冬来たりなば春遠からじ
2013年2月14日 日常
日記を書こうとして気づいたが、新しい職場に来てもう1ヶ月の期間が過ぎていた。どんな場所でどんな仕事をしようとも最初はギクシャクするけれど、作業の内容を覚えるにつれて徐々に自分の役割も明確になり業務が回るようになってくる。所詮は派遣社員という立場での仕事なのだから、当たり前のように仕事をしないと困るのだが。
実際、仕事よりも大変なのは日々の出勤なのは間違いない。始業時間が午前7時というのは、全国平均で見てもかなり早い時間だろう。「ポップ・アート」という芸術ジャンルの代表の一人であるアンディ・ウォーホルは、ニューヨークでは生きることそれ自体が重労働だ、というようなことを言ったらしい(すいません。出典がわかりませんでした)。それをもじっていえば、起きることそれ自体が重労働だ、という感じの毎日である。
まだ真っ暗なうちから部屋を出る生活を続けていると、日頃は気にしないことに目が届くようになってくる。それは、日の出についてである。部屋から自転車で30分かけて勤務地に向かうのだが(これを周囲に話すとみんな渋い顔をする。そんなに大変なことだろうか)、勤務地に着く頃(午前6時50分ごろ)には空が白んでくる。そんなことをしているうちに、外の明るさに対して敏感になってくるのだ。
写真はボヤけているけれど、本日の午前6時15分ごろ、部屋を出た直後の画像である。真っ暗ではあるものの、少しだけ空が明るくなってきていることがわかるだろうか。ちょっと前はこの時間は真っ暗だったけれど、徐々に日の出も早くなってきていることに気づいて思わず撮影したわけである。
毎日毎日、暗くて寒い中を自転車をこいでいると、こういう変化に嫌でも反応してしまうのだ。
起きるたびに、
「寒いなあ。早くこんな冬が終わらないかなあ」
とそればかり考えているからだろう。
しかし、こうやって日の出の変化を実感すると、
「冬来たりなば春遠からじ」
(厳しく寒い冬が来たということは、暖かい春が目の前にきている)
というどこかで見つけた言葉(何かの漫画のセリフだったような)が思い浮かび、もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせる。
ところで、ネットで調べているとこの言葉は文字通りの意味というよりも、
<厳しい冬がくれば、春はすぐその隣、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている。>
http://ことわざ.biz/2006/12/post_27.html
という人生を季節に例えて使うことわざのようだ。
私の人生はまだまだ冬が続いている。もう少し耐えれば季節としての春は1ヶ月くらいで訪れるだろうが、果たして人生の春は自分にやってくるのだろうか。
実際、仕事よりも大変なのは日々の出勤なのは間違いない。始業時間が午前7時というのは、全国平均で見てもかなり早い時間だろう。「ポップ・アート」という芸術ジャンルの代表の一人であるアンディ・ウォーホルは、ニューヨークでは生きることそれ自体が重労働だ、というようなことを言ったらしい(すいません。出典がわかりませんでした)。それをもじっていえば、起きることそれ自体が重労働だ、という感じの毎日である。
まだ真っ暗なうちから部屋を出る生活を続けていると、日頃は気にしないことに目が届くようになってくる。それは、日の出についてである。部屋から自転車で30分かけて勤務地に向かうのだが(これを周囲に話すとみんな渋い顔をする。そんなに大変なことだろうか)、勤務地に着く頃(午前6時50分ごろ)には空が白んでくる。そんなことをしているうちに、外の明るさに対して敏感になってくるのだ。
写真はボヤけているけれど、本日の午前6時15分ごろ、部屋を出た直後の画像である。真っ暗ではあるものの、少しだけ空が明るくなってきていることがわかるだろうか。ちょっと前はこの時間は真っ暗だったけれど、徐々に日の出も早くなってきていることに気づいて思わず撮影したわけである。
毎日毎日、暗くて寒い中を自転車をこいでいると、こういう変化に嫌でも反応してしまうのだ。
起きるたびに、
「寒いなあ。早くこんな冬が終わらないかなあ」
とそればかり考えているからだろう。
しかし、こうやって日の出の変化を実感すると、
「冬来たりなば春遠からじ」
(厳しく寒い冬が来たということは、暖かい春が目の前にきている)
というどこかで見つけた言葉(何かの漫画のセリフだったような)が思い浮かび、もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせる。
ところで、ネットで調べているとこの言葉は文字通りの意味というよりも、
<厳しい冬がくれば、春はすぐその隣、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている。>
http://ことわざ.biz/2006/12/post_27.html
という人生を季節に例えて使うことわざのようだ。
私の人生はまだまだ冬が続いている。もう少し耐えれば季節としての春は1ヶ月くらいで訪れるだろうが、果たして人生の春は自分にやってくるのだろうか。
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