チーフタンズほか「ロング・ジャーニー・ホーム」(98年)
2006年11月27日 CD評など
オムニバス チーフタンズ ヴァン・モリソン アイリッシュ・フィルム・オーケストラ ギャロード・グラント メアリー・ブラック ビンス・ギル CD BMG JAPAN 1998/03/21 ¥2,548
シェナンドア川(ヴァン・モリスン&ザ・チーフタンズ)
メイン・テーマ(ギャロード・グラント指揮/アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
バディの嘆き/シップス・アー・セイリング(メアリー・ブラック)
移民(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
アーマーの吟唱詩人~「ラレードの通り」(ヴィンス・ギル)
スキバリーン(シネイド・オーコナー)
ラリーが殺された夜〈ジグ〉(ザ・チーフタンズ&フレンズ)
ジャガイモ(リアム・オ・メンリー)
飢饉(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
信頼できる男、マルドゥーン/おじいさんのうた(ミック・モローニ)
岩場に行ったか?(シセル)
オ・キャロランズ・フェアウェル・トゥ・ミュージック(デレク・ベル)
ポウディーンの妻(ケヴィン・コネフ)
オドンネルの嘆き/ベリル・リール(アイリーン・アイヴァース)
アメリカ(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
ロング・ジャーニー・ホーム〈アンセム〉(エルヴィス・コステロ&アヌーナ)
アサヒビールの新製品「贅沢日和」のCMに流れている歌にふと耳がいった。大貫妙子が歌っているそれはアメリカ民謡”シェナンドア川”である。そのCMでこのアルバムを思い出し引っ張り出してみた。
1997年はアイルランドの大飢饉(1847年)から150年という区切りの年だった。飢饉のため多くのアイルランド人がアメリカなどへ移民する。彼らの歴史を辿るテレビ番組のサウンド・トラックがこの「ロング・ジャーニー・ホーム」だった。
といっても、別に私はこうした歴史に興味を持っていたわけではない。ヴァン・モリソンが1曲参加している、という理由でこのアルバムを買ったまでである。そしてその1曲というのが”シェナンドア川”だった。いま聴いてみても、ヴァンの歌とチーフタンズの演奏は実に素晴らしい。この曲の歌詞の冒頭は、
ああ、シェナンドア川よ、こんなに遠くまで
僕はさすらってきた
というもので、孤高のミュージシャンとして長く活動を続けているヴァンの姿と重なってくる。それが私の胸を打つのだろう。
また、メアリー・ブラックやエルヴィス・コステロといったアイルランドつながりのミュージシャンの客演、全編にわたるチーフタンズの演奏など、すべてにわたり聴きごたえのある作品となっている。必ずしも私はアイリッシュ・ミュージックの愛好者というわけでもないけれど、このアルバムは大好きだ。その理由はなぜなのか、考えてみるのも興味深いかもしれない。
シェナンドア川(ヴァン・モリスン&ザ・チーフタンズ)
メイン・テーマ(ギャロード・グラント指揮/アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
バディの嘆き/シップス・アー・セイリング(メアリー・ブラック)
移民(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
アーマーの吟唱詩人~「ラレードの通り」(ヴィンス・ギル)
スキバリーン(シネイド・オーコナー)
ラリーが殺された夜〈ジグ〉(ザ・チーフタンズ&フレンズ)
ジャガイモ(リアム・オ・メンリー)
飢饉(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
信頼できる男、マルドゥーン/おじいさんのうた(ミック・モローニ)
岩場に行ったか?(シセル)
オ・キャロランズ・フェアウェル・トゥ・ミュージック(デレク・ベル)
ポウディーンの妻(ケヴィン・コネフ)
オドンネルの嘆き/ベリル・リール(アイリーン・アイヴァース)
アメリカ(アイリッシュ・フィルム・オーケストラ)
ロング・ジャーニー・ホーム〈アンセム〉(エルヴィス・コステロ&アヌーナ)
アサヒビールの新製品「贅沢日和」のCMに流れている歌にふと耳がいった。大貫妙子が歌っているそれはアメリカ民謡”シェナンドア川”である。そのCMでこのアルバムを思い出し引っ張り出してみた。
1997年はアイルランドの大飢饉(1847年)から150年という区切りの年だった。飢饉のため多くのアイルランド人がアメリカなどへ移民する。彼らの歴史を辿るテレビ番組のサウンド・トラックがこの「ロング・ジャーニー・ホーム」だった。
といっても、別に私はこうした歴史に興味を持っていたわけではない。ヴァン・モリソンが1曲参加している、という理由でこのアルバムを買ったまでである。そしてその1曲というのが”シェナンドア川”だった。いま聴いてみても、ヴァンの歌とチーフタンズの演奏は実に素晴らしい。この曲の歌詞の冒頭は、
ああ、シェナンドア川よ、こんなに遠くまで
僕はさすらってきた
というもので、孤高のミュージシャンとして長く活動を続けているヴァンの姿と重なってくる。それが私の胸を打つのだろう。
また、メアリー・ブラックやエルヴィス・コステロといったアイルランドつながりのミュージシャンの客演、全編にわたるチーフタンズの演奏など、すべてにわたり聴きごたえのある作品となっている。必ずしも私はアイリッシュ・ミュージックの愛好者というわけでもないけれど、このアルバムは大好きだ。その理由はなぜなのか、考えてみるのも興味深いかもしれない。
チケット、予約できたぞ!
2006年11月26日レッチリのチケットがネット予約できず2日が過ぎた。性懲りも無くイープラスのサイトで色々いじっていたら、自分のお客様番号を無事に確認することができた。そのままチケットを予約する。お客様番号はいろいろな場所に記録した。これで大丈夫だろう。
しかし、SMASHの先行予約でお世話になったのは本年度でコールドプレイとレッチリだけである。かつてジャクソン・ブラウンのチケットを取るためだけに入会して、そのままほとんど利用しないまま退会した経緯がある。
だいたい、先行予約を利用しなければチケットが取れない、という状況はめったに無い。本年度もレッチリを最後に退会、ということになるのかもしれない。
しかし、SMASHの先行予約でお世話になったのは本年度でコールドプレイとレッチリだけである。かつてジャクソン・ブラウンのチケットを取るためだけに入会して、そのままほとんど利用しないまま退会した経緯がある。
だいたい、先行予約を利用しなければチケットが取れない、という状況はめったに無い。本年度もレッチリを最後に退会、ということになるのかもしれない。
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たむらけんじ@京都府立大学「流木祭」
2006年11月25日本来ならば今日1日ずっと会社で作業するつもりだった。しかし、京都府立大学の学園祭に「たむらけんじ」が出るということを知る。そこで無理矢理に仕事を昼で切り上げて、自転車で府立大学へ向かった。
開場が午後2時半だったので午後2時には大学へ着くことにした。会場の体育館の入口にはすでに人がけっこう集まっている。時間どおりに開場して中に入ると館内にはパイプ椅子が並んでいたので、座ることができた。つくづく早く来て良かった。しかも開演まで待ち時間は30分で、さらに入場無料である。その点では滋賀大学の時よりずっと良い。
午後3時、時間どおりに開演である。今日出演したのは出演順に、
中山功太
ストリーク
たむらけんじ
アジアン
たむけんはなぜか3番手だった。この顔ぶれだと最後だろうと思うし、アジアンの二人も、たむけんが前だったのでやりにくい、というようなことを言っていた。
たむけんについては、滋賀大学と内容はほとんど同じである。それでもお客には異様なほどウケていたから良しとしよう。ただ、
「売れてる芸人、全員死ね!」
「特に、陣内死ね!」
「陣内、いい加減にせえ!」
と言っていたのは、結婚報道前の滋賀大学ライブとは違っていたところである。あと、「お笑いライブ、タダ」と書いていたのが気に食わなかったようで、せめて「無料」にせえ、というようなことも言っていた。
ちなみに、今日お腹に書かれていた文字は、
「逆子の逆襲」
というものだった。
開場が午後2時半だったので午後2時には大学へ着くことにした。会場の体育館の入口にはすでに人がけっこう集まっている。時間どおりに開場して中に入ると館内にはパイプ椅子が並んでいたので、座ることができた。つくづく早く来て良かった。しかも開演まで待ち時間は30分で、さらに入場無料である。その点では滋賀大学の時よりずっと良い。
午後3時、時間どおりに開演である。今日出演したのは出演順に、
中山功太
ストリーク
たむらけんじ
アジアン
たむけんはなぜか3番手だった。この顔ぶれだと最後だろうと思うし、アジアンの二人も、たむけんが前だったのでやりにくい、というようなことを言っていた。
たむけんについては、滋賀大学と内容はほとんど同じである。それでもお客には異様なほどウケていたから良しとしよう。ただ、
「売れてる芸人、全員死ね!」
「特に、陣内死ね!」
「陣内、いい加減にせえ!」
と言っていたのは、結婚報道前の滋賀大学ライブとは違っていたところである。あと、「お笑いライブ、タダ」と書いていたのが気に食わなかったようで、せめて「無料」にせえ、というようなことも言っていた。
ちなみに、今日お腹に書かれていた文字は、
「逆子の逆襲」
というものだった。
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チケットが予約できない!
2006年11月24日来年の3月にレッド・ホット・チリ・ペッパーズが来日する。そして早くも、主催者である「SMASH」の先行予約が今日から始まる。SMASHから届いたメールには、
「☆座席は一般発売より良いお席で確保いたします。」
と書いてあるので早めに申し込むことにする。
SAMASHでの会員予約はネットのみであり、イープラスのシステムを通じて申し込む形になっている。まずイープラスの会員になり、そのお客様番号(ID)とパスワードでログインしてチケットを予約するのだ。
私の場合チケットを取るのはもっぱら「ぴあ」を利用しているので、イープラスはめったに使わない。最近で使ったといえば、それこそ春先のコールドプレイの大阪公演(これもSMASH先行予約)にさかのぼる。
そんな状態なので、お客様番号などもすっかり忘れていた。そこでイープラスのサイトで問い合わせをしてみた。氏名、メールアドレス、電話番号を入力し、照会ができればお客様番号を教えてもらえる。
自慢ではないがお客様番号を忘れることが多いので、予約をする時にいつも問い合わせをしている。今日もこれでお客様番号を確認してチケットを申し込めばいいやとタカをくくっていた。しかし、予想外の出来事が待っていた。必要事項を入れてもお客様番号が出てこないのである。何度やっても駄目だ。氏名、アドレス、電話番号、いずれも変更や打ち間違えは無い。
念のためお客様番号は携帯のメモ帳に記録しておいたのだが、これも6月に機種変更をした時に消えてしまった。このままではSMASHどころかイープラスも利用できない。万事休すである。
イープラスのサイトを見ていると、今年の8月16日からシステムが少し変更が加わったようだ。これが影響したのかもしれない。しかし原因はわからない。直接電話で問い合わせをするしか解決方法は無いのかもしれない。こういう状態なので、チケットを予約することができなかった。
「☆座席は一般発売より良いお席で確保いたします。」
と書いてあるので早めに申し込むことにする。
SAMASHでの会員予約はネットのみであり、イープラスのシステムを通じて申し込む形になっている。まずイープラスの会員になり、そのお客様番号(ID)とパスワードでログインしてチケットを予約するのだ。
私の場合チケットを取るのはもっぱら「ぴあ」を利用しているので、イープラスはめったに使わない。最近で使ったといえば、それこそ春先のコールドプレイの大阪公演(これもSMASH先行予約)にさかのぼる。
そんな状態なので、お客様番号などもすっかり忘れていた。そこでイープラスのサイトで問い合わせをしてみた。氏名、メールアドレス、電話番号を入力し、照会ができればお客様番号を教えてもらえる。
自慢ではないがお客様番号を忘れることが多いので、予約をする時にいつも問い合わせをしている。今日もこれでお客様番号を確認してチケットを申し込めばいいやとタカをくくっていた。しかし、予想外の出来事が待っていた。必要事項を入れてもお客様番号が出てこないのである。何度やっても駄目だ。氏名、アドレス、電話番号、いずれも変更や打ち間違えは無い。
念のためお客様番号は携帯のメモ帳に記録しておいたのだが、これも6月に機種変更をした時に消えてしまった。このままではSMASHどころかイープラスも利用できない。万事休すである。
イープラスのサイトを見ていると、今年の8月16日からシステムが少し変更が加わったようだ。これが影響したのかもしれない。しかし原因はわからない。直接電話で問い合わせをするしか解決方法は無いのかもしれない。こういう状態なので、チケットを予約することができなかった。
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口唇ヘルペス
2006年11月20日やっぱり本格的に風邪なんだな。鏡で顔を見た時にそう思った。鼻の下に水ぶくれができて真っ赤になっている。私が風邪になった時によく出てくる症状である。
かつて、あまりに気になるので近所の薬屋に行ったら、「あー。ヘルペスですね」と言われ軟膏を渡されたことがある。これはヘルペスというのかと、そのときに初めて知った。
ネットで調べてみると、厳密には「口唇ヘルペス」と呼ぶらしい。そして、「単純ヘルペスウイルス」というウイルスが原因だという。風邪で熱が出た時、また疲労やストレスなど、体が弱っている時によくかかるという。
ちなみに皮膚症状は2週間くらいで自然に治るそうだ。ただ、鼻の下には常に違和感があるので早く消えてほしい。
かつて、あまりに気になるので近所の薬屋に行ったら、「あー。ヘルペスですね」と言われ軟膏を渡されたことがある。これはヘルペスというのかと、そのときに初めて知った。
ネットで調べてみると、厳密には「口唇ヘルペス」と呼ぶらしい。そして、「単純ヘルペスウイルス」というウイルスが原因だという。風邪で熱が出た時、また疲労やストレスなど、体が弱っている時によくかかるという。
ちなみに皮膚症状は2週間くらいで自然に治るそうだ。ただ、鼻の下には常に違和感があるので早く消えてほしい。
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千葉県ロゴ
2006年11月19日千葉県が新しく作ったロゴについて県民から批判が相次いでいる。「ロゴなんてどうでもいいではないか。そんなことまで文句を言う暇な人もいるもんだな」と思っていた。しかし今日偶然にロゴを見てしまい、考えは180度変わってしまった。
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/b_kouhou/logo/logo061102.html
確かに、これはヒドい。税金を投入してできたのがこれかよ、と千葉県民でもない私でも呆れてしまう。
リンク先に載っているが、デザイナーは1933年生まれ、ということは73歳である。そんな高齢の方に依頼したことがそもそも間違いではないだろうか。これはもう、センスがダサいとかなんとかいう以前の問題である。採用を取りやめた方が良いのでは?
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/b_kouhou/logo/logo061102.html
確かに、これはヒドい。税金を投入してできたのがこれかよ、と千葉県民でもない私でも呆れてしまう。
リンク先に載っているが、デザイナーは1933年生まれ、ということは73歳である。そんな高齢の方に依頼したことがそもそも間違いではないだろうか。これはもう、センスがダサいとかなんとかいう以前の問題である。採用を取りやめた方が良いのでは?
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体調は
2006年11月18日朝おきてみると、寒気がする。カゼのせいで体力が奪われているためか、体もなんだかだるい。試しに体温を計ってみる。これで熱が出ていたら本当に「ナロンエース」の出番だろう。
ピピッ(体温計の音)
体温を見る。35度5分だった。本当か?昨日より1度くらい低いぞ。体温計が信じられなくなる。
それにしても、寒い。天気予報によれば最高気温が13度だという。しかも雨まで降っている。体調が優れない時に、天気がさらに追い打ちをかけてくるようだ。
ただ、鼻水もくしゃみも昨日にくらべれば症状はかなり軽くなっている。ナロンエースが効いたのだろうか。夜になる頃には体調はほとんど回復した。
ピピッ(体温計の音)
体温を見る。35度5分だった。本当か?昨日より1度くらい低いぞ。体温計が信じられなくなる。
それにしても、寒い。天気予報によれば最高気温が13度だという。しかも雨まで降っている。体調が優れない時に、天気がさらに追い打ちをかけてくるようだ。
ただ、鼻水もくしゃみも昨日にくらべれば症状はかなり軽くなっている。ナロンエースが効いたのだろうか。夜になる頃には体調はほとんど回復した。
本格的にカゼをひく
2006年11月17日朝からなんとなく体調がすぐれなかった。午後になり鼻水とくしゃみがひどくなる。特に鼻水はずっと止まらない。明らかにカゼである。
部屋に帰って薬を探してみると「ナロンエース」だけ見つかった。しかしナロンエースは頭痛、発熱などの症状の時に飲むもので、くしゃみや鼻水については触れられていない。
寒気もするのでいちおう体温を計ってみる。しかし平熱だった。それでも、頭痛も感じるような気がしないでもないし、と気休めにナロンエースを飲んで眠ることにした。明日になれば体調が良くなっているだろうか。
部屋に帰って薬を探してみると「ナロンエース」だけ見つかった。しかしナロンエースは頭痛、発熱などの症状の時に飲むもので、くしゃみや鼻水については触れられていない。
寒気もするのでいちおう体温を計ってみる。しかし平熱だった。それでも、頭痛も感じるような気がしないでもないし、と気休めにナロンエースを飲んで眠ることにした。明日になれば体調が良くなっているだろうか。
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たむらけんじ@滋賀大学学園祭
2006年11月12日 ライブ・レポート
昨日の寒さは収まらず天気も悪い。JR京都駅に向かう途中、小雨が降るときもあった。このまま冬の季節に突入するのだろうか。なんとも嫌な日曜日だが、悪天候にもかかわらず電車に乗る。JR石山駅で降りてバスに乗り換え、滋賀大学まで足を運んだ。
滋賀大学は学園祭の最中だ。その中に「It’s 笑 time☆2006」というお笑いのイベントがあり、
とろサーモン
フットボールアワー
たむらけんじ
の3組の芸人が出るというので行ってみたわけだ。もちろん私の目当ては「たむけん」である。
会場は画像の通り、芝生をテントで囲んだ野外ステージである。後ろからだとステージが丸見えだ。チケット(800円)を買わなくてもライブが見れるのではないだろうか。そんなことを思いながら午後3時半に入場である。発売当日にネットで前売り券をすぐ買ったので整理番号171番という若い番号だ。おかげでステージから数メートルの位置に立つことができた。
しかし繰り返すが、ものすごく寒い。しかも開演まで1時間もある。どうしてこんな酷なことをするのだろうかと思いながら待っていると、どこかのダンサーが現れて開演直前までステージでいろいろパフォーマンスをしていた。こんなものを入れるくらいなら開場時間を30分前にしてほしかった。彼らにしてみればたくさんの観客の前で演じられるのは嬉しいかもしれない。しかしこっちはお笑いを観に来たのである。他の場所でやってくれ、というのが正直な感想だった。それにしてもダンサーの歌やラップはものすごく下手だったのには驚く。踊りがどれほど上手でも、歌やラップに必ずしも反映されないことが分かったのがある意味で収穫だった。
そんな前座が終わって、まず「とろサーモン」の2人が出てくる。前にいる小学生くらいの女の子に
「お嬢ちゃん。誰を見に来たの?」
と尋ねて、
「たむけーん!」
と返されたのが最高だった。続いてフットボールアワーが出て来た。ということは「たむけん」がトリである。期待通り、学園祭では獅子舞をかぶっての登場だ。うめだ花月の時は普段着の姿だったので、獅子舞での登場に私は感無量になる。それにしても間近で見る獅子舞はあまりに立派でピカピカだったのには驚いた。中に入っていた「たむけん」はもちろんフンドシ1枚の姿で、
「ほんまに寒い」
と体に書かれていた。
ステージの最中に冷たい風が吹いたり、風でフンドシがめくれたりとネタを邪魔される場面もあった。しかし、
「東京で売れてる芸人、全員死ね!」
「陣内、死ね!」
「陣内のオヤジ、浮気バレろ!」
と「たむけん」は絶好調で約1400人のお客もかなり盛り上がっていた。最後は「ちゃー」のギャグを3連発して終わる。個人的には獅子舞を脱いでから、
「おまえら、もっと笑えよ!」
とケンカ腰でお客を煽ってくれたら最高だったのだが、ホームグランドの関西での彼はそこまでならないようである。それでも、白い息を吐きながらステージを展開していた「たむけん」へは惜しみなく讃辞を送りたい。
ネットで調べてみると11月25日の京都府立大学にも「たむけん」が来るという。もちろん足を運ぶつもりである。
滋賀大学は学園祭の最中だ。その中に「It’s 笑 time☆2006」というお笑いのイベントがあり、
とろサーモン
フットボールアワー
たむらけんじ
の3組の芸人が出るというので行ってみたわけだ。もちろん私の目当ては「たむけん」である。
会場は画像の通り、芝生をテントで囲んだ野外ステージである。後ろからだとステージが丸見えだ。チケット(800円)を買わなくてもライブが見れるのではないだろうか。そんなことを思いながら午後3時半に入場である。発売当日にネットで前売り券をすぐ買ったので整理番号171番という若い番号だ。おかげでステージから数メートルの位置に立つことができた。
しかし繰り返すが、ものすごく寒い。しかも開演まで1時間もある。どうしてこんな酷なことをするのだろうかと思いながら待っていると、どこかのダンサーが現れて開演直前までステージでいろいろパフォーマンスをしていた。こんなものを入れるくらいなら開場時間を30分前にしてほしかった。彼らにしてみればたくさんの観客の前で演じられるのは嬉しいかもしれない。しかしこっちはお笑いを観に来たのである。他の場所でやってくれ、というのが正直な感想だった。それにしてもダンサーの歌やラップはものすごく下手だったのには驚く。踊りがどれほど上手でも、歌やラップに必ずしも反映されないことが分かったのがある意味で収穫だった。
そんな前座が終わって、まず「とろサーモン」の2人が出てくる。前にいる小学生くらいの女の子に
「お嬢ちゃん。誰を見に来たの?」
と尋ねて、
「たむけーん!」
と返されたのが最高だった。続いてフットボールアワーが出て来た。ということは「たむけん」がトリである。期待通り、学園祭では獅子舞をかぶっての登場だ。うめだ花月の時は普段着の姿だったので、獅子舞での登場に私は感無量になる。それにしても間近で見る獅子舞はあまりに立派でピカピカだったのには驚いた。中に入っていた「たむけん」はもちろんフンドシ1枚の姿で、
「ほんまに寒い」
と体に書かれていた。
ステージの最中に冷たい風が吹いたり、風でフンドシがめくれたりとネタを邪魔される場面もあった。しかし、
「東京で売れてる芸人、全員死ね!」
「陣内、死ね!」
「陣内のオヤジ、浮気バレろ!」
と「たむけん」は絶好調で約1400人のお客もかなり盛り上がっていた。最後は「ちゃー」のギャグを3連発して終わる。個人的には獅子舞を脱いでから、
「おまえら、もっと笑えよ!」
とケンカ腰でお客を煽ってくれたら最高だったのだが、ホームグランドの関西での彼はそこまでならないようである。それでも、白い息を吐きながらステージを展開していた「たむけん」へは惜しみなく讃辞を送りたい。
ネットで調べてみると11月25日の京都府立大学にも「たむけん」が来るという。もちろん足を運ぶつもりである。
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結局、チケット代を入金
2006年11月9日 渡辺美里昨日の午後、郵便局に行き「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート」のチケットを振り込んだ。7000円のチケットと送料600円、あわせて7600円である。公演日は1月27日(土)を選んだ。
少し迷ったけれど、1月の最終週ならば休めるだろうと見込んでの決断である。そのまま1泊するのも良いかもしれないが、開演時間は午後5時なので日帰りの選択もできるだろう。
内容については期待しない。1点でも良いこと(ライブで初めて聴く曲があった、とか)があれば満足という気持ちで会場に臨むつもりだ。
少し迷ったけれど、1月の最終週ならば休めるだろうと見込んでの決断である。そのまま1泊するのも良いかもしれないが、開演時間は午後5時なので日帰りの選択もできるだろう。
内容については期待しない。1点でも良いこと(ライブで初めて聴く曲があった、とか)があれば満足という気持ちで会場に臨むつもりだ。
「かけつぎ」の料金、2万円
2006年11月8日そろそろ寒くなってきたので冬物のスーツを着なければならない。しかし、取り出したスーツにいくつか穴があいているのに気づく。虫食いである。新しく買うお金もパッと出てくる状況でもないので修繕してもらうことにした。
店に持っていき、見積もりをしてもらう。小さい穴をふさぐくらいだからそれほどの値段ではないと思ったら店のおばさんが、
「”かけつぎ”だと1つふさぐだけで1万円かかるから、2つで2万円くらいになるよ」
という返事が返ってきた。
2万円?!
買った方が安い、という話である。渋い顔をしたら、
「ミシンだったら5千円くらいになるけど」
とも言ってきた。ただ、それだと仕上がりがあまり奇麗でないらしい。そのまま捨てるくらいなら1度修繕させてみようと思い、それでお願いした。
しかし、「かけつぎ」ってなんだろう。検索したらすぐ見つかったけれどいまいちよくわからない。ただ、穴を一つふさぐのに1万円は高いと思う。いくつかのサイトの料金を見ても、そこまではしないぞ。
店に持っていき、見積もりをしてもらう。小さい穴をふさぐくらいだからそれほどの値段ではないと思ったら店のおばさんが、
「”かけつぎ”だと1つふさぐだけで1万円かかるから、2つで2万円くらいになるよ」
という返事が返ってきた。
2万円?!
買った方が安い、という話である。渋い顔をしたら、
「ミシンだったら5千円くらいになるけど」
とも言ってきた。ただ、それだと仕上がりがあまり奇麗でないらしい。そのまま捨てるくらいなら1度修繕させてみようと思い、それでお願いした。
しかし、「かけつぎ」ってなんだろう。検索したらすぐ見つかったけれどいまいちよくわからない。ただ、穴を一つふさぐのに1万円は高いと思う。いくつかのサイトの料金を見ても、そこまではしないぞ。
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部屋に帰ったらポストに1通のハガキが入っていた。何かの案内だと思い見てみれば、
「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
と書いてある。こないだ朗読会の話を知った時には、日時や会場が未定となっていた。だから、せいぜい来春くらいの話と構えていた時にこの通知である。1月26(金)、27日(土)、28日(日)と3日間にわたっておこなわれるそうだ。
会場は「天王洲 銀河劇場」となっている。「天王洲」という地名は知らなかったので検索したら東京は品川区だった。
http://www.gingeki.jp/index.html
「天王寺」(大阪)だったら近かったのに、などとバカなことを思う。
客席数は746席とけっこう大きい。果たして3公演のチケットは売れてくれるのか。始まる前から心配である。
それにしても、来年の一発目のイベントが朗読とは・・・07年は初めからつまづいたような気がしてならない
「渡辺美里/うたの木 朗読会2007 言の葉コンサート『与謝野晶子・みだれ髪』〜うたに生き、恋に生き、106年を経て出会う魂の真実〜」
と書いてある。こないだ朗読会の話を知った時には、日時や会場が未定となっていた。だから、せいぜい来春くらいの話と構えていた時にこの通知である。1月26(金)、27日(土)、28日(日)と3日間にわたっておこなわれるそうだ。
会場は「天王洲 銀河劇場」となっている。「天王洲」という地名は知らなかったので検索したら東京は品川区だった。
http://www.gingeki.jp/index.html
「天王寺」(大阪)だったら近かったのに、などとバカなことを思う。
客席数は746席とけっこう大きい。果たして3公演のチケットは売れてくれるのか。始まる前から心配である。
それにしても、来年の一発目のイベントが朗読とは・・・07年は初めからつまづいたような気がしてならない
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ザ・キング・オブ・ルクセンブルグ「ロイヤル・バスタード」(87年)
2006年11月4日 CD評など
# 1. ア・ピクチャー・オブ・ドリアン・グレイ
# 2. ヴァレリ
# 3. ザ・ルーベンス・ルーム
# 4. マッド
# 5. ポップトーンズ
# 6. サムシング・フォー・ソフィア・ローレン
# 7. ベイビー
# 8. ザ・ウェディング・オブ・ラモーナ・ブレア
# 9. ハッピー・トゥゲザー(プレリュード)
# 10. スマッシュ・ヒット・ワンダー
# 11. ハッピー・トゥゲザー
# 12. ライアー・ライアー
「CDジャーナル」のサイトで「10月発売“紙ジャケ”ピックアップ!【下旬編】」というニュースを見て驚いた。なんとザ・キング・オブ・ルクセンブルグ(The King of Luxembourg)が再発されるというのである。
といっても、この不思議な名前を知っている人は音楽ファンでも少ないだろう。キング・オブ・ルクセンブルグは、イギリスのドーヴァーで1954年に生まれたサイモン・フィッシャー・ターナーが作った架空のユニットである。サイモンは小さい頃からテレビやラジオで子役として活動していた人であるが、セックス・ピストルズの登場がきっかけで音楽に興味を持つようになる。そしてザ・ザのマット・ジョンソンなどの出会いもあって本格的に音楽に取り組む。彼が所属していたレコード・レーベル「エル」から出したルクセンブルグ名義の初めてのアルバムがこの「ロイヤル・バスタード」であった。
「ロイヤル・バスタード」はカバー中心の作品で、モンキーズ、ハーパーズ・ビザール、タートルズといった60年代のグループから、テレヴィジョン・パーソナリティーズやパブリック・イメージ・リミテッド(P.I.L)といったポスト・パンクまで取り上げている。その選曲のマニアックさなどが一部の音楽ファンで話題になったらしい。
P.I.Lをカバーなどと聞けば先鋭的で刺激のある音があるのかと思う方もいるだろう。しかしこのアルバムに入っているのはまるっきりポップな音ばかりで、深い知識などなくとも充分に楽しんで聴くことができる。ただアレンジはかなり凝っているものが多い。説明するのは難しいが、モンキーズのカバー(2)ではスパニッシュ・ギターが演奏に入るなど、いかにも古典的なヨーロッパという雰囲気とでもいえば良いだろうか。おそらく私がこの作品に惹かれたのはその辺りにあると思う。そして、そのポップさは20年近く経ってもなお色あせていない。
# 2. ヴァレリ
# 3. ザ・ルーベンス・ルーム
# 4. マッド
# 5. ポップトーンズ
# 6. サムシング・フォー・ソフィア・ローレン
# 7. ベイビー
# 8. ザ・ウェディング・オブ・ラモーナ・ブレア
# 9. ハッピー・トゥゲザー(プレリュード)
# 10. スマッシュ・ヒット・ワンダー
# 11. ハッピー・トゥゲザー
# 12. ライアー・ライアー
「CDジャーナル」のサイトで「10月発売“紙ジャケ”ピックアップ!【下旬編】」というニュースを見て驚いた。なんとザ・キング・オブ・ルクセンブルグ(The King of Luxembourg)が再発されるというのである。
といっても、この不思議な名前を知っている人は音楽ファンでも少ないだろう。キング・オブ・ルクセンブルグは、イギリスのドーヴァーで1954年に生まれたサイモン・フィッシャー・ターナーが作った架空のユニットである。サイモンは小さい頃からテレビやラジオで子役として活動していた人であるが、セックス・ピストルズの登場がきっかけで音楽に興味を持つようになる。そしてザ・ザのマット・ジョンソンなどの出会いもあって本格的に音楽に取り組む。彼が所属していたレコード・レーベル「エル」から出したルクセンブルグ名義の初めてのアルバムがこの「ロイヤル・バスタード」であった。
「ロイヤル・バスタード」はカバー中心の作品で、モンキーズ、ハーパーズ・ビザール、タートルズといった60年代のグループから、テレヴィジョン・パーソナリティーズやパブリック・イメージ・リミテッド(P.I.L)といったポスト・パンクまで取り上げている。その選曲のマニアックさなどが一部の音楽ファンで話題になったらしい。
P.I.Lをカバーなどと聞けば先鋭的で刺激のある音があるのかと思う方もいるだろう。しかしこのアルバムに入っているのはまるっきりポップな音ばかりで、深い知識などなくとも充分に楽しんで聴くことができる。ただアレンジはかなり凝っているものが多い。説明するのは難しいが、モンキーズのカバー(2)ではスパニッシュ・ギターが演奏に入るなど、いかにも古典的なヨーロッパという雰囲気とでもいえば良いだろうか。おそらく私がこの作品に惹かれたのはその辺りにあると思う。そして、そのポップさは20年近く経ってもなお色あせていない。
「みだれ髪」を朗読ですって?
2006年10月29日 渡辺美里渡辺美里の公式サイトの掲示板を覗いたら、理解不能の書き込みを見つける。10月28日付の「スポーツ報知」にて渡辺美里の下鴨神社における記事が掲載されているという。ここまでは良い。さらに、与謝野晶子の「みだれ髪」の朗読、とかなんとかが書かれていたのだ。
あまりにも意味がわからないので「スポーツ報知」のサイトに飛んで記事を読んでみた。直接記事を引用するのも具合が悪いので要約してみる。
渡辺美里は来春、与謝野晶子の「みだれ髪」をテーマに朗読コンサートに挑戦するという。「強く生きた与謝野晶子という人の作品に触れることは楽しみ」というのが本人の弁である。もちろん、朗読というのは初挑戦である。記事によれば、かつては桃井かおりが00年に同じような試みをしているらしい。ちなみに日時や会場は未定だが、朗読だけでなく歌も交えたステージを予定しているという。
本人は以前から朗読だけの舞台もやってみたかったらしいが、ファンとしては唐突な話でパッと受け入れられるような内容ではない。「スポーツ報知」の記事には、
「20年間のスタジアム公演を終え、7月に山梨・山中湖で新たな夏をスタートさせるなど新しい試みを続ける美里が、次なるチャレンジとして朗読コンサートを開催する。」
と書かれている。確かに新しい試みを求めるのはけっこうなことである。しかし、彼女のファンがそうした「新しい試み」を受け入れるかどうかといえば、全く別の次元の話である。彼女はこうした試みをすることを是とする人間がどれほどいるか。おそらく、ほとんどいないと思う。「全身歌手」の彼女に朗読を期待するはずがないではないか。
99年の「うたの木」というシリーズのツアーが始まって、もう7年になる。これまでの彼女の試みが受け入れられたかといえば、正直いって疑問と言わざるを得ない内容が多かった。そして、現在の彼女の活動に「うたの木」の成果が反映されているとも思えない。そこに追い打ちをかけてくるような今回の話である。
いま進行中の「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が割と評判が良いのは何故か。それは「うたの木」らしからぬ内容だから、というのが私の結論である。「アコースティック」という言葉を抜きにすれば、選曲など優れた内容だといいたい。ファンの心理とか期待とかはその辺りにあると思っている。
「朗読などするな」と否定するつもりはない。できるうちに挑戦したいことはしたらいい。しかし、その前に本業である「歌手」としての活動を充実させるのが先決ではないか。ツアーの集客も下落の一途をたどる状況を見ていると、そんな立場でもないけれど、彼女の将来が心配になってくる。
あまりにも意味がわからないので「スポーツ報知」のサイトに飛んで記事を読んでみた。直接記事を引用するのも具合が悪いので要約してみる。
渡辺美里は来春、与謝野晶子の「みだれ髪」をテーマに朗読コンサートに挑戦するという。「強く生きた与謝野晶子という人の作品に触れることは楽しみ」というのが本人の弁である。もちろん、朗読というのは初挑戦である。記事によれば、かつては桃井かおりが00年に同じような試みをしているらしい。ちなみに日時や会場は未定だが、朗読だけでなく歌も交えたステージを予定しているという。
本人は以前から朗読だけの舞台もやってみたかったらしいが、ファンとしては唐突な話でパッと受け入れられるような内容ではない。「スポーツ報知」の記事には、
「20年間のスタジアム公演を終え、7月に山梨・山中湖で新たな夏をスタートさせるなど新しい試みを続ける美里が、次なるチャレンジとして朗読コンサートを開催する。」
と書かれている。確かに新しい試みを求めるのはけっこうなことである。しかし、彼女のファンがそうした「新しい試み」を受け入れるかどうかといえば、全く別の次元の話である。彼女はこうした試みをすることを是とする人間がどれほどいるか。おそらく、ほとんどいないと思う。「全身歌手」の彼女に朗読を期待するはずがないではないか。
99年の「うたの木」というシリーズのツアーが始まって、もう7年になる。これまでの彼女の試みが受け入れられたかといえば、正直いって疑問と言わざるを得ない内容が多かった。そして、現在の彼女の活動に「うたの木」の成果が反映されているとも思えない。そこに追い打ちをかけてくるような今回の話である。
いま進行中の「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が割と評判が良いのは何故か。それは「うたの木」らしからぬ内容だから、というのが私の結論である。「アコースティック」という言葉を抜きにすれば、選曲など優れた内容だといいたい。ファンの心理とか期待とかはその辺りにあると思っている。
「朗読などするな」と否定するつもりはない。できるうちに挑戦したいことはしたらいい。しかし、その前に本業である「歌手」としての活動を充実させるのが先決ではないか。ツアーの集客も下落の一途をたどる状況を見ていると、そんな立場でもないけれど、彼女の将来が心配になってくる。
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閉店ですか・・・
2006年10月28日
言い訳じみているけれど、今月は仕事がたてこんで大変だった。密かに何日も徹夜したりとそんな毎日である。
そんな日々も一区切りついたので、今日は美術館に行ったり、自転車のブレーキを直したりと、休みらしい休みを過ごす。
その折に、近所のセブン・イレブンに寄ったら何だか様子がおかしい。店の中がガランとしていて、やたらと「30パーセント引き」だの「15パーセント引き」だのとしている。
外を見て、画像のような張り紙に気づく。この店は明日で閉店するというのだ。ちっとも知らなかった。もっと早く気づいたらビールやお菓子をまとめ買いしていたのに・・・。忙しくて目にとまらなかったのだろう。
そんな日々も一区切りついたので、今日は美術館に行ったり、自転車のブレーキを直したりと、休みらしい休みを過ごす。
その折に、近所のセブン・イレブンに寄ったら何だか様子がおかしい。店の中がガランとしていて、やたらと「30パーセント引き」だの「15パーセント引き」だのとしている。
外を見て、画像のような張り紙に気づく。この店は明日で閉店するというのだ。ちっとも知らなかった。もっと早く気づいたらビールやお菓子をまとめ買いしていたのに・・・。忙しくて目にとまらなかったのだろう。
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下鴨神社とホタルの光
2006年10月27日 渡辺美里京都に移ってから10年ほどになるが、下鴨神社の中に入るのは今日が初めてである。入って見てわかったのは、入口から鳥居まで100メートル以上歩く必要があることだ。そこを通りすぎると人がたくさん集まっている。
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
今夜の渡辺美里のライブ「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」は「第3回世界遺産劇場」の一環としておこなわれるものだ。下鴨神社はもともとイベントをするような場所でもないので、いろいろと無理が生じている。パイプ椅子はぎっしりと敷かれていて前後も左右も間隔が狭く、通る道も2ヶ所しかないので人はそこに右往左往する。しかも地面は砂利なので、歩くたびにザクザクと音がしてうるさい。その上、これは以前も愚痴をこぼしたが、席は29列目とかなり後方でで見づらい。夜も更けて寒くもなってきた。最悪である。始まるまではずっと不満だった。
しかし午後7時1分、後方から照らされていた明かりが消えて開演になった時に印象が変わった。会場の周囲は森に囲まれていて、その間にポッカリと空が顔を出している。そんな場所が真っ暗になると実に幻想的な雰囲気に包まれる。しかも、森の中から時おり光る物体が飛んでくる。それがホタルだと気づくのには時間がかからなかった。光るホタルを見るのは生まれて初めてのことで感激する。
だが、何より良かったのは音響ではないだろうか。山中湖ライブの感想をどこかのサイトで見た時、野外では「音がこもる」という状態にはならないので良かった、というような書き込みがあったのを思い出す。私は今日のライブでそんな印象を持った。また、摂津に続いて2回目だったのでくだらない不安や予測をせずに済んだこと、ホールでしたような演出(過度な照明、映像、長いMC)もなくスッキリしていたことなどもあって、今日のライブは想像以上に楽しむことができた。9時には終演したかったためか、ライブの曲数がこれまでより2曲少なかったけれど不満は全くない。アンコール前も「美里チャチャチャ!」が出てくることもなく最後にスタンディング・オベーションが起きるという、自然な流れでライブを終えることができたのも良かった。
アンコールの1曲目で「京都の曲」をカバーで歌ったのだが、何の曲なのかわからなかった。歌詞をたよりに検索したら”京都慕情”という曲だとわかる。たぶんこの曲を歌うのは最初で最後だろう。以下に曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)悲しいね
(6)Born To Skip
(7)10years
(8)悲しくてやりきれない
(9)蘇州夜曲
(10)ムーンライト ダンス
(11)ジャングル チャイルド
(12)世界で一番遠い場所
(13)青い鳥
(14)いつか きっと
<アンコール>
(15)京都慕情(カバー曲)
(16)すき
(17)My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
関西初の「二郎系」ラーメン
2006年10月23日 地域情報
この日記でラーメンについて書くのはいつ以来だろうか。もちろん、これまでずっとラーメン屋に通い続けている。ただ、書き込みをするたびに、「あいつ、またラーメン屋に行っている」という反響が多すぎるので日記に反映させなかっただけに過ぎない。
しかし、今日紹介する話は「関西初」ということなのでそれなりにニュース性があるだろう。そこで取り上げたいと思う。
10月20日午後6時、京都のラーメン激戦区である一乗寺に一軒のラーメン屋が開店した。あろうことか、その店はこの地域で1、2を争う人気店「天天有」の隣に出店したのである。その店の名前は「ラーメン荘 夢を語れ」という。
この店は、関西では類を見ない「二郎系」のラーメンである。「二郎」とは「ラーメン二郎」のことであり、ネットで検索すればごまんと出てくるだろう。ともかく量が多く、またファンも多いのが特徴のラーメンだ。
私は21日(土)の午後6時前に訪れたが、すでに何人か行列ができていて驚く。開店時間(午後6時)ちょうどに店が開いた。カウンター10席ほどしかないので、すぐに席が埋まる。「二郎系」だけあり、やはり自動販売機の食券をまず買わなければならない。慶応大学近くの「ラーメン二郎」本店で半分も食べ切ることも出来ずに店を出た身としては、迷わず「小」ラーメンを選択した。「小」は麺の量が200グラム、「並」ラーメンは300グラムとなっている(通常のラーメン屋は120〜140グラムらしい)
「二郎」に行ったことのない人はわからないだろうが、あそこではお客が店の人に、
「野菜マシマシ」
「アブラブラブラ」
とか呪文のようなことを言う。要するに、
「乗せる野菜を増やして」
「乗せる脂を増やして」
という注文なのだが、こうした独特のスタイルが「二郎系」の特徴なのだ。
もちろん、京都のお客はそうしたやり取りを知るよしもない。と思っていたら、店の人が、
「ニンニクをお入れしましょうか?」
とお客に尋ねると、
「ニンニク、野菜」
「ニンニク、野菜、アブラ」
と、的確な返事をしてくる。なるほど、並んでいたのは私と同じくラ−メン・マニアだったんだな。
かくいう私は、
「ニンニク」
だけお願いした。別に脂を増やしてほしくもないし、野菜も食べきれるか自信はなかった。そうして出てきたのが画像の「小ブタラーメン」(750円)である。一目見たときに、
「あ、楽勝だな」
と思った。麺も具も二郎ほどではない。そんなわけで野菜、チャーシュー、具は食べきってしまった。スープはさすがに体に悪そうだし2・3口すするだけで終わる。
ザッと感想を述べると、まず麺は美味しくない。太いがまるっきり弾力が無いので食べづらい。チャーシューはおそらく関西一ボリュームがあるので満足である。スープはちょっと単調な味だし脂がゴテッと浮いているので、初めはすすっても脂の味しかしない。そんなところである。
ただ、大量の麺をすすったり大きなチャーシューをほおばったりする時の快感は他店では味わえないのは間違いないものだ。とりあえず1度は試してほしいラーメン屋である。話のタネにはなるだろう。
しかし、今日紹介する話は「関西初」ということなのでそれなりにニュース性があるだろう。そこで取り上げたいと思う。
10月20日午後6時、京都のラーメン激戦区である一乗寺に一軒のラーメン屋が開店した。あろうことか、その店はこの地域で1、2を争う人気店「天天有」の隣に出店したのである。その店の名前は「ラーメン荘 夢を語れ」という。
この店は、関西では類を見ない「二郎系」のラーメンである。「二郎」とは「ラーメン二郎」のことであり、ネットで検索すればごまんと出てくるだろう。ともかく量が多く、またファンも多いのが特徴のラーメンだ。
私は21日(土)の午後6時前に訪れたが、すでに何人か行列ができていて驚く。開店時間(午後6時)ちょうどに店が開いた。カウンター10席ほどしかないので、すぐに席が埋まる。「二郎系」だけあり、やはり自動販売機の食券をまず買わなければならない。慶応大学近くの「ラーメン二郎」本店で半分も食べ切ることも出来ずに店を出た身としては、迷わず「小」ラーメンを選択した。「小」は麺の量が200グラム、「並」ラーメンは300グラムとなっている(通常のラーメン屋は120〜140グラムらしい)
「二郎」に行ったことのない人はわからないだろうが、あそこではお客が店の人に、
「野菜マシマシ」
「アブラブラブラ」
とか呪文のようなことを言う。要するに、
「乗せる野菜を増やして」
「乗せる脂を増やして」
という注文なのだが、こうした独特のスタイルが「二郎系」の特徴なのだ。
もちろん、京都のお客はそうしたやり取りを知るよしもない。と思っていたら、店の人が、
「ニンニクをお入れしましょうか?」
とお客に尋ねると、
「ニンニク、野菜」
「ニンニク、野菜、アブラ」
と、的確な返事をしてくる。なるほど、並んでいたのは私と同じくラ−メン・マニアだったんだな。
かくいう私は、
「ニンニク」
だけお願いした。別に脂を増やしてほしくもないし、野菜も食べきれるか自信はなかった。そうして出てきたのが画像の「小ブタラーメン」(750円)である。一目見たときに、
「あ、楽勝だな」
と思った。麺も具も二郎ほどではない。そんなわけで野菜、チャーシュー、具は食べきってしまった。スープはさすがに体に悪そうだし2・3口すするだけで終わる。
ザッと感想を述べると、まず麺は美味しくない。太いがまるっきり弾力が無いので食べづらい。チャーシューはおそらく関西一ボリュームがあるので満足である。スープはちょっと単調な味だし脂がゴテッと浮いているので、初めはすすっても脂の味しかしない。そんなところである。
ただ、大量の麺をすすったり大きなチャーシューをほおばったりする時の快感は他店では味わえないのは間違いないものだ。とりあえず1度は試してほしいラーメン屋である。話のタネにはなるだろう。
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浜田省吾 京都公演(06年10月22日、京都会館第一ホール)
2006年10月22日 ライブ・レポート
昨年の「MY FIRST LOVE」から1年も経たずして浜田省吾のツアー「MY FIRST LOVE IS ROCK’N’ROLL」が始まった。今年は浜田がソロ・デビューしてから30周年の節目であり、またベスト盤が2枚出たことに伴うツアーという位置づけなのだろう。昨年は大阪城ホールなど大きな会場ばかりであるが、今回は一部を除いて中規模のホールを回る。そんなわけでチケットを手に入れることのできなかった人も多いようで、会場周辺では「チケット譲ってください」という紙を持って立つ人がたくさんいた。たいしてファンでもない私がここに入っていいのだろうかという負い目を感じながらも、「夢番地」で取ったチケットを片手に入場する。
さらに座席は「14列目」となっている。ファンクラブでも無いのにずいぶん良い場所だなと最初は思ったが、京都会館は「最後尾」が1列目なのだ。つまり後ろから14列目が私の席というわけである。しかし、それでも真ん中よりやや後ろであり、しかも1階席なのだから、満足するほかはない。開場から開演まで30分しか時間がなかったので、すぐにライブが始まる。
1曲目は洋楽のカバーでパッとわからなかった。サビの方まで聴いて、スティービー・ワンダーの”A PLACE IN THE SUN”とやっと思い出した。浜田自身のカバーしている曲である。
内容は昨年のツアーと重なる曲が多かった。特に「My First Love」からの曲が目立ち前回との違いがそれほど明確に感じられない。しかし、さきのベスト盤2枚(「The Best of Shogo Hamada Vol.1 」「The Best of Shogo Hamada Vol.2」)に収録の曲が大半なことを考えれば順当な選曲といえよう。個人的には、去年のホール・ツアーの方が、会場のど真ん中のステージで演奏したりなど派手な演出もあり全体的に良かったと思うものの、今回は大好きな”路地裏の少年”が聴けた点で満足である。この曲を始める時、デビュー当時の格好をしてギター1本で歌い、その姿は面白いようなグッときたような、そんな心境になった。
今回で2回目のライブ体験であり知らない曲もたくさんあったものの、良い曲が多いなあと再認識をする。また、ライブ中に使われる映像は実によく練られていると感心する。しかし何よりも、お客が本当に楽しそうにしているのが観客の1人としても嬉しいものである。今回の「年齢調査」で自分が30代に入ってしまったのは複雑な心境だったが(昨年はまだ「29歳」だったので・・・)
ソロ・デビュー30周年かといって大きな会場でライブをするのも照れくさいので、とホールを回るツアーを決めたとステージで浜田は話していた。30年のキャリアを持ってなお自分の原点を忘れない彼の姿勢は、音楽活動とほとんど関係ない私のような人間にも学ぶことは多いように思える。最後にネットで拾った曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)A PLACE IN THE SUN(スティービー・ワンダー)
(2)光と影の季節
(3)HELLO ROCK & ROLL CITY
(4)この夜に乾杯!
(5)旅立ちの朝
(6)二人の絆
(7)彼女はブルー
(8)君に会うまでは
(9)散歩道
(10)路地裏の少年
(11)生まれたところを遠く離れて
(12)初恋
(13)勝利への道
(14)土曜の夜と日曜の朝
(15)Thank you
(16)I am a father
(17)J.BOY
(18)家路
<アンコール1>
(19)ラストショー
(20)MONEY
<アンコール2>
(21)君と歩いた道
(22)ラストダンス
さらに座席は「14列目」となっている。ファンクラブでも無いのにずいぶん良い場所だなと最初は思ったが、京都会館は「最後尾」が1列目なのだ。つまり後ろから14列目が私の席というわけである。しかし、それでも真ん中よりやや後ろであり、しかも1階席なのだから、満足するほかはない。開場から開演まで30分しか時間がなかったので、すぐにライブが始まる。
1曲目は洋楽のカバーでパッとわからなかった。サビの方まで聴いて、スティービー・ワンダーの”A PLACE IN THE SUN”とやっと思い出した。浜田自身のカバーしている曲である。
内容は昨年のツアーと重なる曲が多かった。特に「My First Love」からの曲が目立ち前回との違いがそれほど明確に感じられない。しかし、さきのベスト盤2枚(「The Best of Shogo Hamada Vol.1 」「The Best of Shogo Hamada Vol.2」)に収録の曲が大半なことを考えれば順当な選曲といえよう。個人的には、去年のホール・ツアーの方が、会場のど真ん中のステージで演奏したりなど派手な演出もあり全体的に良かったと思うものの、今回は大好きな”路地裏の少年”が聴けた点で満足である。この曲を始める時、デビュー当時の格好をしてギター1本で歌い、その姿は面白いようなグッときたような、そんな心境になった。
今回で2回目のライブ体験であり知らない曲もたくさんあったものの、良い曲が多いなあと再認識をする。また、ライブ中に使われる映像は実によく練られていると感心する。しかし何よりも、お客が本当に楽しそうにしているのが観客の1人としても嬉しいものである。今回の「年齢調査」で自分が30代に入ってしまったのは複雑な心境だったが(昨年はまだ「29歳」だったので・・・)
ソロ・デビュー30周年かといって大きな会場でライブをするのも照れくさいので、とホールを回るツアーを決めたとステージで浜田は話していた。30年のキャリアを持ってなお自分の原点を忘れない彼の姿勢は、音楽活動とほとんど関係ない私のような人間にも学ぶことは多いように思える。最後にネットで拾った曲目を記す。
(演奏曲目)
(1)A PLACE IN THE SUN(スティービー・ワンダー)
(2)光と影の季節
(3)HELLO ROCK & ROLL CITY
(4)この夜に乾杯!
(5)旅立ちの朝
(6)二人の絆
(7)彼女はブルー
(8)君に会うまでは
(9)散歩道
(10)路地裏の少年
(11)生まれたところを遠く離れて
(12)初恋
(13)勝利への道
(14)土曜の夜と日曜の朝
(15)Thank you
(16)I am a father
(17)J.BOY
(18)家路
<アンコール1>
(19)ラストショー
(20)MONEY
<アンコール2>
(21)君と歩いた道
(22)ラストダンス
「P-hour 07」ライブ・レポート(06年10月21日、京大西部講堂)
2006年10月21日 ライブ・レポートこないだの「ボロフェスタ」に続き、またしても京大西部講堂にやって来た。今日は「p-hour」というイベントで、副題に「 An experience of modern music」とついているごとく、いわゆる「先鋭的」なミュージシャンばかりが出演する。私が行った21日の出演者は、
ROVO
大友良英
The Red Krayola (from USA)
Buffalo Daughter
三田村管打団?
七尾旅人+guest
DJ PINCH
という面々である。私の目当てはレッド・クレイオラ(The Red Krayola)だが、ROVOやBuffalo Daughterなど、こういう機会でなければ絶対に観ないであろうグループも体験しようとも思っていた。
昼前に目を覚まし、モタモタしながらネットでタイム・テーブルを確認したところ、予想外にもレッド・クレイオラは2番目の出演だった。トリではなかったのか。仕方ないのですぐ身支度をして自転車で百万編に向かったのは午後2時半ごろだった。
講堂に入りしばらく待っていると、1番手の七尾旅人(ななお・たびと)が出てきた。七尾旅人はデビュー当時、一部で「天才」と騒がれた人であるが、どんな人かはまったく知らなかった。バックはバイオリンのみで、七尾がアコギと歌だけという編成だった。パッと聴いた限りではトーキング・ブルースという調子の歌で、10分、20分とそれが続いた。と思ったら後半では何か機械で音をいじくりだしサウンドスケープのようなことを始める。なるほど、確かにこのイベントに呼ばれるような音楽性も持っていると気づいた。それで30分ほど演奏をしたが、時間が10分ほど残ったので、ルイ・アームストロングの”この素晴らしき世界”を自分の歌詞で歌って終わる。
それが終わってしばらく舞台替えがあるかと思ったら、5分ほどで準備が終わる。ものすごい手際の良さで驚いた。ステージ上でギターをいじっていた白髪の男性が「コンニチワ」と言って演奏を始める。この男こそ、ビートルズがいた時代から現在まで独自の活動を続けているメイヨ・トンプソンで、彼が率いるレッド・クレイオラの登場だ。最新アルバム「イントロダクション」(06年)からの”Breakout”で始まったライブは、とにかく最高だった。ギター、アコーディオン、ドラムス、そしてメイヨがギターと歌という変則的なバンドが出す音は、CDよりも遥かに刺激的で多くのものが伝わってくる。
今日のイベントに出てくる人たちは言葉とかメロディとかを度外視した表現ばかりで、つまりは音だけで勝負しなければならない。そうした中にあっても、レッド・クレイオラのパフォーマンスはずば抜けたものだった。それは会場の誰もが感じていたようで、演奏が終わるたびに拍手が大きくなり、トリでもないのに1曲アンコールをするほど歓迎を受けた。CDだけでは今ひとつわからなかったけれど、実際に観ることにより彼らの凄さを実感することができた。
しかし、あまりにもレッド・クレイオラが素晴らしすぎたので、あとの出演者にはほとんど興味がもてなくなってしまう。食事をするために会場を抜けたりしながら、バッファロー・ドーターやROVOも10分くらいは観たけれど、夜も更けて寒くなってしまったので、午後7時半ごろには部屋に帰った。
ROVO
大友良英
The Red Krayola (from USA)
Buffalo Daughter
三田村管打団?
七尾旅人+guest
DJ PINCH
という面々である。私の目当てはレッド・クレイオラ(The Red Krayola)だが、ROVOやBuffalo Daughterなど、こういう機会でなければ絶対に観ないであろうグループも体験しようとも思っていた。
昼前に目を覚まし、モタモタしながらネットでタイム・テーブルを確認したところ、予想外にもレッド・クレイオラは2番目の出演だった。トリではなかったのか。仕方ないのですぐ身支度をして自転車で百万編に向かったのは午後2時半ごろだった。
講堂に入りしばらく待っていると、1番手の七尾旅人(ななお・たびと)が出てきた。七尾旅人はデビュー当時、一部で「天才」と騒がれた人であるが、どんな人かはまったく知らなかった。バックはバイオリンのみで、七尾がアコギと歌だけという編成だった。パッと聴いた限りではトーキング・ブルースという調子の歌で、10分、20分とそれが続いた。と思ったら後半では何か機械で音をいじくりだしサウンドスケープのようなことを始める。なるほど、確かにこのイベントに呼ばれるような音楽性も持っていると気づいた。それで30分ほど演奏をしたが、時間が10分ほど残ったので、ルイ・アームストロングの”この素晴らしき世界”を自分の歌詞で歌って終わる。
それが終わってしばらく舞台替えがあるかと思ったら、5分ほどで準備が終わる。ものすごい手際の良さで驚いた。ステージ上でギターをいじっていた白髪の男性が「コンニチワ」と言って演奏を始める。この男こそ、ビートルズがいた時代から現在まで独自の活動を続けているメイヨ・トンプソンで、彼が率いるレッド・クレイオラの登場だ。最新アルバム「イントロダクション」(06年)からの”Breakout”で始まったライブは、とにかく最高だった。ギター、アコーディオン、ドラムス、そしてメイヨがギターと歌という変則的なバンドが出す音は、CDよりも遥かに刺激的で多くのものが伝わってくる。
今日のイベントに出てくる人たちは言葉とかメロディとかを度外視した表現ばかりで、つまりは音だけで勝負しなければならない。そうした中にあっても、レッド・クレイオラのパフォーマンスはずば抜けたものだった。それは会場の誰もが感じていたようで、演奏が終わるたびに拍手が大きくなり、トリでもないのに1曲アンコールをするほど歓迎を受けた。CDだけでは今ひとつわからなかったけれど、実際に観ることにより彼らの凄さを実感することができた。
しかし、あまりにもレッド・クレイオラが素晴らしすぎたので、あとの出演者にはほとんど興味がもてなくなってしまう。食事をするために会場を抜けたりしながら、バッファロー・ドーターやROVOも10分くらいは観たけれど、夜も更けて寒くなってしまったので、午後7時半ごろには部屋に帰った。
大入り袋@摂津市民文化ホール
2006年10月19日 渡辺美里
明日の朝に新幹線で東京に行かなければならないという不安を抱きながら、会社を昼で切り上げて大阪は摂津市へ向かった。「Sing and Rosesアコースティックライブ〜うたの木〜」が行われる摂津市民文化ホールに行くためである。
河原町から阪急電車の特急に乗り、高槻から普通電車に乗り換えて南茨木で降りて、そこからモノレールに乗り換えて摂津までは無事に着く。ここまでは良かった。しかし、初めての土地ではいつものことだが、迷子になってしまい会場にたどり着けない。最後の手段で、チケットに書いてある問い合わせ先に携帯で電話してみた。
わ「すいません。モノレールから来たんですけど、どうやっていったら良いでしょうか?」
ホールの人「川沿いをずっと北へ歩くと警察署があって、そこから1分くらいです」
その時、私は川から離れるようにずっと歩いていた。あわてて川の方に戻ったのは言うまでもない。
ホールの人の言うことを聞いて歩くこと5分、なんとか会場にたどり着いたのは開場時間ちょうどの午後6時半ほどだった。会場前のポスターには「完売御礼」というシールが貼ってあり、入場する時にはなんと大入り袋までもらった。開けると、五円玉が入っていた。
肝心の内容は、また別のところで記したい。といいながら、もう1年も更新などしていないので、曲目をずっと下に記そうと思う。
<演奏曲目>
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)I wish
(6)シンシアリー
(7)悲しいね
(8)Born To Skip
(9)秋の気配
(10)10years
(11)悲しくてやりきれない
(12)蘇州夜曲
(13)ムーンライトダンス
(14)ジャングルチャイルド
(15)世界で一番遠い場所
(16)青い鳥
(17)いつかきっと
<アンコール>
(18)すき
(19))My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
河原町から阪急電車の特急に乗り、高槻から普通電車に乗り換えて南茨木で降りて、そこからモノレールに乗り換えて摂津までは無事に着く。ここまでは良かった。しかし、初めての土地ではいつものことだが、迷子になってしまい会場にたどり着けない。最後の手段で、チケットに書いてある問い合わせ先に携帯で電話してみた。
わ「すいません。モノレールから来たんですけど、どうやっていったら良いでしょうか?」
ホールの人「川沿いをずっと北へ歩くと警察署があって、そこから1分くらいです」
その時、私は川から離れるようにずっと歩いていた。あわてて川の方に戻ったのは言うまでもない。
ホールの人の言うことを聞いて歩くこと5分、なんとか会場にたどり着いたのは開場時間ちょうどの午後6時半ほどだった。会場前のポスターには「完売御礼」というシールが貼ってあり、入場する時にはなんと大入り袋までもらった。開けると、五円玉が入っていた。
肝心の内容は、また別のところで記したい。といいながら、もう1年も更新などしていないので、曲目をずっと下に記そうと思う。
<演奏曲目>
(1)SHOUT〔ココロの花びら〕
(2)My Revolution
(3)シャララ
(4)虹をみたかい
(5)I wish
(6)シンシアリー
(7)悲しいね
(8)Born To Skip
(9)秋の気配
(10)10years
(11)悲しくてやりきれない
(12)蘇州夜曲
(13)ムーンライトダンス
(14)ジャングルチャイルド
(15)世界で一番遠い場所
(16)青い鳥
(17)いつかきっと
<アンコール>
(18)すき
(19))My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)