気持ちが切れるとき

2012年2月26日
先日の休み(仮病)明けの朝、あぶなく遅刻する事態におちいった。いつも部屋を出るかなり前の時間に目覚まし時計を設定しているのだが、二度寝してしまったのである。気がついたのは勤務時間の40分ほど前だ。もっと早く目が起きられなかったのかと焦りながら、今出川通でタクシーを拾ってなんとか事なきを得る。ヒゲもそらずネクタイも締めずコンタクトレンズも着けぬまま仕事をしてしまったが、とりあえず遅刻しなくて良かった(もしも遅刻してしまえば、始末書が待っている)

今朝も目覚ましより1時間ほど遅れて起きてしまった。これは完全に気持ちが切れている証拠である。もう今の職場で働く気力が自分にはほとんど残っていないのだ。

時が経つのは残酷なほど早いもので、もう働いてから5ヶ月目が過ぎようとしている。最初の2ヶ月は叱責の連続で、この10年分は怒られたのではないだろうか。その辺りが一番辛くて、

「今年(2011年)中には辞めたい」

と心の中で叫び続けていたものの、それも空しく昨年中には何も決まらなかった。

しかし人間というのは意外と強い生き物で、3ヶ月経つ頃には怒られる回数もグッと減りなんとか仕事を回すことができるようになる。職場環境に自分がだんだんと慣れていったのだ。そうなっていくとなんだか逃げられなくなる気がしてきて、それも実に嫌な感覚ではあるが。

この1週間で、仮病も含めて3日も休みがあったのが決定的だった。この間に、もうあの勤務地に行きたくない、という気持ちがまた膨らみだしたのである。先日ある企業に面接へ行ったことも大きかった。もう違う環境に行きたい。そればかりである。

まだ来月のシフトは出ていないけれど、3月は人手が足りないため公休が3日くらいしか取れないのでは、という恐ろしい噂が流れている。それはもはや組織の体をなしていないのではないか。

現在の会社と私との契約は3月31日までとなっている。もともと、いても半年まで、と決めていた。年度を超えてまでいるつもりもない。何も決まらなくても辞めてしまいそうな、そういう心境まで追い込まれている。ここが正念場だろう。

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