4月の後半にひいた風邪のタチが悪く、いまだに症状が続いている。昨夜から今朝にかけて日雇いの仕事をしたのだが、鼻水とくしゃみが絶えることがなくて余計に疲れた。今夜も同じ仕事を入れてしまったため、このままではまずいなあ、と帰りに近所の「薬のヒグチ」に行った。

ヒグチに行くのはこの3週間で3度目である。そしてそのたびに何か風邪薬を買っている。最初に買った薬は全く効かず、それから熱が再発してきたので「ベンザブロックL」を試したらやや落ち着いた。しかしそれから鼻づまりがずっと続いて止まらず、昨夜は鼻水とくしゃみが再発している。主な症状がそれななので今回は「ベンザブロックS」をレジに持っていった。もう薬代も4000円くらいになったんじゃないかな、バカバカしい、などと思いながら支払おうとすると、レジの横にいた店員の女性が、

「これを一緒に飲むとよく効くんですよ、いかがですか」

と急に営業を始めてきやがった。それは風邪薬ではなく、栄養ドリンクのようなものだった。

箱には、

「かぜなどの
発熱性消耗性疾患時
病中病後の栄養補給に」

と書かれている。値段は2本で1050円だ。

「うー、1000円を超えるのか。もう風邪に出費したくないな」

と思う一方、

「しかしこれ以上長引いたら仕事にも支障が出てくるし」

とかなり気持ちが弱っていたため、じゃあください、と言ってまんまと買わされてしまった。店員にしてやられたり、と思った。

とりあえずベンザブロックSを飲んでから、このなんだかよくわからないドリンクも口に入れてみる。栄養ドリンクを飲む習慣はほとんど無いけれど、かつて飲んだユンケルみたいな味に感じた。

それから一眠りして夕方に目を覚ましてみると、症状は落ち着いたようには感じる。しかしこれはベンザブロックSの効果かもしれないし、単に睡眠をとったおかげかもしれない。効果のほどは今夜あたりにわかるだろう。

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