細くとも、長く

2012年12月31日 日常
今日をもって2012年の終わりである。しかし年越しや3が日の準備は一切していない。もし必要なものがあったら近所のコンビニで手に入れたらいいや、フレスコだって開いてるだろう。そうタカをくくっていた。

しかし、ちょっと気になってフレスコの公式サイトを調べてみたら、全店1月1日から3日まで休業だという。これは意外だったし、周囲の人もけっこう驚いていた。24時間営業をしているからずっと開いていると思うのは自然といえば自然だろう。

昼から夜までずっと外で用事だったので、午前9時に近所のスーパー(ここの営業開始は1月6日から)へ向かい3日分ほどの食べ物を揃えた。黒豆とかカマボコといったおせち料理の類い、また酒は一切買っていない。フリーターの身となった今、そんな晴れがましい気持ちにもなれなかったからだ。

そんな時ふと店内から、

「年越しそばは、細く長く生きられるように、という・・・」

などとアナウンスが流れてきたのを耳にして、

「細く長く、か・・・。蕎麦だけは食べようかな」

という気持ちになって生の蕎麦を2束買って帰った。そして用事を終えて部屋に戻ってから、10時過ぎくらいにその蕎麦をゆでて一人で食べる。

大晦日や元日が一人なのはいつものことなので、それに格別な思いはない。ただ、自分の行く末が全く見えてないことだけは大きな不安である。

いまさら何か大きいことをしようとか一攫千金を狙おう、というような野心は私の中に存在しない。それゆえ、細く長く、というフレーズは今の自分にとってはこれ以上にないくらい相応しい。

果たして2013年は何が待っているんだろう。

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