今週の初めだっただろうか、自転車のブレーキがほとんど利かなくなっている。以前から一方のブレーキが全く駄目だったけれど放っておいてそのまま使っていた。しかしついに前輪も後方も使えなくなってしまったようだ。平らな道を走るくらいだったらこのまま自転車に乗っていたことだろう。だが、私は通勤でけっこうな坂を上り下りするので、ブレーキが利かないというのはとてつもなく危険だ。実際、ここ2、3日はけっこう危ない場面もあり、地面に足をつけて無理矢理ブレーキをかけるようなこともあった。

大ざっぱな私もさすがに、

「これはマズい。すぐになんとかしないと」

と感じて、帰り道に近所の自転車店へ向かう。その自転車は先月もパンク修理をしてもらったが、ちょっと対応が気になってはいた。

「どうして最初から診てくれなかったんですか、私の自転車を」(2012年8月14日)
http://30771.diarynote.jp/201208142110203548/

ご主人が中で作業していたので、

「すいません」

と声をかけると向こうは、

「どうした?」

と気さくというかぶっきらぼうな対応をしている。なんだかまた不安になってきた。

「ブレーキが利かなくなったんです。両方とも駄目で・・・」

というと、

「そうか・・・また明日きてくれるかな?いま忙しくて対応ができなくて」

店に来たのが7時ごろで、まあもう締めるような時間である。こちらもブレーキが直らないと困るのだが・・・。しかしそう言われたものは仕方ないし、無駄足で部屋に帰った。

「なんだかろうなあ。前回の対応もそうだし、この店には縁がないのかなあ」

などと思いながら。

それでも翌日、仕事帰り(自転車通勤は今日も危なかった)にまたこの店へと向かう。割と遅い時間まで開いている近くの自転車店はそこしか思い浮かばないのだ。

「すいません」

と声をかけると、

「どうした?」

と昨日と同じような対応だ。

「昨日の夜も来たんですが、ブレーキが・・・」

「ああ、昨日は悪かったな。おじさん、仕事がいっぱいあってね」

そうですか。今日は大丈夫なんですかね、おじさん。

パンクの場合だと、(修理が終わる)30分後にまた来て、とか言うがそのまま道具を持って作業を始めた。そのまま車輪を確認して、

「前輪も後輪も駄目だねえ」

と言いながら作業をヒュヒュッと進めて、

「はい、できたよ」

と言われた。10分、いやもしかしたら5分もかからなったかもしれない。

しかも、

「500円もらっておこうかな」

と言われたので、素晴らしい!としか言いようがなかった。

見直したよ、Y商会さん。何かあったらまたお願いします。

心の中でそう言いながら自転車で部屋に戻った。

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