始業/終業についてなど
2013年9月3日 お仕事職場に朝の時間だけパートに来ているドヤ氏に関わる話は、まだある。
彼と私の始業時間は同じで、午前7時からだ。私はいつも始業開始の10分前くらいに職場へ来るようにしている。現場責任者に頼まれている雑用がありそれを片付けているからだ。ただ、そういう作業がなくても多少は早めに出勤するのが社会人のたしなみではあると思う。
しかし、問題のドヤ氏といえば、例外なく始業開始の2、3分前くらいのギリギリにやってくる(下手をすれば遅刻、または無断欠勤もする)。これはおそらく職場のボスが、始業時間の直前の出勤でいいよ、と言われたからだと思われる(私もそんなことを言われた記憶がある)。
別に私はアルバイトを管理する立場でもないし、ギリギリに出勤するくらいならそれほど気にしない。それがその人のペースだと思うからだ。しかし、ドヤ氏にはこれに「おまけ」がつく。彼は職場に着いたらまず打刻(だこく。タイムカードを押すこと)をして、それからエプロンを着て勤務を始める、かと思えば喫煙スペースに行ってタバコを吸い出すのである(さらに缶コーヒーを飲むこともある)。
これにはさすがの私も、
「それはちょっとまずいのでは・・・」
と思ってしまった。時計の針はもう午前7時を回っているのだ。勤務時間に入っているというのにどうしてここで喫煙をするのか。
現場責任者も、
「始業前にタバコを吸うの構わん。ただ、打刻してからというのはおかしい」
と私に言っていた。そして一度は彼にも注意をしたという。しかし言うこともきかないのでそれで終わりにしたらしい。その判断は賢明だったと思う。こんな輩にどう言ったところで従うわけがないのだ。
ドヤ氏の手法(?)は終業に関しても同じような手口を使う。彼の終業時間は12時までだが、「11時57分」くらいで仕事を切り上げるのを常としている。なぜそれがわかるかといえば彼が職場を離れる時に、
「お疲れさぁでしたぁ!」
みたいにデカイ声で終わりと告げるからだ。これは別に彼が礼儀正しいとかそういうものではなく、いわば「居酒屋のノリ」というか「飲食店のノリ」なのだろう。さすがに声を出さずにこういう業種はできまい。
それはともかく、ドヤ氏は12時まで働くことはまずない。理由は始業と同じことで、終わってから着替えて打刻をする頃には12時ちょうどになるという計算をしているのである。こうやって具体的に書いていると、実に彼のケチくさい魂胆が見えてイヤーな気持ちになってくる。
しかしながら、12時57分までしっかり(?)働くというのは、彼にとっては「まだマシ」な方である。酷い時には、11時50分くらいに喫煙スペースに行き、そのまま終業時間まで居座るということもあるからだ。私はこの時間はその喫煙スペース近くで作業しているが、頼みもしないのに自分の作業に彼が加わってきた時もある。
「別に一人で大丈夫ですけど・・・」
と追い払おうとしても、
「いや、手伝いますわ」
と言ってくる。
「何が、手伝います、だ。自分の持ち場に戻りたくないからといって、取ってつけたようなことするな!」
とかなり頭にきた。
こういう時に現場では、
「あれ?ドヤさんどこ行ったの?」
「いないね。帰ったんじゃないの?」
と苦笑の交じった会話が展開される。ドヤ氏は、例えは実に古いが、「腐ったみかん」だとつくづく思う(「腐ったみかん」の意味がわからない方は、ネットで適宜参照していただきたい)。
むろん、就業時間中にちょくちょくタバコを吸っているのも変わらない。彼のおかげで仕事が増えた私(彼がしない分を押しつけられたのだ)を尻目に、恍惚の表情で喫煙をしながら、
「今日は水曜日でしたよね?」
と訊いてきたことがある。
面倒くさいし彼の相手もしたくないので、
「はあ、そうですけど」
と無愛想に答えた。曜日なんて気にしてどうするんだと思ったら、
「今日は・・・週刊少年マガジンの発売日やね!」
と彼は満面の笑みを浮かびながら、そう言った。目当てのマンガでもあるのだろうか。
はー、私もなんだか腐ったみかんになりそうな心境である。
彼と私の始業時間は同じで、午前7時からだ。私はいつも始業開始の10分前くらいに職場へ来るようにしている。現場責任者に頼まれている雑用がありそれを片付けているからだ。ただ、そういう作業がなくても多少は早めに出勤するのが社会人のたしなみではあると思う。
しかし、問題のドヤ氏といえば、例外なく始業開始の2、3分前くらいのギリギリにやってくる(下手をすれば遅刻、または無断欠勤もする)。これはおそらく職場のボスが、始業時間の直前の出勤でいいよ、と言われたからだと思われる(私もそんなことを言われた記憶がある)。
別に私はアルバイトを管理する立場でもないし、ギリギリに出勤するくらいならそれほど気にしない。それがその人のペースだと思うからだ。しかし、ドヤ氏にはこれに「おまけ」がつく。彼は職場に着いたらまず打刻(だこく。タイムカードを押すこと)をして、それからエプロンを着て勤務を始める、かと思えば喫煙スペースに行ってタバコを吸い出すのである(さらに缶コーヒーを飲むこともある)。
これにはさすがの私も、
「それはちょっとまずいのでは・・・」
と思ってしまった。時計の針はもう午前7時を回っているのだ。勤務時間に入っているというのにどうしてここで喫煙をするのか。
現場責任者も、
「始業前にタバコを吸うの構わん。ただ、打刻してからというのはおかしい」
と私に言っていた。そして一度は彼にも注意をしたという。しかし言うこともきかないのでそれで終わりにしたらしい。その判断は賢明だったと思う。こんな輩にどう言ったところで従うわけがないのだ。
ドヤ氏の手法(?)は終業に関しても同じような手口を使う。彼の終業時間は12時までだが、「11時57分」くらいで仕事を切り上げるのを常としている。なぜそれがわかるかといえば彼が職場を離れる時に、
「お疲れさぁでしたぁ!」
みたいにデカイ声で終わりと告げるからだ。これは別に彼が礼儀正しいとかそういうものではなく、いわば「居酒屋のノリ」というか「飲食店のノリ」なのだろう。さすがに声を出さずにこういう業種はできまい。
それはともかく、ドヤ氏は12時まで働くことはまずない。理由は始業と同じことで、終わってから着替えて打刻をする頃には12時ちょうどになるという計算をしているのである。こうやって具体的に書いていると、実に彼のケチくさい魂胆が見えてイヤーな気持ちになってくる。
しかしながら、12時57分までしっかり(?)働くというのは、彼にとっては「まだマシ」な方である。酷い時には、11時50分くらいに喫煙スペースに行き、そのまま終業時間まで居座るということもあるからだ。私はこの時間はその喫煙スペース近くで作業しているが、頼みもしないのに自分の作業に彼が加わってきた時もある。
「別に一人で大丈夫ですけど・・・」
と追い払おうとしても、
「いや、手伝いますわ」
と言ってくる。
「何が、手伝います、だ。自分の持ち場に戻りたくないからといって、取ってつけたようなことするな!」
とかなり頭にきた。
こういう時に現場では、
「あれ?ドヤさんどこ行ったの?」
「いないね。帰ったんじゃないの?」
と苦笑の交じった会話が展開される。ドヤ氏は、例えは実に古いが、「腐ったみかん」だとつくづく思う(「腐ったみかん」の意味がわからない方は、ネットで適宜参照していただきたい)。
むろん、就業時間中にちょくちょくタバコを吸っているのも変わらない。彼のおかげで仕事が増えた私(彼がしない分を押しつけられたのだ)を尻目に、恍惚の表情で喫煙をしながら、
「今日は水曜日でしたよね?」
と訊いてきたことがある。
面倒くさいし彼の相手もしたくないので、
「はあ、そうですけど」
と無愛想に答えた。曜日なんて気にしてどうするんだと思ったら、
「今日は・・・週刊少年マガジンの発売日やね!」
と彼は満面の笑みを浮かびながら、そう言った。目当てのマンガでもあるのだろうか。
はー、私もなんだか腐ったみかんになりそうな心境である。
コメント