5月の初めに「数年ぶり」というほどの酷い二日酔いとなった。詳細な内容についてここではとても触れるわけにはいかないが、ともかく世間に迷惑をかけなくて本当に良かった・・・というのが率直な感想である。
二日酔いの日は平日だったので普段の仕事をしたわけだが、いつもは何でも無い荷物が異様に重たく感じるなど一日を過ごすのが実に辛かった。
こういう経験をすると、
「酒の飲み方も考えないといけないなあ・・・」
という気持ちに嫌でもなってくるものだ。二日酔いの後はいつも考えることではあるけれど、今回は症状が重くしかも長引いたので、いきおい思い悩む時間も多くなった。
私が二日酔いになるときのパターンはもう決まっている。長い時間飲み続けた時、そしてろくに食べもせず飲んでいた時である。これをやると確実に潰れてしまう。
断っておくが、周囲からおかしいと思われるような酒の飲み方はしていない。ただ、これ以上飲んだらマズいかなあ、と感じながらも口に何かを入れることを止められないのだ。要するに、締まりの無い飲み方をしているのである。おかしい飲み方ではないだろうけど、スマートな飲酒というわけでもない。まあ、酒の飲み方に人間性が出ているということなのだろうけど。
しかしそんな自分にも転機というか、飲み方を変えられそうな状況が訪れている。かつてと比べてグッと酒が弱くなってきているのだ。具体的な量についていえば、以前は生ビールを大ジョッキに3杯を平気で飲んでいたけれど、今は大ジョッキ1杯だけで眠くなってくることが多い。単純に考えると、酒の強さがこれまでの3分の1になったといえる。
また、ビールそのものにも弱くなっている。以前はよほどの量を飲まない限り、ビールだけで二日酔いの症状はあまりなかった。しかし最近は飲んだ翌日に頭痛で悩まされることも少なくない。
こうなると「年をとった」とか「身体が弱ってきた」と後ろ向きな考えになってくるものだが、
「これは、飲み方を変える時期だな」
と私は捉えることにしたい。
振り返ってみれば、もともと酒がすごく好きな人間というわけではない。大学時代はサークルなどにも入ってなかったこともあり、ほとんど外で飲む機会はなかった。日常的に飲酒をするようになったのは社会人になってからだろう。年齢でいえば25歳からである。それから13年の月日が経っているわけだが、朝まで飲んだという経験も片手で足りるはずだ。
基本的に夜更かしが嫌いなので、それに抗って飲みたいという気持ちも自分の中には無いのだろう。長く飲み続ける時は、友人知人と複数でいる時である。自分の意思とは関係なく周囲に流されるまま飲んで、悲劇的な目に遭うことも何度かはあった。
別にガバガバと飲み続けられることが幸せなわけではない。飲んでいる時が楽しめるかどうか、そしてそれが後に引かないかどうか。それが肝心なのだ。
そういえば、自分が悪酔いする時の傾向には「楽しくない酒」を飲んだことも挙げられる。もうこれからはこうした事態は避けて飲む量をコントロールしながら「楽しい酒」を追求したい。そう考える38歳の初夏である。
二日酔いの日は平日だったので普段の仕事をしたわけだが、いつもは何でも無い荷物が異様に重たく感じるなど一日を過ごすのが実に辛かった。
こういう経験をすると、
「酒の飲み方も考えないといけないなあ・・・」
という気持ちに嫌でもなってくるものだ。二日酔いの後はいつも考えることではあるけれど、今回は症状が重くしかも長引いたので、いきおい思い悩む時間も多くなった。
私が二日酔いになるときのパターンはもう決まっている。長い時間飲み続けた時、そしてろくに食べもせず飲んでいた時である。これをやると確実に潰れてしまう。
断っておくが、周囲からおかしいと思われるような酒の飲み方はしていない。ただ、これ以上飲んだらマズいかなあ、と感じながらも口に何かを入れることを止められないのだ。要するに、締まりの無い飲み方をしているのである。おかしい飲み方ではないだろうけど、スマートな飲酒というわけでもない。まあ、酒の飲み方に人間性が出ているということなのだろうけど。
しかしそんな自分にも転機というか、飲み方を変えられそうな状況が訪れている。かつてと比べてグッと酒が弱くなってきているのだ。具体的な量についていえば、以前は生ビールを大ジョッキに3杯を平気で飲んでいたけれど、今は大ジョッキ1杯だけで眠くなってくることが多い。単純に考えると、酒の強さがこれまでの3分の1になったといえる。
また、ビールそのものにも弱くなっている。以前はよほどの量を飲まない限り、ビールだけで二日酔いの症状はあまりなかった。しかし最近は飲んだ翌日に頭痛で悩まされることも少なくない。
こうなると「年をとった」とか「身体が弱ってきた」と後ろ向きな考えになってくるものだが、
「これは、飲み方を変える時期だな」
と私は捉えることにしたい。
振り返ってみれば、もともと酒がすごく好きな人間というわけではない。大学時代はサークルなどにも入ってなかったこともあり、ほとんど外で飲む機会はなかった。日常的に飲酒をするようになったのは社会人になってからだろう。年齢でいえば25歳からである。それから13年の月日が経っているわけだが、朝まで飲んだという経験も片手で足りるはずだ。
基本的に夜更かしが嫌いなので、それに抗って飲みたいという気持ちも自分の中には無いのだろう。長く飲み続ける時は、友人知人と複数でいる時である。自分の意思とは関係なく周囲に流されるまま飲んで、悲劇的な目に遭うことも何度かはあった。
別にガバガバと飲み続けられることが幸せなわけではない。飲んでいる時が楽しめるかどうか、そしてそれが後に引かないかどうか。それが肝心なのだ。
そういえば、自分が悪酔いする時の傾向には「楽しくない酒」を飲んだことも挙げられる。もうこれからはこうした事態は避けて飲む量をコントロールしながら「楽しい酒」を追求したい。そう考える38歳の初夏である。
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