この日記を書いている時、時計は午前4時半ちかくを回っていた。あと30分ほどしたら部屋を出て勤務地へと向かう。「年中無休」をうたう某大型施設の一角で働いているため、盆も正月も関係ない状態だ。雇われてる身としては何も言えないけれど、休み無しってどうなんだろうねとは思ってしまう。昨夜は飲むためにビールを1缶買ったけれど、疲れてうたた寝してしまいそのままにしてしまった。

思えば、ミレニアム(21世紀)を迎える時は深夜のコンビニでレジを売っていた。以前の職場にいた時は元日のイベント(京都御所を周りを走るマラソン大会。現在は中止)のため当日運営はもとより大晦日も設営作業をしていた。そんなことを考えてみると、社会に出てから世間でいうところのお正月の過ごし方、というのをしてこなかった気がする。いや、むしろ正月も普通に働いているのが自分にとっての普通だったかもしれない。

昨日の仕事終わりに近くのスーパーへ買い物へ行くと、今日は7時までの営業(いつもは9時まで)と書いており、来年は6日から始めますと張り出していた。定休日もないスーパーなのだからこれくらい休んでも別に良いのでは、と個人的には思った。

私が小学生の頃はまだ百貨店も週1日の定休日があったような気がする。しかしいつの間にやらデパートもレストランもスーパーも年末年始すらまともに休まなくなり、営業時間もずっと遅くなっていく。同じ頃に「コンビニエンス・ストア」というものも全国に広がりだしたのは偶然なのだろうか。もっともコンビニだって最初から24時間営業という形態だったわけでもない。「セブンイレブン」という名前は、午前7時から午後11時まで営業する、という意味だと覚えている人はいまどれほどいるのか。

休みがなくなって売上げが伸びているというのならまあ話がわかるけれど、百貨店はこの20年ほどずっと業績を落とし続けている。貧すれば鈍する、と一言でいってしまえばお終いかもしれない。しかし、私たちはどっか自分たちのライフスタイルを修正する余地はあるのではないだろうか。世間の流れは簡単に変えられないとしても、個々人のレベルだったら工夫はある程度できるはずである。

私は部屋を出る2時間前くらいに目を覚ましている。早すぎるだろう、と周囲から言われているけれど、そうすることによって本を読んだり日記を書いたりする時間を確保できるのである。今の職場環境は早晩見切りをつけるつもり(あと3ヶ月以内には!)だけれども、このような生活を変えようとは思わない。

別に私たちは苦労するためだけに生まれたわけではない、はずだから。では、いってきます。

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