぴあ株式会社のサイトでは、

【今後の展開】
そして、この度ぴあは、成熟化するデジタルネットワーク社会に相応しい情報提供のあり方を見据え、情報誌としての「ぴあ」は時代の役割を十分に全うしたと判断。ぴあがぴあとしてさらに進化していくために、2011年7月21日(木)の発行をもって同誌を休刊することを決定いたしました。今後は「ぴあ」のエンタテインメント情報をベースとしたサービスのさらなる強化を図るとともに、新たなメディア・コンテンツの開発に努めてまいります。

ぴあは、エンタテインメント領域のさらなる活性化を目指し、時代の変化に対応しながら、これからもさまざまなメディアを通じて良質なエンタテインメント情報を提供してまいります。


という声明を発表している。正直いって今後どういう展開をはかっていくのか、道筋のようなものは見えてこない。

クレジットカードは「ぴあカード」を所持し、すっかり株価の下がった株式も持っている私としては、どうなってしまうのかなあと不安な気持ちになってくる。

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