思わぬ掘り出し物だった「指なし手袋」
今朝は一段と寒さが厳しくなったように感じた。ラジオからは、滋賀のどっかで初雪が観測された、とかなんとか言っていたような気もする。寝ぼけているからどこまで確かな情報かわからないが。それはともかくとして、部屋にいても手先がめちゃくちゃ冷たい。

「このままの状態では厳しいなあ」

と感じ、千本寺之内にあるローソン100に入りレジのそばに置いてある手袋を買った。105円ですと言われて、5円玉と50円玉を1枚ずつ出すような人間なので、商品もろくに確認しまいまま店を出てしまった。

「自転車のハンドルを握る手も冷たい。はやくはめよう」

と思って手袋を取り出すも、

「あれ?この手袋・・・指先が切れてるぞ」

とここでようやく異変に気づいた。私が買ったのはいわゆる「指なし」という手袋だったのだ。最初は、失敗した!と思ったけれど、これをしばらくこれを見ているうちに、

「お、この手袋だったらこのままiPhoneをいじれるぞ」

「本も読めるぞ」

「キーボードも打てる!」

と使い道がたくさん出て、通勤前には珍しくかなり楽しい気分になった。実際、iPhone操作も読書もキーボード打ちもほとんど支障なくできる。さすがに指先は少し冷たいものの、素手に比べたらずっとマシである。

そういうわけで、部屋で手袋をしながらこの日記を書いている。お前の部屋はどれだけ悲惨な環境なんだと哀れに思う方もいるかもしれないが、暖房をつけるはもう少し、あと少しだけ辛抱したい。京都の冬はまだ寒くなるから。

キーボードや読書はともかくとして、この手袋だったら携帯もそのまま動かすことができる。1つポケットに忍ばせても不便なことはないだろう。ローソン100へ行けば105円で手に入る。これは意外に使える。不注意が原因なものの、思わぬ掘り出し物に出会った朝であった。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索