京都在住のミュージシャンであるレイ・ハラカミが7月27日に脳出血のため急逝した。享年40歳である。

彼が作っていた音楽はテクノとかエレクトロニカとかいったジャンルに括られるもので、個人的にはほとんど食指の動かぬ分野である。しかしながら彼の音楽にはなんとなく日本的というか叙情的なものがあり、私のような人間でも親しみを感じる部分がある。矢野顕子とのユニット「yanokami」の音も魅力的だった。といってもまともに彼の音楽をyou tubeで聴いたのは訃報に接してからのことだが。そうでなければ、一生縁のない音楽だったかもしれない。

最初は「追悼」を日記のタイトルにしようと思ったけれど、にわかファンにもならない私がそういう表現を使うのも何かおかしいと感じたのでやめにした。

それにしてもレイは27日の午後4時にtwitterでつぶやいていて、その日の午後7時ごろに亡くなってしまったのだから文字通り「急逝」である。彼自身は過去や未来について考えたり、生きることや死ぬことについてあれこれ考える時間も与えられないまま突然この世を去ってしまった。まさに一瞬の夢のような出来事だったに違いない。

一方、この世に残された親族や友人、ファンの悲しみや喪失感は計り知れないものがあるだろう。

最後にyou tubeで見つけた曲を1つ紹介する。興味をもった方は、まだ色々と曲があるので調べてみてほしい。
rei harakami -”nijizou(にじぞう)”
http://www.youtube.com/watch?v=xH6wEzLZ5S0

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