今年は珍しく「送り火」を観に行った
2012年8月16日 日常
ずっと田舎で暮らしていたためか、人が多い場所へ行くのは好きではない。連休中に遠出をするのも嫌だし、何か大きなイベントやお祭りをしているところに入りたくもない。だから例えば祇園祭の最中は京都市内の中心部には近寄らないようにしている。
そして今日も人がたくさん集まってくる行事がおこなわれる日だ。8月16日は「五山の送り火」である。送り火のよく見える場所はどこも人でいっぱいになるのでウンザリしてくるし、もちろんその中に加わりたくもない。
しかしながら今回については、近所の船岡山公園はよく見えるしちょっと覗いてみようかな、という思いが頭をよぎった。日記やFacebookに載せるネタを作りたかったのかもしれないし、いつもと違った行動をとってみようと考えたのかもしれない。理由はともかく、午後7時半ごろに部屋を出てサンダル履きのまま歩いて船岡山公園まで向かった。徒歩だとけっこう時間がかかり、公園前に着くころには汗だくの状態になる。
船岡山公園は丘に上がると5つの送り火のうち4つを拝むことができる場所だ。やはりたくさん人が集まっており警察も何人か待機して物々しい雰囲気ではあった。しかし、同じく人でいっぱいとなる鴨川周辺と比べればそれほど混雑はしていないから穴場といえるだろう(これは私の体験ではなく、鴨川と船岡山で送り火を両方観ている人の話だ)。
そうして午後8時になると、順々に山が点灯されていく。そのうちに、公園からは最も大きく見える「左大文字」を撮ったのが画像だ。もちろん多くの人がデジカメや携帯やDS(子どもが使っていた)で撮影していたが、フラッシュをたいても意味ないよ、という声がどこからか聞こえてくる。個人的にも山が遠くにあるのだからフラッシュは意味をなさない、と思い込んではいた。しかし試してフラッシュを使用してみたら、近くの様子がクッキリ写ることによってコントラストとなり、暗闇にただボッと火があるより見栄えがするように感じる。
公園のあちこちをウロウロして写真を撮ったら満足してきたので、8時40分ごろには部屋に向かった。北大路通りには観光バスが何台から止まっており、バス停も人でいっぱいである。この中を自転車で移動していたら厄介なことになっていただろう。歩いてきたのは珍しく正解だ。
道に歩いている人から、左大文字が大きく見えて良かった、というような声も聞こえてくる。私は別に船岡山は初めてでもないのでそうした感慨はなかった(最初に観たときはなかなか感激したけれど)。ただ、
「もう8月16日か。8月も後半なんだな」
という焦りにも似た思いがただ頭の中を回っていただけである。
そして今日も人がたくさん集まってくる行事がおこなわれる日だ。8月16日は「五山の送り火」である。送り火のよく見える場所はどこも人でいっぱいになるのでウンザリしてくるし、もちろんその中に加わりたくもない。
しかしながら今回については、近所の船岡山公園はよく見えるしちょっと覗いてみようかな、という思いが頭をよぎった。日記やFacebookに載せるネタを作りたかったのかもしれないし、いつもと違った行動をとってみようと考えたのかもしれない。理由はともかく、午後7時半ごろに部屋を出てサンダル履きのまま歩いて船岡山公園まで向かった。徒歩だとけっこう時間がかかり、公園前に着くころには汗だくの状態になる。
船岡山公園は丘に上がると5つの送り火のうち4つを拝むことができる場所だ。やはりたくさん人が集まっており警察も何人か待機して物々しい雰囲気ではあった。しかし、同じく人でいっぱいとなる鴨川周辺と比べればそれほど混雑はしていないから穴場といえるだろう(これは私の体験ではなく、鴨川と船岡山で送り火を両方観ている人の話だ)。
そうして午後8時になると、順々に山が点灯されていく。そのうちに、公園からは最も大きく見える「左大文字」を撮ったのが画像だ。もちろん多くの人がデジカメや携帯やDS(子どもが使っていた)で撮影していたが、フラッシュをたいても意味ないよ、という声がどこからか聞こえてくる。個人的にも山が遠くにあるのだからフラッシュは意味をなさない、と思い込んではいた。しかし試してフラッシュを使用してみたら、近くの様子がクッキリ写ることによってコントラストとなり、暗闇にただボッと火があるより見栄えがするように感じる。
公園のあちこちをウロウロして写真を撮ったら満足してきたので、8時40分ごろには部屋に向かった。北大路通りには観光バスが何台から止まっており、バス停も人でいっぱいである。この中を自転車で移動していたら厄介なことになっていただろう。歩いてきたのは珍しく正解だ。
道に歩いている人から、左大文字が大きく見えて良かった、というような声も聞こえてくる。私は別に船岡山は初めてでもないのでそうした感慨はなかった(最初に観たときはなかなか感激したけれど)。ただ、
「もう8月16日か。8月も後半なんだな」
という焦りにも似た思いがただ頭の中を回っていただけである。
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