あまりにもリアルに迫ってきた、励ましの言葉
先日に働くところが決まったので、友人知人にはメールやLINEを通じて「決まりました」と矢継ぎ早に報告をした。おそらく周囲は「あいつ、またすぐ辞めて大丈夫か?今度こそ終わりじゃないのか?」と心配になっていたと思ったからだ。

しかしながら、私の生き死になどに関心を持っている人は自分で思うよりずっと少ないのかもしれない。Facebookでも、

「いろいろお騒がせしてますが、この金曜日からまた働くことになりました。ありがとうございました。」

というコメントに対して付いた「いいね!」は6個である。こないだ大阪で食べた寒ブリ丼の写真(画像がそれ)には「いいね!」が8個付いていたというのに、である。世間は私がどうやって生きるかよりも、食べているラーメンや丼のほうによっぽど興味があるらしい。

それはともかくとして、働きます、というメッセージに対しては、

「おめでとう」
「良かったね」
「どこで働くの?」

などといくらか反応がかえってきたのでそれはそれで嬉しかった。しかし、その中に一人、ちょっと異彩を放つメールをくれた方がいた。以下がその全文である。

<そうですかぁ、ひとまずよかったです。

年齢とともに、新しい環境に馴染むのはなかなかしんどいものです。無理せずゆっくりいって下さい。

落ち着くといいですね。>

このメールは自分にとってかなり真に迫るものがあった。またこれまでと違う職場で一からスタートするにあたり、やはり不安というものは少なからず生じている。この1年でこれが3回目の職場であるが、果たして今回は長く続けられるのだろうか。

上に挙げたメールはもちろん私を励ますために送られたものに違いないけれど、それと同時に、自分の置かれている境遇を再確認させられるものでもあった。

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